大晦日恒例の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない企画」
ただ、正直最近はマンネリ化が激しく、内輪向けの笑いや、大物俳優出しとけばそれでええやろという姿勢が露骨で、紅白を見る時間が増えていた。
しかし、今年は面白かった。
無駄な企画がなくなり、頭からお尻まで笑いっぱなし。
特に、草彅くん、香取くん、稲垣くんの「新しい地図」メンバーとの関わり合いが新鮮で腹がよじれてしまった。
感想を書いていきたい。
あ、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
おっ、今回は何か違うなと確信した全裸草彅くん登場
正直に言うと、最初ラクビー日本代表組の絡みでスタートした時は嫌な予感はした。
そもそもラクビー日本代表組がテレビに出過ぎていて個人的に飽きていたのもあって、19時15分になったらさっさと紅白見よと思っていたら、Netflixの『全裸監督』の村西とおる監督をイメージした裸に白ブリーフ一丁の草彅剛登場である。
草彅くん、裸になったら絶対あかんやんw #ガキ使 pic.twitter.com/Tabp9lSI9j
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
しかも出落ちかと思いきや、松本らに「正直、私と絡むことは2度とないと思っていた?」「ズバリ、あなたは中居派?草彅派?」と質問するなど、ギリギリの連続でハラハラしながらも爆笑してしまった。
そもそも草彅くんなどの「新しい地図」メンバーはSMAP解散後、テレビ出演をジャニーズ事務所から圧力をかけられた。
後にジャニーズ事務所は公正取引委員会から注意された経緯がある。
ネット上では「これからまたテレビに出られる」と歓喜の声があったが、まさか3人一緒の最初の地上波番組が「ガキ使」とは誰が予想出来たのか。
ただ、中居くんの名前は出ても木村くんの名前が全然出ないことに闇を少し感じてしまう。
更にそこから皆のアイドル神木きゅんの登場。
神木くんの変顔と死んだの目のギャップが可愛い #ガキ使 pic.twitter.com/UOLLvXlSZk
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
そしてそこから個人的に一番笑った天海祐希さんの『女王の教室』ネタである。
令和の時代に女王の教室再びとか思わんやん
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
#ガキ使 pic.twitter.com/p2AH3GnXAk
まさか、令和の時代に2005年のドラマパロするなんて思わないやん。卑怯過ぎる。
懐かしく、面白い。そしてドM心が喜ぶ阿久津 真矢さんの演技に完全に虜になった。
しかも、キャラ的に絶対に笑ってはいけないのに、笑いを我慢出来ずに後ろを向いて吹き出す天海祐希さんが滅茶苦茶良いよね。
今年はやっぱり、例年よくあった大御所出すだけで笑いと取ろうとするのではなく、「キャラクター性」がキチンとあったのが良かったと思う。伊藤四郎の扱いも良かった。
避けては通れない吉本反社騒動
2019年の吉本興業で避けては通れないのが「反社騒動」だ。
お笑い芸人らしく冒頭からネタにしていたが、まさか一時期話題になっった『スッキリ』での加藤浩次VS松本人志騒動をネタにするとは思わなかった。
ブラックジョーク過ぎる
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
#ガキ使 pic.twitter.com/0gouUMg3Vb
こういう笑いは怒る人がいるのも分かるが、「あらゆる事を笑いに変える」吉本らしいなと思って個人的には好き。
そもそも日本では反社会的勢力(反社)に関し、「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的かつ統一的に定義することは困難」という事になったんだから、まぁね。
その後も、成長した鈴木福くん
鈴木福くんももうそんな歳なのか、時代が進むの早過ぎないか
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
#ガキ使 pic.twitter.com/T8hXt5doL1
香取慎吾くん
草彅くんに続いて香取慎吾も出てきてわろた #ガキ使 pic.twitter.com/CahBJftpSg
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
そして稲垣くん登場と笑いの波が途絶えない。
あと、やっぱり松本・浜田・方正・遠藤・田中5人のフリートークや変顔マスク、脚の引っ張り合いが面白い。松本、浜田人形も最高だった、あれは売って欲しい。
あとやっぱりなんと言っても
- 芸人レクリエーション大会
- 鬼ごっこ
- 暴露大会
- 芸人対決
- 驚いてはいけない
というマンネリ感溢れる企画が全て無くなったのが大きい。
佐野史郎さんの事故も関係しているのかもしれないが、これらの企画は来年も要らないぞ。
ただ、個人的に好きだった一番最後の締めである「今年も笑いに満ちた1年でありますように」というクレジットがなかったのは寂しかったな。
— 社畜@はてなブログ (@vGCxzofgajr0BQc) 2020年1月4日
↑全体の流れ
最後は少し泣く
2020年になり、恒例の蝶野の方正ビンタが終わり、今年のガキ使面白かった〜と思っていたら、まさかの草彅くん、香取くん、稲垣くんの「新しい地図」メンバー総登場である。
稲垣くんが14年間変わらずに『ガキ使』を続けていることへの賛辞を述べ、松本・浜田・方正・遠藤・田中の「5人ひとりも欠けることなく」と言ったとき、私含めて全ての人がSMAPを思い浮かべたはずであり、ジーンと来てしまった。
SMAPは28年間、活動を続けていた。
しかし、その終わりはあまりにも突然で、言葉が出ないモノであり、今でも信じられない気持ちで一杯である。
そんな彼らが「5人ひとりも欠けることなく」と言うのはあまりにも重い言葉だ。
しかし、彼らは挫けない。
そしてアイドルの概念をぶち壊す身体を張ったバラエティこそSMAPなのだ。
これこそが彼らの原点なのかも知れない。
ジャニーズ事務所からの圧力があってもネットを中心に活動し、そして遂にテレビへと戻ってきたのだ。
中居、キムタク、見てるか?
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月31日
俺たちは例えテレビでどれだけ干されそうとも「新しい地図」としてWebの世界で切磋琢磨し、より魅力的になって再びテレビに帰ってくるぞ、必ずまたSMAPとして再結成しようなという熱い意気込みを感じる#ガキ使 pic.twitter.com/EIAnJukWC7
最後に草彅くんが「最後になりますが歌を届けたいと思います。僕たちにとって大切な曲です」と語ると、SMAPの“「世界に一つだけの花」風”のイントロが流れ、まさかと驚いたが、ついに歌い出すかというところで、「マンマン満足!1本満足!」と草彅くんが出演するCMソングでオチをつけた3人。最後まで笑いを起こし、ガキ使出演を締めくくった。
でも、それでも私達は待っている。
「5人ひとりも欠けることなく」世界に一つだけの花を歌うその時を。
![【メーカー特典あり】 Go with the Flow (初回限定盤B [CD + DVD]) (各形態共通特典 : “ポストカード" 付) 【メーカー特典あり】 Go with the Flow (初回限定盤B [CD + DVD]) (各形態共通特典 : “ポストカード" 付)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51pa%2Bz7HDnL._SL160_.jpg)
【メーカー特典あり】 Go with the Flow (初回限定盤B [CD + DVD]) (各形態共通特典 : “ポストカード" 付)
- アーティスト:木村拓哉
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2020/01/08
- メディア: CD