少し前からぬいぐるみを出迎えた生活をしているおっさんだが
うちの聖川真斗氏のぬい、お手々同士が繋がって取れないとばかり思ってしまって「あれ、他のぬい見ても自由に手が可動してるな…うちのは手同士が引っ付いた個性ってコト?」と疑問に思いながらぬい活してたけど、さっき触ってみたら普通に無限に手が可動して1人で驚いてました pic.twitter.com/gcidI3UGkg
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2024年8月28日
聖川真斗氏に怯える魚たち、可愛いね pic.twitter.com/36fcBzvoYf
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2024年8月4日
見て聖川真斗。これが朝だよ pic.twitter.com/kQL55EuoQG
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2024年8月24日
見て聖川真斗。海から近い横浜のお寿司はどれも美味しそうだね pic.twitter.com/wgPHjc9fzh
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2024年8月24日
ぬいぐるみと共にご飯を食べ、歯を磨き、テレビを見、お出かけし、通勤列車に揺られ、上司に怒られ、泣きながら寝、他の人のぬい共同生活を見ていると
うちのぬいにも、もっと良い服を着て欲しいと思うのが親の心だろう。
まずはうちのぬいこと、聖川真斗は割烹着が似合うアイドルであるという事を紹介したい。
これはライエモという、うたプリのソシャゲでの聖川真斗。ハロウィンに割烹着というよくよく考えると七五三にサンバ衣装ぐらい関係のない組み合わせだが、似合うからどうでもいいのである。こんなにも割烹着が似合うの聖川真斗かTOKIOの城島さんぐらいである。
アイドル衣装の聖川真斗も素晴らしいが、割烹着の聖川真斗も素晴らしい。純粋に聖川真斗が素晴らしいのに更に割烹着も着るとこれはもう心のダムも決壊してしまうし、その実家のような安心感のある姿を見ていると決壊した心のダムも修復してしまう、永久機関が完成しちまったなアア~!!
そんな割烹着をうちの聖川真斗にも着させてあげたいが、ぬいの割烹着衣装なんて売ってないのである。うたプリのぬいぐるみの衣装は色々出ているがまだ恐らく割烹着はないらしい。そもそも割烹着姿の聖川真斗のグッズが少ないと思う。お願いします、うたプリ運営さん。
売ってないならどうすればいいか。自分で作ればいい。かのエジソンもそう言っている。ただ、問題は僕が裁縫なんて小学生の時にドラゴン模様のエプロンを作って以来、針にも触ったことがないことだろう。しかし、それは些細な問題。やったことがないという事は今からやり始めることが出来るという事だからだ。
という訳で梅田 にあるユザワヤさんで買ってきた。裁縫セットに生地。生地は純白で一番安いやつ。
まずは聖川真斗のサイズを測り、生地に直接設計図的なモノを書く。本来は型紙を先に作ってそこから生地にあてて切っていくようだが、初心者だからそんな常識知らなかった。
聖川真斗には一時的に裸になってもらうが、我慢である。生地のカスだらけになるが、そこも我慢していただく。
生地を真っすぐ綺麗に切るの難過ぎる
三つ折りするために少し大きさなサイズにしないとダメなのを忘れたりしたが、何とか表裏の雛形は完成。あとは縫い合わせていくだけである。
しかし、ここで問題が発生する。
玉止めと玉結びが難過ぎる
まさかこんな初歩的な事で引っかかるとは思わなかった。
玉結びはそれでも何度かやると出来るようになっていったが、玉止めは意味が分からない。玉止めの仕方をネットで調べても
1糸の出ている根元に針をあて、親指と人さし指で押える。
2針先に2回くらい糸を巻き、
3親指で押えて、針を引き抜きます。
4糸端を少し残して、はさみで切ると、
5玉止めの完成です。
完成しないんだが
真っすぐな一本の糸になるんだが。犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリのダイダン津田の「訳分からん」ぐらい頭抱える。
「僕があなたの玉結びをしますのであなたが僕の玉止めしてくれませんか」ってプロポーズの言葉考えるほど、こんなにも誰かに隣にいて欲しいことはなかった。
そんなこんなで絶望しているとマシュマロで「布用ボンドオススメですよ」という情報を頂く。そんな便利なものがあるのかと次の日に梅田 にあるユザワヤさんで買ってきた。
スティックとボンド。ボンドの方はアイロンかけると更に強度が増すらしい。ただ、つけて1日ぐらい置くとアイロンなくても十分な強度である。これを服の端と端につけて引っ付けて上から重しを置く。滅茶苦茶簡単である。しかし、ある重大で根本的なことに気づく。
これ、裁縫じゃなくて工作じゃね?
滅茶苦茶手縫いをする気だったので針にすら触らないこの状況、何だか思ってたのと違う感は否めない。
ただ、今回の目的はあくまで聖川真斗に割烹着を着させてあげたいなので、一心不乱に塗って引っ付けていく。
そしてーーーーーーー
完成~~~
ポケットをもう少し上につけるべきだったとか、襟元もう少しゆったりしてた方がいいとか、切り口きたな過ぎるとか色々ダメな所はあるが、取り敢えず完成させることが大事。
というか、みんなあんな素敵なぬいの服、どうやって手に入れてるんだろ。オタク仲間がいなさ過ぎて情報0という哀しい事実。
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2024年12月4日
この有り余った手縫い欲を今度は消化していきたい。いずれ感謝の玉止め1万回できるように鍛錬を積みたい。それにしても
うたプリにハマる→ぬい活を始める→手芸をやりだすと、どんどん趣味が拡張していく感覚である。取り敢えず割烹着聖川真斗が似合う最高に美味しそうな豚汁でも作るか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。