社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

2020-01-01から1年間の記事一覧

FF14 プレイ日記XIV 「機工城アレキサンダー」攻略。劇場版FF14時空のオーヴァークォーツァー

サリャク河の中央に沈むシャーレアンの遺跡が、突如として「機械仕掛けの巨人」となり動きだした。なんと、ゴブリン族の科学者集団「青の手」が、遺跡に神降ろしを行い、大型蛮神として召喚したのである。このまま大型蛮神の完全起動を許せば、低地ドラヴァ…

ホラー映画『事故物件 恐い間取り』感想。

ドラえもんの映画を観たかっただけなのに、『事故物件』のコラボCMでクロちゃんの気持ちの悪い映像を観せられる映画館が一番の事故物件になってしまった。 (c) 2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会 「事故物件」 それは殺人、自殺、孤独死、無理心中……な…

FF14プレイ日記XIII「蒼天のイシュガルド」を終えて(終えてない)

遂に魔大陸に突入!!! そこに迫りくるガレマール帝国軍。 絶体絶命の光の戦士。 そこに現れてのはイゼル。 彼女は生きる大義を失った。 彼女は「竜と人との融和」という理想、大義を持ち行動するものの、聖竜から真実を告げられた際、その幻想を砕かれ、そ…

FF14プレイ日記Ⅻ レベル50からの白魔導士は忙しい。

蒼天のイシュガルド編に入ってから思うこと △白魔導士が思っていたより忙しい □油断するとタンクの人すぐ死んでしまう という訳で新生エオルゼア編で長らくぬるま湯のような戦闘ばかりしていた僕は完全に白魔導士の戦い方が鈍っており、パーティーに迷惑をか…

『スパロボDD』1周年の軌跡と感想。このゲームは何が変わり、何が変わらなかったのか

2019年8月21日にバンダイナムコエンターテインメントより配信されたiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』はめでたく1周年を迎えました。 最近のソシャゲは半年ぐらいでサービス終了するのも多く、まさか『スパロボDD』が1周年を迎える事が出来るな…

『2分の1の魔法』感想。この映画に「全力少年」は合ってなくねって話

ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』を観ました。 映画自体はとても面白くて、近年のディズニー/ピクサー映画の中でも好きです。 私は吹き替え版を観たのですが(というか吹き替えしかやってない) 主役の兄弟を演じる志尊淳さんと城田優さんのコンビ…

FF14プレイ日記Ⅺ オルシュファン好き好き大好き超愛してる

「蒼天のイシュガルド編」のストーリー滅茶苦茶面白いよ~辞め時がないよ~状態である僕。 世界観の説明だけでなく、キャラクターに焦点が当たってストーリーが進んでいくのが「新生エオルゼア編」と違ってより楽しめている理由かもしれない。 という訳でFF1…

FF14プレイ日記Ⅹ 遂に蒼天のイシュガルド編突入!NPCと共に戦えるの嬉しい

このプレイ日記も何だかんだで10回目です。その記念すべき回に新章「蒼天のイシュガルド」に突入出来るのはワンピース好きとしては「伝説は始まった」感あって良いですね。という訳でよろしくお願いします。 前回、予想外の鬱展開で幕切れとなった「新生エオ…

FF14「新生エオルゼア編」感想。オンライン要素は怖くないし、独りでも楽しめる

私は MMORPGを遊んだことがない。 なぜなら「怖い」からだ。 「初心者だから」という言い訳が通用せず、初めて行くダンジョンでも「知らなかった」は禁句。 あらかじめ予習をして、脳内ゲームで練習した上で、初めてダンジョンに挑戦できるイメージが…

FF14プレイ日記Ⅸ 新生エオルゼア編2.5クリア!怒涛の鬱展開で辛い。

2019年から始めたFF14「新生エオルゼア編」も遂に完結。 以前にも完結と書いたものの実はまだ終わっていなかった新生エオルゼア編。 FF14では「パッチ」という言葉をよく聞くが、新生エオルゼアのメインクエストをクリアしてからイシュガルドに入る…

ネトフリ作品『アンブレラ・アカデミー』感想と魅力。短パンショタ(中身58歳のジジイ)最高!

NETFLIXに加入して勉強になったことは、海外にも面白くない作品は一杯あるという当たり前を知れたことだったりする。 確かにネトフリオリジナル作品の中でもドキュメント系は面白いのが多いし、年に1本ぐらい「これはアカデミー賞狙いますで~」みたいな意…

FF14プレイ日記Ⅷお嬢様が征くクリスタルタワー攻略!

常々、ゲームの中でさえコミュ障なのを気にしていた僕ですが、解決策を見出しました。 演じるのです。 ありのままの自分でやろうとするから過去の失敗を思い出し、緊張が生まれ、そこから「自分なんかには出来ない」という負け犬根性が大きくなるのです。 現…

食べると虚無。噛み締めるほどに虚無。くら寿司「海の宝石軍艦」

大手回転寿司チェーン店の寿司を食べて「不味い」となったことは中々ない。 確かに「期待したよりうまくない」「写真と実物が全然違う」「1回食べたら十分」みたいな感想を持つことは多々あるが、100円から200円と大変リーズナブルな価格なので「値段…

『ゴースト・オブ・ツシマ』感想レビュー。誉れ高き最高の和風オープンワールド

あなたはドラマ『暴れん坊将軍』「江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖」の回をご存じだろうか。 『暴れん坊将軍』とは松平健演じる徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助に扮し、江戸城下民と交流し世に蔓延る悪を討つ、という勧善懲悪時代劇である。 基本…

FF14プレイ日記Ⅶ「レリック武器」タイラスを求めて

以前の日記で新生エオルゼア編完って書いたぐらい気持ち的には既に蒼天のイシュガルドを進めている気分だったのですが www.shachikudayo.com 調べてみるとまだまだ新生エオルゼアやん! 2.0をクリアしただけで2.1から2.5まであるらしい。あのクソ長いエンド…

映画『透明人間』を観て香取慎吾主演のドラマ『透明人間』を思い出した話と感想

人生で1度ぐらい「透明人間になったら」と薄っすらボンヤリとした妄想をした事があると思う。 私はある。 やはりまずは覗きだ。 女湯、更衣室、女性の部屋などなど。 多感な中学生時代に1度は妄想してしまった人は多いだろう。 次に侵入。 覗きと似ている…

FF14プレイ日記⑥さらば砂の家。ようこそ石の家

個人的FF14引退したくなる時ランキング~ 3位、寄り道出来ず正解ルート一直線で進んでいくしかない コンテンツファインダー攻略 MMOなので効率第一なのは仕方ないかもしれないが。 2位、余りに多すぎる虚無なお使いクエスト エオルゼアを救おうとしている…

FF14プレイ日記⑤復帰するのに滅茶苦茶苦戦した話。

約1年前に新生エオルゼア編をクリアした後、FF14を引退していた。 これには理由がある。 www.shachikudayo.com 新生エオルゼア編をクリアの達成感から他の人のFF14 プレイ日記を読みふけったが、大概は仲良し集団のチームプレイや団体芸、彼女との二人三脚み…

Netflix『呪怨 呪いの家』感想。厭が加速していくこの感覚

「人を怖がらせる」ために作られた映画はどうしてこんなにも多くの人を惹きつけるのだろうか。 個人的には「恐怖」に勝る感情の動きが中々ないからだと思う。 気持ちの揺れ。 美しいモノや、綺麗な物語を観ても楽しめたり癒されるが、人体破壊や吐き気を催す…

映画『ソニック・ザ・ムービー』感想。ビデオゲーム原作映画1位を目指して

アメリカ国内における興行収入が1億4,575万ドル(約160億円)に達し、『名探偵ピカチュウ』を抜き、アメリカで最も売れたビデオゲーム原作映画になった『ソニック・ザ・ムービー』 その結果に浜村通信も大喜びしていたが、世界興行収入ではコロナの影響で急…

【ネタバレ】『The Last of Us Part II』感想。ラスアス2をポリコレポリコレと言うあなたへ

『The Last of Us Part II』(以下『ラスアス2』)クリアした。プレイ時間約33時間の大ボリュームだった。 『ラスアス2』とは前作が2013年に発売され、圧倒的人気で累計売上本数が全世界で1700万本以上を記録し、ゲーム史上最多となる231以上のメディアで…

『ダークソウル3』感想日記。死んで死んで死んでコントローラー投げて

『ソウル』シリーズと言えばフロムソフトウェアの看板タイトルにして、国内外からの評価も高い『ダークソウル』(『デモンズソウル』『ブラッドボーン』『SEKIRO』)ダークな世界を舞台としたアクションRPG及びアクションアドベンチャーであり、「フロムのゲ…

PS5のソフト、君はどれは買う?僕はこれ

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2020年6月12日、今年後半に発売を予定している次世代ゲーム機「PlayStation 5」の本体デザインとゲームソフトを『PS5 - THE FUTURE OF GAMING SHOW』で発表しましたね。 日本時間の朝5時開始で、ソニーから「…

【タイパラ】『タイムパラドクスゴーストライター』感想とこれからの展開妄想

週刊少年ジャンプ2020年24号、『鬼滅の刃』の完結と同時に始まった新連載である『タイムパラドクスゴーストライター』(以下、『タイパラ』)(このタイパラは残念ながら『聖闘士星矢』のタイタン×パラスのカップリングのことではない。) 今回は本作につい…

『サクラテツ対話篇』感想。藤崎竜先生によるソクラテス哲学

退屈な日常に憂鬱を覚えて、非日常に強く憧れるヒロインの前にある日いきなり宇宙人や未来人、神様などが現れて勢力争いを繰り広げる中で、主人公の男子高校生がそれに巻き込まれるというSF作品と言えば何だろうか。そう、皆さんご存知である『涼宮ハルヒの…

【ネタバレあり感想】『The Last of Us(ラストオブアス)』とかいう奇怪なゲームについて

2013年に発売された『The Last of Us(ラストオブアス)』は累計売上本数が全世界で1700万本以上を記録。 また、ゲーム史上最多となる、231以上のメディアで「GOTY(ゲームオブザイヤー)」を受賞した紛れもなく歴史に「名作」として名を残すゲームである。 …

『「犬鳴村」恐怖回避ばーじょん 劇場版』感想。

悪ノリはYouTube動画ぐらいの尺が丁度いい。 「犬鳴村」恐怖回避ばーじょん 劇場版 ©2020 「犬鳴村」製作委員会 興行収入13.7億円突破、動員100万人超えとなった『犬鳴村』 その宣伝の施策として「怖くない加工」を施した「恐怖回避ばーじょん」を1月にSNSで…

コロナ禍を受けて、「休日は外出しなければならない」という呪縛の針が抜けた話。

「家でゴロゴロダラダラしない!」 学生時代の休日、親からこの言葉を口酸っぱく言われ続けてきた。 「少しは外に出て!」 これもそう。 特に部活動とかにも入っていなかった僕は土、日はもっぱらゲーム&ゲームである。 学校帰りも帰宅部らしく、速攻で家に…

ジャンプ漫画『デモンズプラン』感想。魅力はカイリキーだけじゃない

ジャンプ戦線審美眼が高次元の諸君なら、新連載1話目で、その漫画が大ヒットするか、打ち切りになるのか「読む」ことが出来るだろう。 私も自分で言うのも何だが、ジャンプ戦線審美眼の高次元ホルダーであり、今までも数多くのジャンプ漫画を1話目で「更新…

映画『ファイナルファンタジー』感想。FF映画というよりガイア理論宗教映画

制作費は約160億円だったが、興行収入は世界で約30億程度。 結果的に約140億前後の大赤字を出して、あのギネスブックに興行赤字の例として記載されてしまったことでも有名な本作。 それ自体は仕方ないが、その余波が私が当時楽しみにしていたアニメ『FF:U ~…