社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

『くらげ中二』という昔ジャンプに連載していたクラゲ漫画

週刊少年ジャンプと言えばやはり「打ち切り漫画」だろう。 数多くの漫画が大ヒットを夢見て連載を始め、あの週刊少年ジャンプに連載したという思い出だけ作って打ち切られる。 そんなあまりにも悲しい現実。夢の果て、野望の墓、人生の捨て場でもある週刊少…

「R-1ぐらんぷり2020」感想。無観客でも上沼恵美子さんに酷評されても野田クリスタルは面白い

新型コロナ感染拡大予防のため、一般客の来場を取りやめて無観客という、お笑い芸人さんからしたらやり辛く、審査員からしても客の反応が確認出来ないため、本人のセンスが今まで以上に問われるという前代未聞の大会となった「R-1ぐらんぷり2020」 振り返り…

映画『Fukushima50』感想。素晴らしい冒頭と嫌悪感しかないラスト

ネットでは「事実の加工」がされているという事実との相違の問題や、イデオロギーの対立の道具になったりしている本作だが、個人的にはそういう事じゃなくて、単純に娯楽映画として酷い出来であり、あまりにも邦画の悪い所が凝縮されているとかそういう話を…

TV版未見のオタクが劇場版『SHIROBAKO』観た感想。

世間では大人気でも、触れてこなかったコンテンツってあると思う。 僕の場合はそれが『SHIROBAKO』だった。 理由は色々あって、社畜で辛い時期だったので社畜アニメを見たくなかったとか。 嫌いな上司があいさつに「ドンドンドーナツどーんと行こう!」って…

シャークネードだけじゃない!漫画『チェンソーマン』感想。レゼ編の完成度に感動した話

「チェーンソー」「サメ」「トルネード」「爆弾」と言えばなんだろうか。 そう、みんな大好き国民的サメ映画『シャークネード』である。 サメ映画と言えば、チェーンソーがサメの好敵手なのがお決まりだった訳ですが、チェンソーマンでは台風&爆弾コンビと戦…

映画『初恋』感想。ハピハピ極まるベッキーと染谷将太の怪演がまじ怪演

あの三池崇史監督が「さらば、バイオレンス」と宣伝したこの映画は冒頭から生首が転がり、銃弾と血、刀と四肢が飛び交う最高にイカしたバイオレンス映画になっている。 つまり「さらば、バイオレンス」とは真っ赤な嘘ということだ。 しかし同時に「さらば、…

スシローでラーメン食べたら『南極料理人』のラストを思い出した話

ラストシーンが大好きな映画ってあると思う。 僕なら『トリック劇場版 ラストステージ』や『インセプション』、最近なら『ジョジョ・ラビット』などがある。 そして『南極料理人』の終わり方も味わい深い。 『南極料理人』とは堺雅人が料理人として南極に一…