テレビアニメ化も決まっている『チェンソーマン』など、今もっとも勢いのある漫画家といえば藤本タツキ先生で異論はないと思う。
前回、そんな藤本タツキ先生が影響受けた、オススメしている映画を紹介したが
ホラー作品が多くて参考にならないというお可愛い意見も沢山頂いた。そんな人にも安心して欲しいアニメ編である。作品紹介と合わせてどの配信サービスで見れるのかを書いていくが、dアニメストアとU-NEXTとネトフリ入れば大体見れる。
また、映画編の時にインタビューなどはソースを教えて欲しいという意見もありましたのでそこも今回は書いてます。よろしくお願いします。
ジャンプ巻末コメント
『未来少年コナン』
(C)NIPPONANIMATIONCO.,LTD.
これは『勝つために戦え! 監督稼業めった斬り』にて「線一本だけで砂漠の広大さを表現している」と押井守監督が絶賛したレイアウト
最終戦争で人類のほとんどが滅びた未来の地球を舞台に、主人公の少年・コナンが科学都市インダストリアの人々に連れ去られた少女・ラナを救うため、友達のジムシーとともに旅する冒険物語である。dアニメストアとU-NEXT、バンダイチャンネルで見放題対象。
『山賊の猫ローニャ』
1981年にアストリッド・リンドグレーンによって書かれたスウェーデンの児童文学作品をNHK BSプレミアムにて2014年から2015年までセルルック3DCGという手法で全26話放送された。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ。宮崎吾朗がジブリを飛び出して制作したテレビアニメ初監督作品(ジブリも制作協力でクレジットされている)プロデューサーはドランゴの川上量生。
自分の力で、時には両親の助けを借りながら徐々に森で生きる術を学んでいくローニャ。そしてビルクという名の少年との運命的な出会う。
子どもたちの未知なるものへの憧れと成長の喜び、子の成長を願う親の愛情、親子の葛藤と和解という物語。個人的にはあまり面白くなかった。
dアニメストアとU-NEXT、バンダイチャンネルで見放題対象。
ながやまこはるちゃん発信
お兄ちゃんとパラサイトを見に行きました。面白かったのでオススメです。明日はドロヘドロのアニメもあるので楽しみなのでよかったです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年1月10日
漫画編でも出てくるけど、藤本タツキ先生は『ドロヘドロ』に多大な影響を受けているようだ。魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジー作品。
今度『チェンソーマン』のアニメーション制作もするMAPPAが本作も制作している。
ただ、MAPPAは色々なアニメに手を出し過ぎていて『ドロヘドロ』の続編は当分なさそうである。
ネトフリで見放題対象。
https://www.netflix.com/jp/title/80991903?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81233618
『若おかみは小学生』
2018年映画ランキング暫定一位は「若おかみは小学生」です
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年9月24日
若おかみは小学生ですが、隣の同い年くらいの女の子が泣きすぎて過呼吸になっていました。私も今までで一番感動しました。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年9月24日
Twitterでも公開時かなり話題になっていた若おかみ。
両親を亡くした小学6年生の少女が、祖母が女将を勤める温泉旅館に移り住み、跡取りの若おかみとして旅館の仕事を手伝う生活が描かれていく。
U-NEXT、hulu、dアニメストアで見放題対象。
『宝石の国』
宝石の国のアニメをみました。キラキラしていてキレイでおもしろかったです。音楽もよかったです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年9月8日
少し前に原作漫画の読み放題時期があったので内容も知っている人が多いだろう。
『月刊アフタヌーン』にて連載している市川春子による漫画を3Dアニメとしてオレンジが制作した。
U-NEXT、hulu、dアニメストアで見放題対象。
太陽の王子ホルスの大冒険はアマゾンプライムで見れるのでみてほしいです。話が面白いしとても好きなヒロインが出てくるのでオススメです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年4月5日
高畑勲にとって初めての監督作品。宮崎駿が本格的に制作に携わった初めてのアニメ映画作品でもある。
ホルスはひょんなきっかけで岩の巨人から太陽の剣を譲り受ける。その後ホルスは、人間の世界に戻るように言い残して他界した父の遺言に従って、相棒の小熊と共に旅立つという物語。U-NEXTで見放題対象。
『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(おそらく)
今日の12時にファイヤーパンチが更新されます。去年いちばん面白かった映画は「クレヨンしんちゃん」です。いちばん面白かった絵本は「かわいい闇」で一番おいしかったのはマシュマロを焼いたヤツです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2017年1月29日
2017年のツイートで去年と言っているので、恐らく2016年公開の『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』かと。脚本に劇団ひとりが参加していることでも有名。
ネトフリで見放題対象。アマプラも新作公開時期とかに見放題対象になりがち。
https://www.netflix.com/jp/title/80242953?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81378972
『ムタフカズ -MUTAFUKAZ-』
今日はMUTAFUKAZをどうにかネット配信などで見れるようにしてほしいなあと感じました。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年6月20日
日仏合作のアニメーション映画。『鉄コン筋クリート』などを手がけたアニメスタジオ、STUDIO4℃によるバイオレンス描写たっぷりのアクションアニメ。
アマプラでレンタルのみ。U-NEXTで見放題対象。
『アーヤと魔女』
今日はアーヤと魔女を見ました。面白かったのであと40分くらい見たかったです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2021年8月27日
企画は宮崎駿、監督は宮崎吾朗。劇場公開より先にテレビ放送された作品であり、スタジオジブリによる3DCGアニメーション作品である。配信はなし。個人的にはあまり面白くないと思う。
ここからは宮崎駿監督のジブリ作品たち。みんな知っていると思うので一気に紹介。あと、少し怖いので閲覧注意。
『となりのトトロ』
となりのトトロのサツキとメイは実は死んでいるのだと友達に聞きました。私も注意して生きていきたいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2017年7月31日
トトロのサツキとメイは実はもう死んでいるので必見です。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2019年7月4日
ジブリの宮崎駿のトトロのメイは実はもう死んでいるらしいので恐ろしいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年1月25日
金ローで放送されるたびに死亡説を拡散するこはるちゃんが怖い。配信していない。
『天空の城ラピュタ』
ラピュタのパズーは実は死んでいるので恐ろしいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2019年8月30日
都市伝説嫌いな人はこはるちゃんのツイート掘らない方がいいと思う。配信はなし。
『崖の上のポニョ』
ポニョはインターネットによるともしかしたら全員死んでいるらしいので恐ろしいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2018年3月28日
ポニョのポニョは実はもう死んでいるらしいとの情報を聞きました。恐ろしいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2019年4月26日
ジブリの映画のポニョは実はもう全員死んでいるらしいので恐ろしいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2019年7月6日
ポニョも死んでいます。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年1月25日
ポニョに出ている人は全員死んでいるので恐ろしいですがポニョはかわいいのでよかったです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年2月15日
ポニョ死亡説を広げたい怪異かな? 配信はなし。
『千と千尋の神隠し』
千と千尋の神隠しで千尋が現実世界に帰ってきた後に、実はハクは八つ裂きにされて死んだらしいです。千尋も実は死んでいるので恐ろしいし悔しいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年7月16日
インターネットの確かな情報によると、千と千尋の神隠しで千尋のお父さんが食べているブヨブヨはシーラカンスの胃袋らしいです。是非一度食べてみたいです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) 2020年9月19日
シーラカンスの胃袋食べたい。配信はなし。
インタビューや対談など
頭に参考文献書いていくスタンスです。
参考
藤本タツキ先生に『ファイアパンチ』のこれからの展開を聞いてみた! | アニメイトタイムズ
『涼宮ハルヒの憂鬱』
一世を風靡した超人気アニメだろう。舞台のモデルとなった西宮北高校が今度廃校になるらしい。作者の谷川流が文芸部に入った時の唯一の部員で部長で先輩である眼鏡をかけた理知的な顔つきの女性とのエピソードに昔、憧れたなぁ。
ネトフリで見放題対象。
https://www.netflix.com/jp/title/80132288?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81083972
『氷菓』
青春は、優しいだけじゃない。痛い、だけでもない。ほろ苦い青春群像劇。
というキャチコピー。続編も期待しているけど、どうなんだろ。
dアニメストアとU-NEXT、huluで見放題対象。
『おじゃる丸』
千年前の妖精界から現代へとタイムスリップした坂ノ上おじゃる丸が、心優しい男の子・カズマと送る日々をほのぼのと描く。
U-NEXTで見放題対象。
『日常』
あらゐけいいちによるシュールな作風の漫画を京都アニメーションがアニメ化。
藤本タツキ先生、京都アニメーション大好きなのが分かるし、それ故に『ルックバック』が生まれたんだなぁと。
dアニメストアとU-NEXで見放題対象。
『かみちゅ!』
広島県の瀬戸内地方にある架空の港町「日の出町」を舞台に、ある日突然「神様」になってしまった女子中学生・一橋ゆりえと、その周りの人々の生活を描いている。
2005年6月から9月まで全16話(うち4話はTV未放送)が放送された。
dアニメストアで見放題対象。
後は『クレヨンしんちゃん』、ピクサー作品、ディズニー作品、ジブリ作品に影響を受けたと答えている。
参考
「ファイアパンチ」藤本タツキインタビュー (2/3) - コミックナタリー 特集・インタビュー
説明不要のアニメだろう。今ではパチスロやソシャゲから入った人も多そう。
ネトフリで見放題対象。
https://www.netflix.com/jp/title/70302572?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81205332
『がっこうぐらし!』
海法紀光(原作)、千葉サドル(作画)による『まんがタイムきららフォワード』で連載していた漫画をLercheがアニメ化。
ネタバレになるのであまり内容は言えないが、今更ほのぼの系だと思ってみる奴もいないだろと思う。
dアニメストアで見放題対象。
放送前の宣伝では海洋学校のゆるゆる日常アニメみたいな微妙な偽装をして、1話の終わりで突然の交戦。反乱容疑をかけられる引きとともに『はいふり』とは実は『ハイスクール・フリート』でしたーっという遊び心がある割に先行上映があったからバレバレだったアニメ。シリーズ構成と脚本に吉田玲子が関わっている。劇場版もある。
dアニメストアで見放題対象。
あとは「機動戦士ガンダム」シリーズも参考にしているらしい。
『ファイアパンチ』は『アンパンマン』から着想を得たと答えてる。
参考
『日本アニメ(ーター)見本市』
様々な監督によるオリジナル短編アニメ作品をインターネット配信するドワンゴとカラーによる共同企画。今見ようと公式HP開いたら「ぽちたま薬局」という全然違うページが開く。2018年末に終了したらしい。
『フリクリ』
チェンソーマンが300万本売れた時に
「チェンソーマンは『邪悪なフリクリ』『ポップなアバラ』を目指して描いています! ほかにも、とにかく自分の作品の詰め込んでできているので、それが伝わってくれているのならうれしいです!」
とコメントしている。
チェンソーマン:「ジャンプ」の人気マンガが累計300万部突破 藤本タツキ「邪悪なフリクリ」「ポップなアバラ」目指す - MANTANWEB(まんたんウェブ)
フリクリは監督 鶴巻和哉、脚本 榎戸洋司、キャラクターデザイン 貞本義行のスタッフ達でGAINAX、Production I.Gにより2000年から2001年に製作されたOVAシリーズ。
アマプラで見放題対象だ!!!
『トップをねらえ!』
「このマンガがすごい2021」のインタビューにて。
庵野秀明初監督作品。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」
藤本タツキ先生は6話の最終決戦での演出にシビれたらしく、そこをイメージしながら「銃の悪魔」の登場シーンを考えたらしい。
また、『チェンソーマン』3巻発売記念企画のインタビューにて、藤本タツキ先生の読切漫画『予言のナユタ』に出てくる「イ」という文字が鏡文字なのは『トップをねらえ!』の影響と答えている。
dアニメストアで見放題対象。
『チェンソーマン』3巻発売記念企画のインタビューにて。現在、その特設ページは削除されているが、有志からの情報を得て。
1988年に発売されたGAINAX初期の代表作『トップをねらえ!』(OVA作品)の続編である。監督は鶴巻和哉であり、前作の監督庵野秀明は監修として参加している。
U-NEXTやdアニメストアで見放題対象。
参考
Rolling Stone Japan (ローリングストーンジャパン)vol.16
説明不要のアニメ。藤本タツキ先生も小学生の時にエヴァを見て「なんだこれ」と思ったらしい。面白い、面白くない以前に、自分の中でずっと残るだろなって感じたようだ。
ネトフリで見放題対象。
https://www.netflix.com/jp/title/81033445?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81059665
『傷物語』
西尾維新による原作小説「傷物語」を、「Ⅰ鉄血篇」、「Ⅱ熱血篇」、「Ⅲ冷血篇」の全三部作としてアニメ映画化した。〈物語〉シリーズ。
藤本タツキ先生はチェンソーマン95話でのデンジとマキマさんの総力戦はこの『傷物語』「Ⅲ冷血篇」を参考にしたと言っている。
引用チェンソーマン11巻
dアニメストアで見放題対象。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』
水島努監督作品。
「このマンガがすごい2021」のインタビューにて。
クレヨンしんちゃん映画シリーズで一番好きだと答えている。見終わった後に「どういうことなんだろ?」と考える余韻が好きだと。
ネトフリで見放題対象。
最後に
入念に調べたつもりですが抜けとかあったら教えてください。特にTwitterは検索機能がゴミなので抜けあるかも。その時はごめんなさい。イーロン・マスクが全部悪い。
最後に漫画編も作る予定なのでよろしくお願いします。
そして『チェンソーマン』のアニメもよろしくお願いします。