テニミュと書いて多幸感と呼ぶんですね

『ミュージカル・テニスの王子様 4thシーズン 青学vs四天宝寺』東京公演に行ってまいりました!
今年になってから「グッズより体験にお金を使う」という考えの元、興味があった舞台とかミュージカルを見たいなと思い2.5次元ミュージカルといえば『テニスの王子様』だろ!!!と何とかチケット取ろうと探した結果、平日の立ち見席が空いていたので関西在住の筆者ではあるが新幹線を予約し会社には有給休暇を申請し、見る事が出来ました。いや~~~~~~~~~~~見て良かった!!!!!
正直ミュージカルを生で見るのは初めてだったので突然歌い出すミュージカルって楽しめるか…!?と不安はあったし、そもそもテニミュに関して昔の偏見があった。
テニミュを初めて知ったのは学生の頃、ニコニコ動画だった。俳優が歌っているのを空耳のネタとして一緒に笑い、ミュージカルを馬鹿にしてるコメントに共感し、舞台のクオリティを馬鹿にしてるコメントに納得していた。
そもそも『テニスの王子様』という作品自体、ぼくに大きな影響を与えてはいた。漫画を読んで海堂のスネイクに憧れ中学生の時にテニス部に入った。硬式はなかったので軟式部だったが。そこで僕はスネイクの練習ばかりしてたら顧問がブチ切れてきて「スネイクなんて現実に出来る訳ないだろ!!!」と言われたのがショックだった。何故ならそれまでのぼくは真面目だけが取り柄で先生に注意された事なんて記憶になかったのに初めて怒られたからだ。それ以降トラウマになり『テニスの王子様』に触れることが出来ず、原作の3巻以降を読むことができなった。ネットミームだけ知識として蓄えてきた。
大人になり実写映画だけはDVDを買って見た。
テニプリを知ってから20年以上経って初めてフルで、そして生でテニミュをみたのだが
滅茶苦茶クオリティ高くない?????
皆さん知っていましたか?
舞台上でボールなんてなくてもテニスって出来るんですよ。
照明をボールとして演出し、音楽やSE音、そして俳優の動きによってテニスをしている彼らがそこにいるんですよ。
まず冒頭から情報量多すぎないか!!???
ステージ上いっぱいいる生徒たちがラケットを持って踊る。
顔が良い男達がラケットを持って踊る。それだけの事なのにこんなにかっこいいんだ…となる。しかも越前リョーマだったり不二先輩だったり知らん奴だったり、だれだ…?だれだ…?だれだ…?だれだ…?だったりみんな実在していた。
そして「感情昂ったら歌うんがミュージカルやろがボケ」が名言過ぎる。
なぜミュージカルは急に歌うのかというミュージカル初心者が1度は思う謎に対して完璧な回答をしてきてここからテニス中とかにみんな歌い出すのも「うぉぉぉぉ感情が昂っているのか!!!」と受け入れやすくなるの、本当に助かる。対戦中に感情が昂るのは当然なので。そういう世界観だと1発で分かる名言だ。
俳優さんが完全にキャラになり舞台の上に立つ。その徹底ぶり。テニスをし歌って踊る生徒がいる後ろで台詞がなくても絡んでだりポーズしている生徒達を見ているのも楽しい。毎回微妙に違うだろうし見る度に発見がありそうでそりゃ全通する人もいるわって感じだ。
というか不動峰めっちゃ良いな。原作の2巻までには登場しなかったので初めて知った中学だし、サブタイトルが「青学VS四天宝寺」だったので最初は 不動峰ってなんだ…?なぜこんな中学にわざわざ俳優さんを起用しているんだ…?と思ったけど、滅茶苦茶良い。なんかこの中学、部長に対する矢印重たくないか?なんかよく知らんけどみんなは部長と一緒に今優勝したいのに部長はお前たちなら来年でも優勝出来るぞとか考えてそうなのが好き。部長と千歳の戦いとか本当に熱い。
というかさ~~~~~~原作2巻までしか読んでないから試合結果が分からないので見ていて滅茶苦茶熱い。そりゃ「青学VS四天宝寺」ってサブタイなので不動峰VS四天宝寺は四天宝寺が勝つのは分かるけど、その中で誰か勝つのか全然分からず滅茶苦茶熱い。生のテニス試合みているようなもん。
戦いが終わり、不動峰の出番終わりか~~と思っていると途中でコントやりだすの何!!??もしかして原作通り!!???
試合終わり、負けたチームが観客側に1列に並んで礼をして客が拍手するの、中学校テニスが舞台なのをうまく利用した天才的発想じゃない!? 俺たちはテニスを見に来たんだな。
そして、テニミュ、「熱さ」「カッコよさ」「面白さ」「青春」が一気にやってくるのやばくないですか!!???人間って「熱さ」「カッコよさ」「面白さ」「青春」を一気に浴びるとどうなるか知っていますか?
多幸感を感じるんです。
心が辛い時、自分へのご褒美に美味しい物を食べると良いといいますが、欲張りなぼくは美味しいも食べてテニミュも見に行くんです。それが幸せって奴です。
ミュージカルあんまり見た事なかったので他の作品もそうなのかもしれないけど、ぼくのとってはこれがミュージカル!!!!ってなってしまった。末永く責任とって欲しい。
というかテニスの王子様、テニヌみたいなトンチキばかりネットだと話題になるけど、滅茶苦茶青春スポコンなんだね。勝者がいて敗者がいる。でも、敗者だからといってこれまでの努力は決して無駄ではない。その輝き。
細かな好き(ネタバレあり)
・四天宝寺の先生めっちゃ良くない!?ブリーチの浦原と同種の香を感じる。
・親父、2曲も歌って破格の扱いなんだこの親父…というか途中で出てきた青年に会場が笑ったのがついていけなかった。亜久津はどういう奴なんだ。前に河村と戦って負けたスラムダンクでいう所の魚住的ポジションか?
・白石役の人イケメン過ぎる…「エクスタシー!」と言ってるの見てこっちがエクスタシー!ってなるわ!
・不二先輩、天才ってイメージあったからいきなりストレートに負けそうになってビビっている間に覚醒して相手は打ち返せない技を出してきて更にビビる。それでもそれを攻略しようとする白石も良くて不二先輩と白石、2人とも応援しちゃう。
・桃城海堂のペア戦なに!!???ずっと何!!!????ってなっている間に何か桃城海堂の友情の良い話になって終わってしまった。まじで何だったんだ…。
・そしてそこからの石田銀戦との温度差に風邪ひきそう
・石田銀戦、1番好きというか1番熱かった。河村絶対に負けると思ったもん。
というか「ワシの波動球は百八式まであるぞ」でうぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉネットで見たことある!!!!って1人テンションあがってしまった。
・本当にここが1番テニヌな戦いなんだろうけど、生で鑑賞するとそんな事どうでもいいぐらい熱い戦いで手に汗握る。ワイヤーアクションとプロジェクションマッピングを駆使して描かれる本気の戦い。
・やっぱりみんな真剣と書いてマジでやってるのが良いよね。テニスの戦いで観客側まで飛ばれされるみたいな超展開、一歩間違えたらただのギャグなのに俳優が演出がマジでやってるからこそ、熱い。
・ぼくだったら息子のテニスの試合を見に来たらその息子が血まみれ骨折れるまでボロボロになってるを見て半狂乱になってしまうと思うから、親父は凄いわ。
・そしてまさかの河村の勝利。えっ!?次に青学勝ったらリョーマ戦わないじゃん。もしかして手塚部長が負ける!??確かに不慣れっぽいダブルスってそういうこと!?でも河村に託された手塚部長がここで負けるのダサくないか!?と色々考えてたら何か退部した千歳が復活し(なぜ退部した?)そしてダブルスという名のシングルス戦。どういうこと!?
・手塚と千歳。天才である2人のラリーに入れず蚊帳の外になった財前。確か石田銀戦で河村のことを「足を引っ張ってる」的な揶揄してたのが財前だったと思うのでこんな返しくらうことあるんだ。そしてただただスポットライトが当たらずモブとして端にいるだけでなくちょくちょくスポットライトを当てられるの残酷過ぎる。
・もくもく千歳面白過ぎる。原作だとどういう演出しているのか滅茶苦茶気になる。
・終わらない一球勝負。なるほどな~~~~~~~~
・これ爆発オチでは!?
・最後に俳優が近くまできてくれてびびった。しかもあの憧れた「スネイク」の海堂である。
・楽曲知りたかったけどパンフには書いてないのね…
最後に
テニミュみて分かった。ぼくはスネイクに憧れた時にテニス部に入るのではなくて俳優も目指すべきだったんだな(無理)いや、今からでも目指せるかな。スネイク打てるようにテニスもう1度やってみたいな。
それにしてもこの多幸感、本当にテニプリって良いなって。
せっかくなら決勝戦までに4thの過去作を見てそこから原作も読んでいこうと思う。原作読んだともう1度テニミュ見直すのも絶対に楽しい。
それにしても観劇って今回含めて2回経験したが1回目はオリックス劇場での刀ステでオリックスの硬いわ少しでも動くとギシギシギジとなる椅子に苦しめられ尻と腰が死んだが、今回は3時間以上の立ち見だったので脚と腰が死んだ。
観劇ってマダムも趣味にしているので緩いと思っていたが想像以上に肉体を酷使する趣味である。健康には気を付けよう。
社会情勢とか色々大変な時代で楽観的になれませんが悲観的になってもどうしようもないのでテニミュを希望に頑張っていきましょい!!!!

