映画を観るのではなく、F/A-18に搭乗するという感覚。
1986年公開の映画『トップガン』の続編となる、36年ぶりの最新作『トップガン マーヴェリック』が5月27日から公開された。
2020年に映画自体は完成したが、新型コロナウイルス感染拡大により、複数回延期されての公開である。
他の多くのハリウッド映画と同じく先行配信の話もあったそうだが、全て断ったとトム・クルーズはいう。
「僕は映画館オーナーの方々やポップコーンを作ってくれた人たちとたくさんの時間を過ごしてきました」とコミュニティに改めて敬意。「あなた方が今直面していることは理解できます」と寄り添いながら、「『ミッション:インポッシブル』と『トップガン』を公開するんだということは知っておいてください」と呼びかけ、大作映画の到来を予告した。「僕は大スクリーンのために映画を作ります」。
トム・クルーズ、『トップガン マーヴェリック』劇場公開死守の思い ─ 「僕は大スクリーンのために映画を作る」 | THE RIVER
こんなこと言われたら1映画ファンとして出来るだけ大きいスクリーンで観たいじゃないか!!!という訳で大阪エキスポシティにある109シネマズのIMAXでまずは鑑賞した。
デッカイ画面での手に汗握るドッグファイトは最高だったし、何よりも音響が良い。
他にはない、リアルなサウンドが
あなたを包み込みます。
ほら、ここから……
ここからも……
そしてここから……
さらに針が落ちる小さな音、\ピィィィィン/(デカい音)
ジェットエンジンの大轟音も\ヴェゥァァァアアゥェゥェァアアアァン/(クソデカい音)
それではこれより、現実を超える驚きの感動を
お楽しみください……IMAX!
でお決りのIMAXだが『トップガン マーヴェリック』では文字通りジェットエンジンの大轟音を滅茶苦茶堪能できる。
そんなIMAXも当然オススメだが、個人的によりオススメなのが4DX!!!
4DXとは前後左右や上下に動く座席や水や風、香り、フラッシュなど五感を刺激する多数の演出と共に映画の様々なシーンとリアルタイムかつダイナミックに連動していく。
そんな4DXと1番相性が良いのは「カーチェイス」をあげる人も多いだろう。僕もそう考えてたし、RX-7の気持ちになれる『名探偵コナン ゼロの執行人』は確かに良かった。
しかし、『トップガン マーヴェリック』を観て考えが変わった。
4DXと1番相性が良いのは飛行体験であると。
戦闘機に自分が乗っているかのような臨場感!
前後左右や減速、加速などの縦横無尽に動くドッグファイトの浮遊感!!!
バレルロールからの急旋回なんて体感しちゃったらもうダメ
この感覚を言語化するのは非常に難しいのだが、今回何とか言語化を試みたので是非読んで欲しい。直接的なネタバレはないはず。
冒頭から
これ、もしかして……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!えっえっえっもうドーンドーーーーン!びゃああああ!!がーーーん!!!!!!ドビャーーーーー!!!!!!
マーベリック、…変わらねーなお前、流石トム……あっそれは……
ドルルルルルルルル!!!!!!!びっしょーーーーん!しゃああああああ!!びゃあああ!!!!!!お、音速……やったぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!!!!おい!!!や、やめろ!!!!!!マーベリック!!!!!!!ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!子供可愛い!!!!!!!!!!!!!バトルシップやんけ!!!!!!!
しゃっ、しゃっ、っしゃぁぁぁぁっぁ!!!!!!!!
誰だこの以前から登場してましたよ感出してる女性は……
うあああああああトムうううううう!お、お前は……!!!!!!!!!ギャァァァァァァ眼鏡びしゃびしゃ!!!!
うわぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
腰が痛い。
こんな作戦無理だろ!!!!!!!!!!!!現実は映画じゃないぜ!!!
あなたは!!!!!!!
油断していたところで急加速!!!!!!!!!!!後頭部殴打で失神しかける僕!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰だこの以前から登場してましたよ感出してる女性は……
「これいる?」
トムの美しい身体!!!!!!!!!!!!!眼福!!!!!!!!!ドッカン!!!
そ、そんなぁ……どうなるんだこれは……うあああああああトムうううううう!お、お前って奴は……!!!!!!!!!
USA!USA!(1回目)
腰が痛い。
トムぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!
誰だこの以前から登場してましたよ感出してる女性は……(感涙)
ここから本番か!!!!!
お前いい奴!!!お前いい奴なのうっそだろ!!!!!!!
すっかり漢の顔になって……
あ????あああああああああ
ボゴォォォォォォォォォォォ!!!あ!????????や、やべぇやべぇぇえぇぇぇぇぇ!!!!!に、に、に、にげろぉぉおぉぉおおおおお!!!!!!!!
ト、トム……お前……
ワアアアアッッッッッッッッ………!!!!!!!ってコト!!!!!!!
こ、こいつはバトルシップ!!!!!!!!!!!!!
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
なんだその動き!!!!!!!!!
「なんだ今の!?」
YAAAAAAAATAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!
死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅ!!!!
お、お前!!!!!!!YAAAAAAAATAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!
ぴゃゃやややややややややややああきたあああUSA!USA!(2回目)
そして彼は様々な事から解放され、1人の人間として幸せになったとさ。
ほまへほまへほまへえええええええええええええ!もう一回見てくるうう!!!!!
最後に
い か が で し た か。
4DXが吹き替えしかないことで悩んでいる方へ
考えるな、行動しろ。
個人的にはマーベルが席巻してる最近の飲食業界の中で36年ぶりに昔通ってた飯屋に行ったらトムおばちゃんが昔と変わらない姿で出迎えしてくれて、当時お決まりで頼んでたメニューが大盛になって出てきた感じで泣きました。
今はなきハリウッドがそこにはある。
上映後、周りのおじさんおばさんがみんな泣いて拍手してたのが印象的です。
トム・クルーズにとって「映画スター」であることは職業ではなく、そして、他者から強制されたものでもなく、文字通り映画スターとは「自分そのもの」
そんなトム・クルーズのような映画スターをこうやって大画面で観ることが出来るだけでも幸せな気持ちになるので、ぜひ劇場で大きなスクリーンで観て欲しい。