社会の独房から

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FF14プレイ日記紅蓮編 ドマ解放への道のり

慢心

誰にも負ける気がしなかった。

「七大天竜」の一翼であるニーズヘッグを討ち、帝国軍第VI軍団の軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルスですら中ボスとしてあしらう。

どのような蛮神でも負ける気がしない。

まさしく天下無双。

紛れもない英雄。

それが光の戦士である僕。

もはや、まどろっこしいことはせず単身帝国に乗り込んでも何とかなりそう。

 

油断?なんのことだ?これは「余裕」というもんだ。

 

というセリフが最も似合うキャラである。

そんな「余裕」をぶち壊される。

 

なぜなら、ガレマール帝国軍第XII軍団長にして、現皇帝ヴァリス・ゾス・ガルヴァスの実子。皇位継承権第一位であるゼノス・イェー・ガルヴァスに完膚なきまでに負けたからだ。

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圧倒的なまでの負けイベである。

戦っている途中からゼノスのHPが全然減らないので負けイベかなって疑惑はあったけれど、中々戦闘が終わらず、「あれ、これ負けイベじゃない?ドラクエ7のダーマ神殿での山賊戦みたいなやつ?」と思っていると見事なまでの負けイベである意味安心。

僕のヤシュトラさんまで傷ついてしまった。

許せないゼノス。顔が良い戦闘狂だからって何しても良いと思ってやがる。

そんな想いを新たにドマ解放へと旅に出る。

 

女3人旅行記

という訳で貿易港であるクガネに到着。

 

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ス 


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無限にスクショ撮ってしまう。

そりゃ外国人も日本に来て浴衣を着たり、観光地で写真を撮る訳である。

住んでいると価値が分からない地元の美しさってあるよね。

 

直接ドマに向かいたい所だが、旅の途中で人質になったゴウセツを救うために海賊たちに媚びたり、汚いミュータントタートルズを助けたり、海中散歩したり、お使いイベが多数あって『新生エオルゼア編』を思い出すテンポの悪さ。
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↑実写版ミュータントタートルズみたいな種族。

 

ただ、『新生エオルゼア編』より楽しめた。

やっぱり、リゼとアリゼー、光の戦士の女三人旅行記みたいになっていたのが楽しさの元かも。

傷心しているリゼに対して、「この戦いが終わったら美味しいモノ食べに行きましょ」みたいな会話がおっさんには身に染みる。女子高校が好きなんじゃなくて、女子高生になりたい。それがおっさん。

 

あと怪談話が苦手だったり、泳げなかったりとここにきて続々と萌え属性が追加されていくアルフィノくんなに!?
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でも、そんな可愛らしいアルフィノくんだけど、途中で合流した時の頼もしさが半端なかったので、僕はアルフィノくんに恋しているのかもしれない。
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大好きアジムステップ

ドマ解放の中で避けては通れないのがアジムステップだろう。

アウラ族。

あんまり東方っぽくはないが、独自の文化に異なる死生観などこういうのが好きだからファンタジーが好きなのだと再確認させてくれる。

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太陽神「アジム」と月神「ナーマ」辺りの創世神話も最高で、いつかここら辺の深堀もしたいな。

 

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全く違う種族なのにおっさんである僕と同じような悩みや願望を持っているキャラがいるのも良い。

 

死んだ者が赤ちゃんとして生き返る「生まれ変わり」の死生観を持つドタール族の話を聞いたゴウセツは拒否感を示す。

しかし、話を聞いていく内にその死生観自体には納得は出来ないものの自分達の価値観にも通じるものがある事を知るシーンがある。

 

全く違う土地で、自分達とは異なる価値観を持っている人達。

どうしても頭ごなしに否定しそうになってしまう事もあるが、冷静に相手を理解する心を持つ。

それこそが多様性なのだと思う。

 

『紅蓮のリベレーター』のテーマは「解放」と「多様」かなと考える。

 

「解放」に関しては、ヒエンとリぜのこの会話が印象に残っている。

ヒエン:「……なあ、リセ。人というのは存外、小賢しくできておるものらしくてな。」

ヒエン:「大志を抱いて歩み出せど、困難にあうとまず後悔し、次は無性に先を不安がって、しまいには、夢そのものを否定する。」

ヒエン:「叶えたところで、良いことばかりではないはず、もっと利口な選択がほかにある……とな。」

ヒエン:「人の多くが、その境地にあろうよ。多かれ少なかれ、痛みを経てそこへ至ったのだから、おいそれと責めることはできん。」

ヒエン:「ただ、その悶々とした苦しみを知った者が、なお高みを見上げ、心を焦がしたなら……きっと気付く。」

ヒエン:「それはやはり、身命を懸けるに能う夢だとな。」
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人には理性があり、これ以上傷つかないように自分自身に蓋をする時がある。

別にそれは恥ずべき事ではない。

でも、それでも。

頭では分かってはいても。

動きたくなる時がある。

僕はそれを大事にしていきたい。

 

決戦!ドマ城

遂にドマ城での決戦。

残念ながらゼノスはいない。

正直ゼノスがいない帝国は雑魚だろと内心思いつつ、いざ決戦。

敵の総大将はヨツユ。ドマの民を憎み、粛清という名目で悪逆非道な仕打ちを繰り返しているが、何だか暗い過去を持っているので死ななそうである。出来れば殺して欲しい。頼む吉田!

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↑Sっ気のある女性好き。

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↑そんなSっ気のある女性が更なるSっ気ある男性にイジメられるの好き(性癖歪んでいる)

このドマ城での決戦。今まで遠回りだと思っていた道中で出会った海賊たちや怖いミュータントタートルズ、ラウナ族も協力してくれて『うしおととら』での

「お前達の旅は、無駄ではなかった」

状態で熱い。

敵ボスは『蒼天のイシュガルド』の終盤から出てきていた帝国兵。

敵ながら陽気な奴でギャグキャラだと思っていたから自分自身を改造して戦いを挑んでくるとは思わなかった。光の戦士を天敵扱いしてきたのを「お前ごときが天敵だと思うな。ゴブリンとバハムートぐらい戦力さあるぞ」と思ってしまってごめん。
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スクライド』のビフみたいな敵だ。

倒した後は涙が出てきた。
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そして無事にドマを支配する帝国を撃破。

しかし、崩壊する天守閣からヒエンを守るためゴウセツが死亡。

確かに死亡フラグをこれでもかというぐらい建てていたので死ぬとは思っていたが、本当に死ぬとは「聞けぇ!わしは、この星の者では ない!」とか言いながら復活して欲しい。
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という訳でドマ編クリア。

いよいよ本編アラミゴ解放へと動き出す。

 

「流した血のあとに……燃え盛る炎の果てに……悲嘆しながら迎える朝焼けの先に……始まるものが、ありますようにと。

みなさんが、始まりをもたらす赤……紅蓮の解放者になれますようにと、心から祈っています……!」

シリナがリゼに向けて言ったセリフだが、まさしくタイトル回収である。

今度こそゼノスを倒す!


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↑帝国に捕まってしまったクルルさん、「くっころ」されてしまうの?

 

 

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