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映画『アナベル 死霊博物館』感想。マッケナ・グレイスが天使過ぎて悪魔が目に入らない。

 

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予告を観た時点でアチャーってなってしまう事で有名な映画『アナベル 死霊博物館』

本作は、著名な超常現象研究家であるウォーレン夫妻が主人公のホラー映画「死霊館」シリーズの中でも大人気キャラであり、実在する呪いの人形“アナベル”を題材に製作されたスピンオフ作品である「アナベル」シリーズの最新作。

本作の感想をシリーズを振り返りながらネタバレなしで書いていく。

ポスター/スチール写真 A4 パターン7 アナベル 死霊博物館 光沢プリント

 アナベルシリーズ振り返り

2013年に『死霊館』から始まった死霊館シリーズ。世界興行収入が1500億円を超えた超人気シリーズでもある。

まず、「死霊館シリーズ」で現在公開済みの作品は以下の7作品。(並びは公開順)

シリーズとはいえ、これらの作品群は複雑なつながり方をしている。

たとえば『ハリー・ポッター』シリーズのように、毎回主人公が同じ人で時系列順に話が進んでいく、という訳ではないのでややこしい所はある。

死霊館シリーズ」は大きく分けて二つのストーリーラインがある。

1つは実在した悪魔祓いの「ウォーレン夫妻」が、依頼主の家を凶悪な幽霊や悪魔から守る所謂本編。

死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』がこちらに当てはまる。この2作は「死霊館シリーズ」の中でも群を抜いて完成度が高いので、シリーズ初心者はここから初めて欲しい。

2つ目のストーリーラインは『死霊館』の冒頭でも登場する、呪いの人形「アナベル」を巡っての物語だ。

これは『アナベル 死霊館の人形』『アナベル 死霊人形の誕生』そして本作の『アナベル 死霊博物館』である。

一応、『死霊人形の誕生』は『死霊館の人形』の過去編だが、ラストの事を考えると是非『死霊館の人形』→『死霊人形の誕生』の順番で観て欲しい。基本的に本シリーズは時系列的より、公開順に観た方が楽しめると思う。

ちなみにアナベル人形も現実に実在する

ただ、本作はアナベルシリーズの三作目だが、正直過去作を観る必要は全く無い。

事前知識としては

  • 「ウォーレン夫妻」という著名な超常現象研究家がいるという事。
  • 2人の間には娘がいるという事。
  • アナベルという悪魔に取り憑かれたアンティーク人形があるという事。

この3点を知っていればOKだ。

 

アナベル版ナイトミュージアム

死霊館」シリーズの監督で、今作では原案・製作を担当したジェームズ・ワンは、この作品を「アナベル版ナイトミュージアムさ!」と評していたが、本当にそうだ!

元々「死霊館」シリーズは『ソウ』の大ヒット以降やたらと血や内臓が出まくるスプラッター系のホラーが続出したアメリカのホラー映画の中で、誰一人として手を触れていないのに物体の移動、物をたたく音の発生などのポルターガイスト現象と、悪魔が人間の血が出てこない程度に襲うという「血や内臓あんまり出ない系」ホラー映画シリーズであった。

その中でも本作は、襲われる人間が子供しかいないという事もあり、ホラー側も配慮に配慮を考えた上で全力で怖がらせてくるので、コワ楽しい感じになっている。また「死霊博物館」という名前に負けず、そこにはアナベル、こっちに逃げたら目玉コインお化け、向こうには花嫁さん!!!と次々に襲いかかる緊張感もたまらない。

あと、SAMURAIが出るぞSAMURAIが!!

 

ただ、親玉のアナベルは2013年の『死霊館』からこれで6年ぐらいの付き合いになるのでここまでくると怖いハズなのに愛着とか沸いてしまう。貞子現象だ。ただ、初見の人は怖いと思う。私も最近まで怖かった。

今では少しアナベル人形欲しいぐらいまでになっている

可愛いよねアナベル

 

ホラー映画初心者にオススメを聞かれたら本作を答えるぐらい丁度良い緩い感じの怖さだと思う。

 

魅力的な主人公達

初めに断っておくが私は決してロリコンではない。そんなロリコンではない私でも本作の主役である3人の多種多様な魅力には虜になってしまった。紹介していきたい。

ジュディ・ウォーレン(マッケナ・グレイス)

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正義

この映画を観て、彼女を好きにならない人はいるのだろうか、いやいない(断言)

キュートなルックスと、ずば抜けた演技力でハリウッドが大注目している子役である。

映画『gifted/ギフテッド』(2017)でクリス・エヴァンスとともに主役を務め、天才子役として一躍ブレイクした彼女だが、本作でも滅茶苦茶可愛い!とても可愛い!最高だ!まるで天使!今回の敵は悪魔なので主役を天使にして対立関係を明確にしたのだろう。完璧な配役だ。

彼女目的でこの映画を観ても十二分に楽しめる。何度でも言うが最高だ!

 

メアリー・エレン(マディソン・アイズマン )

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服装がやたら可愛い彼女は本作トップクラスの良い人だ。自分も危ないのにまずマッケナ・グレイスのことを第一に考え、行動する彼女に対して誰が嫌いになる?いやならない(断言)

報われて欲しい(切実)

 

ダニエラ(ケイティ・サリフ)

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本作の元凶

ただ、アホでそういう行動した訳ではなく悲しい動機があるので、ある程度同情出来るし、3人の中で彼女がダントツで被害に遭うのでまぁ許せる。

 

最後に

死霊館シリーズ」は最初に比べると面白さの勢いは落ち着いてきたが、興行収入的にはまだ結構な黒字経営しているらしいのでまだまだ新作が作られるだろう。個人的には壁がどーん!窓がばーん!悪魔がだだだーん!からの「特に何もなかった」パターンが増えすぎて、緊張感が欠けてきた感があるので、悪魔側ももっと本気で人間を襲って欲しいなと思う所。

 

死霊館 エンフィールド事件』から直結するメインシリーズ第3作を製作中らしいので滅茶苦茶楽しみだ。ホラー映画のメインストリームを突っ走っている「死霊館シリーズ」を是非1度観て欲しい。

 

アナベル 死霊館の人形(吹替版)