本作は,アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズの第23弾『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の公開を記念して制作された作品である所謂キャラゲーだ。
今回はこのゲームの感想を書いていくよ。
3500円のキャラゲー
ゲームの舞台となるのは鈴木園子の伯父である鈴木次郎吉が建設した巨大なテーマパーク(映画でよくある設定)3エリア・全30ステージで構成されるコースには、障害物やギミックが多数仕掛けられており、その中をコナンがターボエンジン付スケボーで全力疾走。ハイジャンプ、回転ジャンプ、サッカーシュートなど、迫力の3Dアクションで様々な障害物を突破し、秘宝が眠るゴールを目指していくゲームになっている。
キャラゲーとしてもボイスがあるのがコナンとキッドだけという省エネ設計になっており、他のキャラはストーリーで顔出しするのと、コナンくんを浮遊させてくれたり、一時停止させたり超能力でサポートしてくれる。
コナン君のゲーム、安室さんの浮遊能力で笑ってしまった #NintendoSwitch pic.twitter.com/O7nR3Jr3H6
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年4月11日
阿笠博士、DIOみたいなザワールド使えるし、やはりこいつがラスボスでは!? #NintendoSwitch pic.twitter.com/Cim7JSjl1a
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年4月13日
ゲームも基本的にコナンくんの後ろ姿を見つめるだけというコナン君後頭部フェチしか満足しないキャラゲームになっている
そもそもストーリーもあってないようなモノでなんでコナン君こんな走ってるんだという疑問が常に付きまとう(最後の最後で一応説明されるが)
↑これが平成が終わる時期で3500円するモデリング
3500円するゲームとしての面白さ
ゲーム自体がよくあるランニングゲームで、スケボーで走りながら道中のトラップを避けつつコインを集めゴールを目指すもので、無難な出来だ。ザキャラゲーという感想以上でとくにない。
特徴としてはステージ毎にランキング制になっており、全国のプレイヤーと競い合えるが、終盤になると過疎一直線になっていおり、ただクリアするだけででも4位になってしまった(というか5人しか参加してない)
このゲームの問題点は処理落ちするという点だ。特に決まったステージで処理落ちするのでアプデで直って欲しい。こういうゲームで処理落ちは致命的なので頑張ってくれ。
また、サポートスキルをゲットすると右上にデカデカとキャラの顔が出てくるが前が見辛くなり、滅茶苦茶邪魔だ。
先に進めるためにはステージ毎に三つのノルマがありそれを達成する毎にメダルが貰えるのだが、そのメダルが一定数必要になっており、1つのステージを何回も周回することを強要されるのだが、終盤のステージが中々難しく歯ごたえは中々ある。
3500円
色々書いたが、結論としてはよくこのゲームを3500円という強気な値段で発売したなという事に尽きる。
1000円ぐらいだったら暇つぶしに良いですよとオススメ出来るが、3500円もすると中々だし、DL専用なので値下げの期待が難しい。
ただ、シンプルゆえに暇つぶしにちょうど良く、バランスも悪くないのでランキング一位目指してのやりこみも燃える所はあると思う。コナンというキャラゲーとしてはオススメ出来ないが、ランニングゲー好きな人にはお勧めできるそんなゲームです。
↑ほぼ同時期にスマホでもコナン君のランニングゲームが出ており、探偵モノなのに何でランニングゲーム被りしてるの!?という混乱を与える