辛い終わり方だな~~と思ってたのに原作だともっと辛いってマジ!?

太平洋戦争末期、美しい南国ペリリュー島へ送られた若き日本兵の物語。
原作は未読で史実も詳しくなかったから最初、功績係として田丸くんが死んでいく人の死に様をどんどん創作していく映画なんかな…と思ったけど、そんな悠長なことは一瞬で終わってしまっし、序盤のアメリカとの激しい攻防がずっと続くのかと思いきや中盤以降は終戦してもなおその事実を知らずに潜伏を続けるという重火器だけではない戦争という悲惨な現実を静寂に描いて「いつどうやって終わるんだろう」という持久戦のような映画体験だった。こういう映画観ると「若い人や子供にも見て欲しいなぁ」という願望が湧いてくるが、今の日本だとジジィだって戦争経験者ほぼいないだろうし、戦争の悲惨さや平和学習は年齢関係なく何度だって学んだほうがいいので全人類に見て欲しい映画だ(確信)
時代背景とかそういう解説はちゃんとした映画サイトのちゃんとしたライターがしていると思うので書きたいことを書いていくね。
島田少尉
映画観終わってからプロフィールとか見ていると島田洋平22歳って出てきて流石に2度見した…22歳!??…44歳の間違いでは!!??となる。
というか明らかに仕事が出来ない上司である竹野内中尉と比べて人望が厚いので内心面白くないだろう竹野内中尉に嵌められて島田少尉は命を落としてそこから滅茶苦茶な指示を出す竹野内中尉のせいで部隊は半壊、最後は部下から「竹野内中尉、ご存知ですかな?戦場における士官の死因の2割が部下に殺されたものらしいですよ」と言われながら竹野内中尉殺される展開になるわ…って映画観ながら2回ぐらい想像したけど、全然そんなことなかった。そもそも竹野内中尉の霊圧は終盤消えていた。
優秀な判断力と部下想いで責任感も強い。そんな理想的な軍人だった島田少尉が死んでいった仲間の意志を紡ぎ(本意はどうあれ)敗戦を認めずルールを破り降伏を選ぼうとする部下を殺してでも止めようとするの、現実でもあり得そうだし切な過ぎる…。
小杉伍長
飄々としており何を考えているのか分からない。仕事は間違いなくできて利己的なのに主人公の助けもしてくれる。こんなん好きになるわ。小杉伍長、困ったことや嫌なことがあったら相談したい。絶対に嫌味もありつつ的確なアドバイスくれる。何なら「まぁまぁ落ち着け」って言いながらタバコの1本ぐらいくれるかもしれない。
小杉伍長、良いお父さんになりそう。なんか近所の子供たちに良くない遊びを教えて親御さんから怒られるけど子供たちから絶大な人気がありそう。
小杉伍長、こんな感じなのに奥さんにベタ惚れしてて欲しい~~~~~~!!!あんまり奥さんには好きって感情見せないけど内心はベタベタベタに惚れていてほしいし、奥さんもそれを知っていてほしい。
小杉伍長、ネトフリのデスゲームものに参加したら『今際の国のアリス』のチシヤ並みの活躍をして主人公以上に人気になるやつ。
これらの小杉伍長像は映画通りなのか夢小説の小杉伍長なのか判断がつかない。
片倉兵長
表情も変えずに汚れ仕事もいとわない超強くて仕事ができる軍人、こんなんオタクが好きなやつ。こういう奴は深堀りすればするほど味が出てきますからね!原作読んだら絶対にもっと好きになる確信がある。映画にはなかった人間臭い所とかあったら絶叫もんですわ。
周りから感情ないと思われそうな奴が直接な描写はないものの終盤あたりで人間味が滲み出る描写とかあったらもう~~~~~~~~~ね!!!!
奥さんの為に絶対に生きて帰りたかった小杉伍長との対比が凄いな~~~と思ったけど最後の小杉伍長の戦いは「オタクが見たくないけど見たい奴~~~~」と流石になった。流石にね。そして生き残るのが片倉兵長ってのがもうね!!!もうもう煩いな。
感情がないない言われる片倉兵長だが彼も自分が殺した相手の夢をみるのだろうか。それが老衰で死ぬまで続くのだろうか。日本に帰った後も彼に救いはあったのだろうか。彼のバックボーンとか全然知らんけど、救いがあった欲しいな。
吉敷佳助上等兵
1人だけ漫画のキャラクターのような強さで多分子供人気1位だと思う。いや!!普通に大人でも人気1位だな!!
声優、中村倫也さんが上手すぎる。嘔吐のシーンすら上手かったのでいつかがるまにでドS彼女に口の中を手をつっこまれて嘔吐が止まらないASMRに出て欲しい俳優NO1だ中村倫也さん。というか吉敷強過ぎないか?銃の的中率が凄すぎる。少し前に『果てしなきスカーレット』で主人公の補助する男性の弓矢がうますぎる…!!!と思ったけどこんな短期間でアーチャーを2人もみるとは!!!
最後死にそう~~~と思ったけど本当に死ぬの悲しい…。そして田丸くんは吉敷の骨を持って帰るのは分かるけど、吉敷の自宅に行かないんだ~~~となってしまった。流石にあの後行くと思うが…。チェンソーマン映画でレゼ生還二次創作流行ったみたいにペリリューが大ヒットしたら吉敷生還二次創作も流行るのか…?でも推しの死は死ぬからこそ輝くのでは…?俺は何でもかんでもハピエン厨撲滅委員会に入っているので…
田丸均一等兵
眼鏡の強度凄そう。
最後に
書きたいこと書いて読み返してみたら真面目な映画なのにこんな関係性とか語って…と思ってしまったが、どんな内容であれ関係性やキャラに魅力に惹かれキャキャしてしまうのでこれはもう本当に申し訳ない。怒った方はちゃんとした映画サイトのちゃんとした映画ライターの記事読んでお口直しして欲しい。
原作読みたくなったけど、絶対に重たいので体力がある時に読もうとおもう。年末年始かな。原作読んで映画見直しても絶対に面白いか、「ここカットしやがって!!!アホンダラ!!!」となるかのどっちかだと思う。
歴史を学び、今を精一杯生きようね。

