イケメンが出ることぐらいしか知らずに映画観に行ったから「あーなるほど!オヤジオヤジと慕われるボスとその息子達(イケメン集団)が実は悪い奴らから金を盗んだので警察にも追われながら正義を全うするやつか~~~~」→ん!?んんん!!!??→こっちが悪い奴なの!!??となった。なるよね!?

直前に『トワイライト・ウォリアーズ』見直したのが悪い。
いやでもさ!金持ちが明らかに胡散臭さそうな奴だったし、拳銃が本物じゃない→あっ!こいつら人殺しする気がない!良い奴らでは!?って鉄板の流れだと思うじゃん!何か仮想通貨をハッキング中に予想外の重要なデータをコピーしてたのでこれが政治家の不正情報とかでそれを握りつぶそうとした真の巨悪を追われて何かエレベーターの中で戦ったやたら強い警察官と協力関係になるのかな!?とか思うじゃん!!!
それなのにオヤジが「俺の顔が撮られた」って言いながら息子を殴ったり殺そうとしたところで
んんんんんんんんんんんん!!!!!!????????????どっちだ!?って困惑したんだよ!!!!!!
冷静に考えるとどっちだってなんだよ。真っ黒だよ。
そもそもチェックシャツでもイケメンという規格外のイケメンが出るぐらいの情報で映画観に行ったからジャッキーチェンが出てきてビックリした。ジャッキーチェン、僕が子供の頃からジジィだったの未だにジジィでビビる。実写版のネテロ会長やん。調べてみると71歳らしい。
71歳!!!???
71歳ってよぼよぼで腰が90度並みに曲がって朝から晩まで1円パチンコ打って定員さんにセクハラみたいなこと言うのが唯一の娯楽みたいな年齢じゃないの!?なんでこんな若々しんだ…。流石にカンフーアクションは若い世代にやらせるかな…と思ってたらバリバリカンフーしだして更にビビる。エレベーター内とか屋根上みたいな狭い所でのカンフーアクション、めっちゃ良い。ところどころCGが雑いのも作品全体の好感度が高いから愛嬌に見えてくる。
ジャッキーチェンと女性がメインになってきたところで「主人公側こっちやん」とようやく気付く。
というかさ~~~~~ジャッキーチェンがご近所付き合いを装った所、2人の連携ミスでバレそうになった時に嘘の関係性の中に真実を入れる会話で乗り切ったシーン良すぎた。
アクション要素も良くてコミカルさもあり関係性も良い。この映画、無敵なのかもしれない。

傅隆生(レオン・カーフェイ)
ちょっと強過ぎる。
中盤、罠にひっかかって大勢に囲まれた時は死んでおけよ、人として。
それを突破したから最後の警察に囲まれたシーンでも「も、もしかして…ここから無双シーンあるのか…」という可能性を否定できなかったですからね。
自分が生き残る事しか考えていない残虐非道なジジィかといえばそういう訳もない。その深みが魅力だろう。それでも人の親になるにはあまりにも化物過ぎる。哀愁が漂る激強ジジィってよくいるといえばよくいるけど、そういうのは大概昔悪さしてたけど今は隠居していますとかだから!現役バリバリなのが凄い。
熙旺(シーワン)/熙蒙(シーモン)
人の顔の解像度が低すぎて後から同じ役者が演じてるの!!!????ってなった。双子設定も終盤理解したぐらいだったので本当に人の顔の解像度が低い。流石にあの3人目は同じ顔!!となった。
この映画、まじでこの2人と傅隆生の関係性が良すぎた。傅隆生が作った即席麺を美味しいと言いながら食べる熙旺に自分の即席麺を「食え」って渡すの「オカンやん!!!」となる。カツ丼とか食べてると「あたしお腹一杯だから」とカツをこっちの丼の中に入れてくるやつじゃん。ババァ、痩せてるんだからもっと食ってくれ。でもさすがに即席麺2つはいらんだろ。
傅隆生は熙旺が一番愛おしいのは間違いないけど戦場を生き抜いてきた生存本能が息子への愛よりも強く、熙旺は父さんが本当に好きだけどそれ以上に弟が大切で弟の為なら勝てないと分かり切っている父さんにも立ち向かう事が出来、熙蒙は父さんへの愛情はあるけど恐れをもっていると。この関係性ね。
いや~~~最近思うけど、フィクションにおける家父長制から生まれる歪な愛情とのその関係性大好きだわ。現実では家父長制は解体して欲しいけど、フィクションの中の家父長制はトゲだらけのMy heart ain't yours醜い世界でも咲いた花泥だらけでもI can't hide no morewith my beautiful thorns
ですな!
終わりに
何だかんだジャッキーチェンの映画をちゃんと観たの初めてな気がする。エンドロールのNG集で「これが噂の…!!!!!」とテンション上がって良かった。
エンドロール中にジャッキーチェンが20年後もアクションはしんどんよ~~~と言って笑いを誘ってたけど、
ジャッキーチェンなら90歳でもカンフーアクションしてそう
