以前書いたワンピース=巨大惑星宇宙船説
そこから見方を変えたら、別の可能性が自分の中で溢れてきたので書いていきたい。
つまりワンピースの正体はジョイボーイの航海日誌説だ
ルフィが笑うかどうか
物語のカタルシスを考えたら、ロジャーが笑ったようにワンピースを見つけた時に、ルフィも笑わないといけないと思う。ただ、今のルフィの知能指数を考えると意外とコレが難しいのではないだろうか。
例えば前に書いたワンピース=巨大惑星宇宙船説だが
ルフィが宇宙船を見て笑うだろうか。
いや、目を輝かせ「スゲー!!!」となるだろう。
それでは、駄目だ。ロジャーのように笑わないといけない。
あなたならどんな時にルフィが笑うか、想像出来るだろうか。
例えば、死を悟った時。
例えば、宴会で騒いでいる時
例えば、見た目や動作、声など外見的に変なモノを見た時である。
見た目が変な宇宙船なら可能性があるかもしれないが、それが母艦になるかもしれないのにそこをハズすとは流石に思えない。
ではルフィが笑うモノに注目すると私の中で2つの可能性が出てきた。
1つ目は、尾田先生が常常言っている「少年に向けて書いている」というモットー。
ルフィが笑う時に読んでいる少年達も一緒に笑ってしまうようなモノ。
少年が笑うと言えばアレである。
聡明な人なら気づいたと思う。そう、
ウンチ、チンチンである。
トキが離脱し「ロジャー海賊団に女性がいない」というのは意外と重要だなと思う。
ワンピースってよく「漢のロマン」的なモノが出てきて盛り上がる男性陣に対して呆れる女性陣という図式がよくあった。今回もロジャー海賊団はみんな笑っているのだが、そこに女性がいたら実は違っていたのかもしれない。またはバギーがいたら怒っていたのかもしれない。
巨大なウンチがラフテルにあって、ウンチの中に宝箱などがあるのかもしれない。
もう一つは、ルフィ達がいる惑星自体が実は巨大宇宙生物のウンチというリトルガーデン編のスケールが大きい版かもしれない。これなら宇宙船説にも絡ませる事が出来る。
そして巨大なウンチ説ではなく、もう一つの可能性。
こっちが私の本命である。
ルフィが笑うと言えば、宴会。
だが、宴会道具などがワンピースだとは思えない。
では何か。
実はワンピース単行本1巻にある尾田先生のコメントにヒントがあった。
海賊ものを書くにあたって海賊に関するいろんな資料をかき集めて読んだが、少年の日に憧れた海賊達は過去の記録書に記されていない。どうやら、自分たちの冒険が、あまりにも楽しすぎて後世に名を残す事を忘れてしまったらしい。まったく、海賊って人種はこれだから困る
つまり、ラフテルにはあまりも楽し過ぎたジョイボーイの航海日誌の全てがそこにはあったのだ。
ワンピースの正体はジョイボーイの航海日誌であり、それはただの日誌ではなく、絵日記的なイラスト、もしくは映像も一緒に流れ、そこには世界の隔たりがなく、種族も男女も関係なしに楽しく宴会をしているジョイボーイ達の姿がそこにはあった。
それが航海日誌を主であり、「空白の100年」や「Dの一族」「古代兵器」の謎はあくまで冒険の途中で起きた一つの出来事にしかなかった。
引用元第906話「聖地マリージョア」
私はこの麦わら帽子はジョイボーイの物だったと考えており、その巨人さから航海日誌自体も大きかった事が推測出来る。
またシャンクスが
「イーストブルーにロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ、
船長のあのセリフを」
と言っていたが、これは「海賊王になる」と思わせるミスリードであり、本当は「世界中 の人と宴会をする」事だと思っている私にはジョイボーイも同じ夢を持っていたというのは熱くなると思う。
最後に
今の私には宇宙船説と航海日誌説しか思いつかない。
ただ、色々考え、考察する楽しさはワンピースが判明していない今しか出来ない事だと思う。恐らくこの先、答えが出ないまま20年以上に及ぶ長い長い考察をする事なんて早々ないと思うので、みんなも色々考えてみるのも楽しいかもしれない。