9月末、大阪・北区茶屋町にあるミニシアター「テアトル梅田」が閉館した。
ミニシアターとは東映や松竹など大手映画会社から独立した小さな形態の映画館のことで「単館系」とも呼ばれる。
僕にとって映画館といったら実家から近かった「塚口サンサン劇場」派だったが、学生時代に初めて「テアトル梅田」に行くきっかけがあった。
それは『空の境界』目的である。
西尾維新、乙一、佐藤友哉らにハマっていた当時の僕は講談社ノベルスから発売された『空の境界』全2巻の書籍を読んで「一生、
今では劇場版の『鬼滅の刃』で日本歴代興行収入・観客動員数第1位を記録している超人気アニメーション制作会社であるufotableだが、2007年時点ではまだまだこれからの会社であり、『空の境界』もシネコンからは少なくとも僕の近場では取り扱ってなかった。
これが初めて1人で行く梅田である。一緒に行く友達なんていない。いない。
JR大阪駅で降りたらいいと知っていたが、東西線に乗ってしまい、全然大阪駅に着かないまま地下に入っていくあの不安、今でも思い出せる。
大阪に着いたら着いたで当時、ろくなGPS機能がない携帯電話での迷宮梅田の探索。泣いたよ。お巡りさんに聞きながら迷いに迷って着いたのが「ロフト」の隣にある「テアトル梅田」
やたら入口が分かり辛く、分かったら分かったで異様に入口の扉を開け辛い雰囲気を当時は感じた「テアトル梅田」
「テアトル梅田」と書いてるけど、当時の僕は「シアトル梅田」だと思ってたよ。
それからも何度か行く事があったが、閉館である。誰かが悪いとかそういう事では決してないんだけど、時代の流れ。寂しいモノです。ありがとうございました。
↑お別れに行きました。
ここからは9月で良かったけど色々あって記事に出来なかったコンテンツを紹介。
映画
『HiGH&LOW THE WORST X』
9月9日公開 平沼 紀久
ハイローシリーズ毎作見てるけど毎回感想をちゃんと書いてない気がする。過去作より圧倒的に真面目でちゃんとしていて、ちゃんとしているが、ちゃんとしている分物足りない所もあり映画って本当に難しいなって感じだ!須嵜亮と天下井公平の関係は良かったよね。
そろそろ本編も見たいよ~バルジ~
『LOVE LIFE』
9月5日公開 深田 晃司監督
矢野顕子さんの『LOVE LIFE』からインスピレーションされた制作したらしいけど、こんな地獄になる!?って映画。滅茶苦茶オススメ。
映画&配信『四畳半タイムマシンブルース』
森見登美彦のベストセラー小説『四畳半神話大系』と劇団ヨーロッパ企画の人気舞台『サマータイムマシン・ブルース』がコラボレーションした小説『四畳半タイムマシンブルース』のアニメ化。ボタニカリーと人類みな麺類系のラーメンがコラボしたような僕の好きな奴と好きな奴との合体作品。こんなの失敗の仕様がない完璧な組み合わせである。そして実際に滅茶苦茶面白い。
上映している映画館は少ないので独占配信しているディズニー+でみるのも当然アリ。
制作がサイエンスSARUってこともあって監督は湯浅 政明っぽいけど湯浅 政明ではない。夏目真悟さん。
原作もオススメ。
小説
リングシリーズ
今度公開される映画『貞子DX』に備えて『リング』と『らせん』は読み直し、『ループ』は前の時に「これ……なんの話だ……?」と思ってしまって途中でやめてしまったので今回は「これ……なんの話だ……?」に耐えながら最後まで読みました。
最後まで読むと、なるほどーとなるけど、もはやホラーではない。しかしこの設定は今度の映画でも使われそう。
『プロジェクトヘイルメアリー』
映画も大ヒットした『オデッセイ』のアンディ・ウィアー最新作。
目覚めたら宇宙船の中!?もやがかかった記憶が少しずつ戻っていく中、自分のミッションを思い出していく…人類滅亡の危機に挑む壮大な物語。
ネタバレ厳禁なので何も言えないが、グイグイ引っ張られるストーリーで最後まで一気に読める。
最後に
10月というか秋は面白そうなテレビアニメが密集していてもはや怖い。それに加えて僕はうたプリシリーズも気になるので見る事になるだろうし。逆にハリウッド映画は11月11日の『ブラックパンサー』最新作まで目立った作品が公開されない為、余裕があるといえばある。邦画も『カラダ探し』が一番観たい作品かな……ぐらいなので。
あと10月か11月ぐらいにワンピース像巡りで熊本旅行計画しています。おすすめの観光地とかご当地の飯教えてください。
という訳で涼しくなってきましたが、お互い体調には気を付けて10月もそこそこに頑張っていきましょう。
わーわー書きましたが以上です。さようなら。