社会の独房から

映画やゲーム、小話など。

ブログ専用機として『Chromebook(LenovoChromebookS330)を購入したのでレビュー

今まで利用していたPCが壊れてしまった。しかも引っ越しの準備をしている最中である。タイミング!

せっかくなのでゲーミングPCを買おうと思ったのだが、ゲームはPS4とスイッチがメインだし、このタイミングで20万前後するゲーミングPCは痛手だなと思ったのと、そもそもPCの用途の主力であるメールや映像再生などはブラウジングでほとんど処理ができてしまう上に、よくよく考えればブログを書くぐらいしか最近では使わないのではという疑問が生まれた。

ただ、世代的にipadタブレット端末のような機器よりパソコンのキーボードが安心するのでブラウジング特化!起動が早く!安い!と用途がハッキリしているChromebookを購入を決めました。

 

 今ならクーポンがついているので2万5千円という激安なんです。

新品で3万切るとか逆に不安になってくる。

という訳でレビューしていこうと思う。

 

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amazonさんなら直ぐ届く。いざ開封

 

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黒でまとまったデザイン。本体も軽く、Chromeのマークが可愛い、ガジェット欲を満たしてくれる。
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パカッ

開くとこんな感じ。

キーボードはUSキーボード。私は「かな」は要らないので全然気にならない。


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本体に付いてくるのは電源ケーブルと説明書の紙一枚のみ。

USB-Cコネクターなのは嬉しい。

初期設定は5分も要らないレベル。言語で日本語を選択して、自宅のWi-Fiと接続して自分のグーグルアカウントの連携して終わり。サクッと使える状態に持っていけるのは嬉しい。


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ちなみにBluetooth対応で、SDカードと、USB、HDMI,イヤホンジャックは付いているため、ブログ用の写真データの転送や、映像をモニターに映す事などができる。まさにブログ用!
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そしてホーム画面、シンプル!
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 ちなみにGoogleplayからアプリもインストールできる。

ゲームも一応できるが動作が期待するな。

 

 

色々触りまして、前からChromebookはブログ専用マシンとして良いという噂は聞いていたが、本当に良いですね。

ブラウジング特化の軽くて安いノートPC、その割り切ったスタンスにより、起動が爆速!(本当に数秒で立ち上がって、Windows10には戻れない。書きたい時にすぐに書けるのは本当に良い)あと、バッテリーが10時間持つとのことで、外出先のスタバでオシャレに文章を書くといった場面も期待できそう。打鍵感も好み。「ネット、Wi-Fi環境が無いとただの文鎮に成り下がる」という癖の強さを許せれば、ブロガーにとって良い味方になると思う。

戸惑った所は、日本語の切り替え方が分からず、苦戦した所。

調べてみるとCtrl+スペース

で出来た。これ知らないとすごく不便なので、必須。

他にもWinodowsと色々違う所があるので、最初はストレスを感じる所はあるが、最終的には慣れだ。

 

実際にこの記事も、Chromebookで書いてる。

 

タブレットの進化などでノートPCの存在意義が問われる今、こういう特化型の機器は使い手によっては重宝されるなとしみじみ思う。

しばらくこのおもちゃで人間火力発電所になってブログ書きまくるぞ!(ネタがないネタがないネタがない)

 

 

 

 

映画『空の青さを知る人よ』感想。異性愛?百合?いいえ姉妹愛です!

想像してみて欲しい。

山々に囲まれたド田舎の人気の少ない寂れたお堂に、小学五年生という多感な年頃の男子が、好意を寄せている可愛く年上でパンツ見せる事にも無頓着な女の子と放課後、夜遅くまで二人きりで過ごすことが多い環境がどれほど天国で地獄なのかを。

私なら毎晩寝れない夜を過ごす事になる。

そんな不憫な小学生であり、私が本作で一番感情移入してしまった大地葉というキャラは主役級ではなく、所謂脇役だ。

メインキャラでなくても、その人柄と無限に想像が出来るバックボーンから1人1人を愛せて、応援して、この映画の話だけでなく、これからの人生を歩む彼らをずっと見ていきたいと思ってしまう。

 

そして、予告では若い男女の恋愛がメインの様に見えて、おっさんおばさんの人達は自分には輝かしすぎて向いていない映画だと思うかも知れないが、それは勘違いだ。この作品は今まさに青春のど真ん中を走っている子供たちに向けてというよりは、青春時代を通り過ぎて大人になって色々なモノを諦めながらも今もなお、もがき続けているおっさんおばさんにこそ響く作品になっている。そこには何よりも美しい姉妹愛がある。

そんな本作『空の青さを知る人よ』の感想をネタバレありで書いていきたい。

 

「空の青さを知る人よ」オリジナルサウンドトラック

 概要

あらすじ

秩父の町に暮らす高校生のあかねは、彼氏である金室慎之介や妹のあおいと共に、充実した青春を謳歌していた。

しかし、彼女の高校卒業間近に両親が交通事故で突然他界してしまい、妹のあおいと2人で生きていくことを迫られる。

彼女は卒業と共に東京の専門学校に行き、慎之介と共に歩んでいきたいという夢を抱いていたが、幼いあおいの存在により、それを断念。妹と共に暮らすことを決意した。

慎之介は彼女が東京に来ないことを嘆きながらも、東京に出て夢を叶えて、彼女を迎えに来ることを胸に誓う。

それから13年後。

 

あおいは高校生になり、自分のせいで姉を故郷に縛り付けてしまい、東京に行くことを諦めさせてしまったことを気に病んでおり、あかねを自分から解放したいという思いもあり、進学せず、バンドメンバーが他に誰もいないのに東京でバンド活動をしようとしていた。

そんなある日、町で音楽祭が開催されることとなる。そのバックミュージシャンの中には、あかねと別れたきり会えなかった慎之介がいるというのだ。

その頃、お堂でベースの練習をしていたあおいの前に13年前のまま、高校生当時の姿をした慎之介(しんの)が現れる。

あおいとあかね、しんのと慎之介、せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

 監督は『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などの長井龍雪さん。

脚本は今やアニメを少し知っている人でその名前を聞かない人は存在しない、キャラクター間のドロドロとした関係に定評がある岡田麿里さん。

キャラデザは新海誠作品でもキャラデザなどを任され、注目されている田中将賀さん。個人的に田中将賀さんが描く絵柄大好きなんだけど、『天気の子』では田中将賀成分が薄まっているのを痛感したので、本作で堪能できたのは嬉しい。

所謂超平和バスターズの3人が関わっている本作。ちなみにアニメ映画だと最近どこでもその名前を目にする川村元気さんも関わっている。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』そして本作『空の青さを知る人よ』が全て埼玉県秩父市が舞台のため、秩父三部作と言われている。ただこの座組の作品は癖が強いのが多く、ニガテな人も多いと思う。そんな中、『空の青さを知る人よ』は見やすい作品になっているのでオススメだ。

 

タイトルの意味とガンダーラの意味

タイトルの『空の青さを知る人よ』

もちろん元ネタは『井の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る』ということわざ。

前半部分だけで使われることが多いことわざですが、それもそのはずで後半部分は日本であとからつけ足されたもので、出典の『荘子』にはない言葉だ。

本作における『井の中の蛙(以下略)』はあかねの好きな言葉として登場する。

両親を亡くし、幼い妹のために東京行きを諦めたあかねの身の上に重ね合わせ、山に囲まれた牢獄みたいな町、というあおいの表現を考えるに

井の中の蛙』=『地元から離れられないあかね自身』

と読み解くことが出来る。

そして後半の『されど空の青さを知る』の部分。

あかねは義務感であおいの面倒を見ることを選んだのではなく、自ら望んで、恋人(しんの)との未来を諦めてまであおいと一緒にいることを選ぶ。

なぜならたった1人の大好きな家族だから。

つまり

『あかねにとっての空の青さ』=『あおい』

だからこそ「しんの」の好きなツナマヨではなくあおいの好きな昆布を作る。

前後を繋げると

「あかねは広い世界には出られなかったけれど、本当に大切なあおいと一緒にいられる幸せを知っている」

あかねにとってあおいという妹が一番大切に出来る存在。

18歳から31歳までの13年間をあおいの為に捧げたが、でもそんなあおいと一緒に暮らす井の中から見える空はどんな空よりも青い。

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そして何度も出てくるガンダーラという単語。

これは歌の名前でもあるが、意味は「どんな夢も叶う理想郷」

ド田舎に住む高校生の慎之介はこんな閉塞感ある所ではなく東京こそがこのガンダーラだと思っていたが、隣にあかねが居ないまま東京に行き、知ってしまった現実の厳しさ。辛さ。そんな経験をした上でガンダーラとは場所なんて関係なく、大切なのは人であり、自由だと感じる心だと知る。

 

「しんの」という存在

生霊だと劇中で言われていた「しんの」

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「しんの」の最後の記憶は、あかねに東京行きを断られた日のものだった。

その夜、慎之介は悩んだ末に「ビッグなミュージシャンになってあかねを迎えに来るんだ」と決意し、その証として『あかねスペシャル』をお堂に置いていく。

しかし、同時に慎之介はあかねと離ればなれになる事を拒否し、前に進む事をやめ、今がMUGENになる事を望んだ。なぜなら慎之介の夢の1つはあかねと共いることだから。

その慎之介との強い拒否反応がまるでコピーのように『あかねスペシャル』に焼きついたのだと思う。

 

それは後ろ向きなんだけど決して否定するような事ではなくて、前に進む為にはどうしても自分の大切だった「夢」を置いて行かなくてはいけない時があり、それが大人になるという意味でもある。

もがき続け、捨てた理想や忘れてしまった想い。様々な後悔を抱きながら前に歩んでいく中で、彼はもう1度自分の「夢」に向かい合おうとする。想いを後悔しないために。

そして未来は輝かしいものだと信じて疑ってない頃の自分に、純粋だったあの頃の自分にぶん殴られて、前に進むことを、まだ「夢」を諦めずにいることを決意できた慎之介。

それを気付かせる為に「しんの」は存在したのだと。

終盤のシーンで、「しんの」が車の後部座席でそっと消えていく。『あかねスペシャル』を慎之介に渡すという役目を終え、今まで逃げていた自分の夢を真っすぐに捉え、捨ててきた自分の「過去」をきちんと自分のモノにできたんだなという感慨深さがある。

各キャラ達

相生あおい(CV若山詩音)

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本作の主人公にして太い眉毛が最高な彼女。

「しんの」への恋愛感情と姉への想いに揺られながら、大人になっていく。

若山詩音さんのボイスは普段も良いけど、辛い叫び声になると最高ですね。「泣いてないし」は突き刺さる。姉に対して酷い言葉を投げかける事もあるけど節節からあかね大好きが見えるので、この姉妹尊いってなる。公式は早く、大仏パーカー売って欲しい。

そして太い眉毛は最高。

相生あかね(CV吉岡里帆

f:id:Shachiku:20191012015045j:plain(C)2019 SORAAO PROJECT

吉岡里帆さんってこんなに声優演技上手いの!?って驚く。

エンドロールで吉岡里帆さんの名前が出てきてビックリ。癒しがありながら芯を感じる姉声をださせたら天下一品ではないだろうか。これからも声優やって欲しい。

そして相生あかねは本作であまり内情が本人から語られる事はないが、それでも圧倒的存在感で、幸せになって欲しいと多くの観客に願われるキャラだと思う。

こんな姉が欲しかったし、ジムニーが欲しくなる。

 

金室慎之介(CV吉沢亮

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吉沢亮ってイケメンなのに声優も上手いなんて反則では!?

本作では吉沢亮のイケイケ高校生演技と大人びた演技で2度楽しめるので吉沢亮ファンは絶対観た方がよい。ますます好きになる。

そして映画観た人は気になるだろうあおいの同級生である大滝千佳とは本当に何もなかったのか問題だが、金室慎之介視点で『空の青さを知る人よ』が語られる小説にその内容は書いてある。読んでみると金室慎之介がクッソ真面目でビビリなのと千佳が想像以上に股ゆるでドン引く内容になっている。

空の青さを知る人よ Alternative Melodies (電撃文庫)
 

 

最後に

交響詩エウレカセブン』の「スタート・イット・アップ」みたいに空中で手をつなぐシーン。先日公開された『天気の子』でやっており、まさかの被りなのだが、個人的にはグランドエスケープ がバックで流れながらの映像リッチだった『天気の子』の方がどうしても感情は動いてしまった。ただ、本作もあいみょんの曲は良かったし、悪い訳ではない。ただちょっと公開日のタイミングがアレだっただけで。

あと、お姉ちゃんが生死不明な中、空中でイチャイチャするのもタイミングが悪いなと思ってしまった。まぁそれを言ったら『となりのトトロ』とかもそうなんですが。

 

しかし、エンドロール入るタイミングが最高。後から振りかえるとここしかないタイミングだった。エンドロールで親切過ぎる未来写真も見せてくれるのも良い。みんな幸せになって欲しい。特に大地葉

少し疲れた大人への応援歌になっている『空の青さを知る人よ』私は大好きですね。


最後に一言

13年前の人に『こち亀』終わるって言っても信じないわな

小説 空の青さを知る人よ (角川文庫)

小説 空の青さを知る人よ (角川文庫)

 

『ライザのアトリエ』レビュー。太ももに魅力され近寄ると限界ド田舎の憂鬱さにビンタされる

「その太ももで錬金術士は無理がある」とゲーム発表時から言われ続け、その太ももで日本ゲーム大賞2019「フューチャー部門」を受賞し、その太ももで国内販売15万を超え「アトリエ」シリーズ最高のスタートダッシュとなった本作。

確かにライザの太ももが素晴らしいのは当然だが、このゲームの魅力はそれだけではなく、そもそも太ももに騙されてこのゲームをやると「新しいモノを拒否する排他性と狭すぎる人間関係にどうにもならない閉塞感が複雑に混じり合いまるで地獄のような糞田舎」を体現したストーリーでもれなく死ぬ。私は三回ぐらい死んだ。

そんな本作『ライザのアトリエ』の感想を書いていくよ。

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 「田舎は死ね」ストーリー

シナリオは『灼眼のシャナ」でおなじみの高橋弥七郎先生。

あらすじ

湖の中に浮かぶ「クーケン島」という田舎島に住む主人公、ライザリン・シュタウト(通称ライザ)とその幼馴染であるレント、タオは各々の生活の中で退屈や不満を感じ、変化を求めていた。そんな中、島を訪れたクラウディアとその護衛を務めていた錬金術士であるアンペル、その仲間のリラと出会うことで、友達を増やし、技術を学び、力をつけ、冒険の幕が上がる。

といった流れだ。

一言で言うと「クソ田舎の閉塞感に抗う少年少女達のひと夏の冒険」といった感じで、東京出身以外の人は誰でも共感出来る内容になっていると思う。東京出身は知らん。

 

主人公のライザは冒頭から「自分はなんてことのない農家の娘(そんな服がはちきれそうなのになんてことのないは無理だろとは思う)と様々な事を諦めつつ、このまま糞田舎で何者にもなれず何も成し遂げる事が出来ない現状を「そんなのいやだ!」と誰にも聞こえない叫び声を上げ、同じ苦しみを抱いた同世代の仲間と共に未来が見えないまま行動していく中で、ほんの少しの勇気で踏み出した所に「錬金術」という可能性に出会う。

そんなちょっとした奇跡から始まる冒険に東京出身者以外、誰しも涙が出てくる。

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↑ウニは海ではなく木から落ちるぞ。私は気が狂ってる訳ではないぞ

 

そして見慣れた何でもないクソ田舎の風景は「錬金術」を覚えた途端、素材に溢れ、文字通り輝き出す。私たちも夢や希望を持つと、今まで何でもなかった風景が輝き出す事があったと思う。ここら辺の表現が本当に上手い。

ただ、クソ田舎に対してフォローがあるのかなとストーリーを進めても、更にクソ田舎が嫌いになるイベントの連続で、脚本家の「田舎はどうしようもない程糞!」という新海誠に通じる気概を感じてしまう。

 

ただ、主人公のライザは本当に良い娘で、どんな時も健気で優しく、諦めず、周りへの気遣いも出来て、底抜けに前向きで明るい。クソ田舎のクソな大人達と相反されてライザへの好感度がうなぎ登りになる。こんな娘が欲しい(直級)

 

散々クソ田舎クソ田舎と書いてきたが、大冒険を通してライザの心境が変わり、成長していく中で、「まぁこんなクソ田舎でもライザは生まれ育った所だしな、あんまり悪口いうのは程々にしておこう」とプレイヤーも一緒に成長するようになってくる。

 

ストーリーに関しては本当に良く出来ていて、中盤の田舎へのヘイトが爆発する所で腸が煮えくり返る衝動を我慢さえすれば、後は最高のジュブナイルな物語を堪能出来るだろう。

 

ひと夏の冒険という輝きと切なさを内包した、アトリエの中でも屈指のEDだと思うので、ここから先はあなたの目で確かよう!(ゲーム発売日と同時に発売される攻略本並)

 

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↑アンペル先生は男ながら、このゲームで一番可愛いと思う。基本的に男も可愛いゲーム

 

採取と調合

「アトリエ」シリーズの代名詞であり、このゲームの核でありながらある意味ラスボスの「錬金術」こと調合システム。

調合システムは今までのシリーズと違い、ツリー表示を採用し、より分かりやすくなった。それぞれに対応する素材を投入していくことで、簡単に完成するものになっており、「おまかせ材料投入」機能を用いれば、オートで調合することも可能だ。

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モノを完成させるだけなら容易だが、品質や効果、能力の上昇を狙っていくと途端に時間泥棒になる。
素材を集め、自分で選び、調合し、新たな何かを生み出す。
一見面倒にみえるこの一連の作業が楽しい。

 

必要な素材もどこでどうやって入手出来るのか詳細に確認出来るし、また、ファストトラベル機能が完璧でどんな時でも瞬時にどこでも移動出来たり(序盤は掲示板経由でのファストトラベルだったり、ライザの部屋にしか戻れず不便だが、途中でどこにでも行けるようになり、世界が変わる)ゲームデザインが気持ち良く集中して採取と調合を繰り返して出来るようにされており、もう一度言うが時間泥棒である。

 

また、今回はアイテムが使い捨てではないという事が大きい。
従来のアトリエシリーズでも錬金術で作った爆弾などを駆使して強敵と戦うのだが、せっかく強いアイテムを作っても使ったらなくなってしまうので、若干虚しさを感じられずにはいられなかった。
本作では爆弾や薬などの従来は消耗品だったアイテムが使ってもなくならず、装備と同じようにキャラクターに持たせて永続的に使うことが出来る。
そのため、爆弾などのアイテムも最高の一品を作ろうというモチベーションが生まれ、ストレスと虚無がなくなっている。こういうのをヌルゲーと叩く人がいるが、このぐらいの温度が丁度良いのである。今までが火傷をしていたのだ。

 

本作は過去作の当たり前を見直し、ノーストレスな設計を心がけているのが遊んでいてよく分かり、信頼できる作りになっている。

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図鑑で確認し、採取地に出掛け、素材を採取してきてアトリエに戻り、部屋で調合をおこなう。新しいアイテムなどが出来てくると、また素材が足りなくなり、再度採取地に遊びにいく。その繰り返しが気持ち良く、また自分が強くなっていってる事を実感しやすいので更なる「高み」を目指し、冒険したくなる。

 

また、調合やり過ぎて、ストーリー的にどこに行けば良いのか分からなくなってもあらすじに行き先も書いてある親切設計なので、問題ない。本作は至る所が親切心で出来ている。ゲームシステムとしてのバリアフリー化が素晴らしい。

 

バトルシステム

従来の「アトリエ」シリーズは、ターン制のコマンドバトル。静的なものだったが、本作ではシリーズ初のアクティブバトルが採用され、バトル全体のスピード感が上がり、コマンド選択時も時間が経過するため、的確でスピーディな状況判断力が求められるので、最初は色々戸惑うだろうし、難しいと感じる人もいるだろう。

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「慣れ」は必要だが、出来ることが増えれば増えるほど(後半になればなるほど)楽しくプレイ出来る。

 

バトルの攻撃手段の基本はAP(アクションポイント)で管理される。APは通常攻撃などでモンスターにダメージを与えることで貯める事ができ、スキルなどを使用する場合はAPを消費する。また、CC(コアチャージ)を消費し、アイテムを使ったり、仲間からの提案“アクションオーダー”に応えることで、強力な追撃を発生させたり、APを全消費して必殺技を使ったり、敵が必殺技を放つ前にブレイク状態(気絶)にして邪魔したり、その時々の状況を見てどう動くかという判断して動かないと駄目な為、「やることが、やることが多い!!」状態によくなる。

しかし、そのほどよい忙しさが気持ち良く、短時間でも「戦った~」という充実感がある。

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↑基本的に戦闘中は画面がずっとうるさい

 

戦闘も寄り道せず、調合もあまり極めないまま進めると歯ごたえある難易度であり、うっかり雑魚敵に瞬殺されてしまったり、苦戦する。ただ、このゲームは調合ゲーなので、少し調合を頑張り過ぎると途端に敵がクソ雑魚化する(難易度は変えれるが)

 

また、ネタバレになるので詳細は書かないが、本作のラスボスは普通にプレイしていると非常に難易度が高く、苦戦する。私はそれまで順調だったがラスボスで詰まって10時間ぐらい準備することになった。

他のRPGみたいにレベルを上げて物理で殴っても勝てない。また、攻略サイトをみて参考にしようと思っても軒並み糞で薄い攻略サイトばかりで全く参考にならない。モンハンぐらい大きなゲームなら腐る程有力な攻略サイトもあるが、こういう中堅所はまぁ参考にならず、自力クリアを目指すしかない。

詳細が殆ど調査中のサイトを検索上位に置くのはやめろと声を大にして言いたい。

ラスボスに関しては別途攻略記事を書くと思う。

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↑こいつの名前はタオ。四人目が仲間に入った時、10割の人がパーティから真っ先に外す事になるキャラだ。

 

グラフィック

まずは黙ってこの動画を見て欲しい。

 

どうだろう、最高ではないだろうか。

RPGってどうしても背景がいくら変わっても段々と移動が面倒になったり、だるく感じるようになってくるが、本作ではライザの尻がメインコンテンツと言っても良いので、いくらでも移動が出来る。全然飽きない、尻、最高☆

 

また、「鮮やかな青空」や「街で聞こえるセミの鳴き声」が”夏感”を醸し出しており、今作では、光の表現をブラッシュアップしたとインタビューで言ってる通り、それが非常にストーリーともマッチして良く出来ている。

 

物語をクリアする頃には、現実ではクーラーがガンガン効いた部屋で親に心配されながら引きこもっていても夏を堪能した!という気分になる。

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また、このゲームはジャンプをすることができるのだが、あきらかに他のゲームとは意図が違う。

ジャンプした所で、どんな小さな障害物でも飛び越えれないし、ショートカットも殆ど出来ない。では何の為にジャンプ機能があるのか。それは間違いなく「ライザの胸を揺らすためだけ」に実装された操作だと思う。

製作陣はアホなのだと思う。

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↑こういう無意味に狭い道があり、必然的にライザの胸に目がいってしまう。

製作陣はアホなのだと思う。

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↑雨が降ると服が濡れ、よりエチチってなる。こだわりが凄い。

製作陣はアホなのだと思う。

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↑ライザの二倍は大きい胸をもつリラ先輩。ライザが自分を普通の子を強調してしまうのはこういう胸をもつキャラが大勢いる世界観からなのだろうか。これらかも検証したい。

 

基本的にどこもめちゃくちゃ揺れるので胸揺れと尻目的の人は買って満足出来るクオリティなのは間違いない。

残念なところは色違い敵キャラが多すぎる所と、サブクエなどはフルボイスでない所。

 

最後に

このゲームはオートセーブが存在しないので、最近のゲームに慣れているとセーブし忘れて死んでしまうので注意が必要だ。

また、最近の無料アップデートでフォトモードが使えるようになり、ビックリするぐらい自由自在に写真を撮ることが出来る。あなたの想像力が試される。

同時に有料DLCも発表されたがシーズンパスで購入すると税込み7480円という滅茶苦茶強気な値段でビックリしてしまった。新作ゲームが1本買えるぞ。ただまぁ、ライザに貢ぐと思えば安いモノですね。そうでしょ、皆さん。

 

国内では正直、新作ゲームが中々売れない時代になってきている中、本作のこの勢いは多くの会社が参考にしても良い、非常に良い新シリーズの幕上げを告げたと思う。

最後に一言良いですか

「うにが海にあるわけない。森にいけ。」

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映画『ジョーカー(Joker)』感想。心から笑顔になれる見事な爽快感

世界の批評家たちが絶賛し、ベルリン国際映画祭にて最高賞にあたる金獅子賞を受賞しながらも、その内容から賛否両論を巻き起こしている問題作『ジョーカー(Joker)』

 

この映画を観る前、ネットでは「観るとしんどくなる」「辛い」「哀しい」「メンタルが不安定な人は観ない方が良い」「デッドプール助けに来て欲しい」「『HiGH&LOW THE WORST』と連続して観るとテンションの落差で風邪引くか、温冷交代浴みたいなのでととのう」などなど、どちらかと言うと気持ち良くなる映画ではなさそうな感想が目立ち、アメリカでは『ダークナイト ライジング』で実際に銃乱射事件があった過去もあり、荷物検査や、「子供に見せないように」と警告があったりする物々しい雰囲気の中での映画公開となった。

 

正直、私もわざわざお金払ってまで鬱になりたくないので、あまり乗り気じゃなく観た映画だったが、これが本当に今年観た映画の中でもダントツなまでの爽快な気持で劇場を後にする事が出来、踊り出したくなるような清々しい気持ちのまま、帰宅する事が出来た。

まるで世間の評価と真逆のようなこの気持。決して逆張りという言葉で片付けられないこの想い。

そういう気持ちを自分の中で整理しながら映画『ジョーカー(Joker)』の感想をネタバレありで書いていこうと思う。

映画 JOKER ジョーカー ポスター 42x30cm 2019 DC コミックス

 

社会に紛れ込んだ化け物

脳神経に障害を持ち、お薬を服用。貧しく、職場などの社会に居場所もない、母親の介護をする必要もあり、実は虐待された過去もある。そんな限界さの欲張りセットである中年男性アーサー(ジョーカーの前身)に更に社会保障の縮小という大波が襲いかかる。

人はそういうどうしようもない状況になった時、どうしたら良いのだろう。

私は一体どうするだろう。

ここは決して他人事ではない。

多くの人は大人なので我慢して耐えしのぐ。

社会に対して恨むを感じても、同時に自己責任を覚えてしまい結局は我慢しながら色々なモノやコトを諦めてゆるやかに死んでいく。

悲しみや自虐とセットでしか発露できない。

 

だが、アーサーは銃を取った。

ここら辺の精神は、『天気の子』にも通じていると思う。

アーサーと穂高くんの違いは、アーサーは元々頭のネジが何本か飛んでいて、須賀 圭介のような理解者が出てこなかったという事がある。

そしてアーサーは我慢しかできない私たちに「怒っていい」「嘲っていい」「復讐していい」と緩やかにステップを踏んで背中をそっと押してくれる。

 

しかし、それでも多くの人は普通、銃を取らない。

この映画を観て、誰しもがああなる可能性があるとは思えないし、「自分もジョーカーになりそう」とか思ってしまう人は1度自分自身を見直して欲しい。

アーサーは「残酷で非道な社会が1人の人間を歪ませ、ジョーカーという化け物を生み出した」のではなく、「生まれもっての化け物が薬と母親の存在によりアーサーという仮面を被っていた」という方が正しいと思う。

 

ただ、ただである。

自分が銃を持つのではなく、頭のネジが吹っ飛んだ奴が自分の代わりに銃を持って暴れ、自分が嫌いな社会をぶっ壊していくのを観るのは楽しい。

この感覚は『シンゴジラ』でゴジラが自分の勤めている会社や知っているビルを次々破壊していくのを観る感覚に似ていると思う。

 

子供の頃は確かにスーパーヒーローに憧れ、宇宙や地中から現れる世界を征服しようとする悪い奴らを倒す事に魅力された私は現実にそんなスーパーヒーローがいない事実にガッカリしてしまった思い出がある。

それが大人になると、この世には明確な悪い奴なんて中々いない事に気付く。

そして、自分の悩みの種は世界平和や、環境問題などの大きな話ではなく、もっと身近で自分勝手な話になる。

一応、補足すると大人になってもヒーローには憧れはあるし、ヒーロー映画を観るのは好きだ。

ただ、それはあくまで現実ではない物語として好きなのであって、現実にヒーローが欲しいと思うことは少なくなった。

恐らく現実にスーパーヒーローがいても、したくもない仕事をして、行きたくもない飲み会に出席し、好きでもない上司に怒鳴られ、説教される。でもそんな環境を変えようと今更転職をしようとする勇気も出てこない。そういう他人からしたら薄く、浅い問題でも私自身ではもはやどうしようも出来ない深い溝にはまったような感覚のまま生きている今の人生を助けてくれるとは思えない。

精々悩みを聞いてくれるだけだろうし、もしかしたら正論で説教されるかもしれない。

 

でもジョーカーがいたらどうだろうか。

この私の悩みを短絡的に壊してくれるのではないだろうか。

外ではデモをしているのに建物の中では富裕層が呑気に弱者を演じ続けたチャップリンの映画を観て笑っているシーンがあるが、そんなどうしようもないゴッサムシティに暴動を起こしたように。

会社に隕石が落ちてきて欲しいと思うようなモノで、実際の解決にはならないかもしれいし、自分自身にも被害が及ぶかもしれない。

それでも頭の片隅で願ってしまう。この映画のジョーカーなら私の悩みごと、この社会をぶっ壊してくれる事を。

私はどんなヒーローよりもジョーカーの誕生を望んでいるのではないかという疑惑を捨てきれない。

 

確かに、そう思ってしまう事自体がジョーカーの思惑通りで、この話で同情や哀れみ、共感などする人をあざ笑う様な奴だとは思う。結局は「ジョーカー」という幻想に踊らされるだけなのかもしれない。

ラストのカウンセリングのシーンで判明するが、そもそもあのアーサーの人生自体がジョーカーのジョークで、事実ではないのかもしれない。

でもこの映画を観て、魅力されてしまった事実は少なくともジョークではない。

また、アーサーという、これまで悲劇だった彼の人生はこれからジョーカーとして人生右肩上がりしていくのだから、微笑ましく応援していきたい。

 

そして、予告などでは「衝撃」というワードをよく聞いたが、正直そんな衝撃がある内容とは思えず、愚直に真っ直ぐ爽やかにヴィラン誕生を描いている。

 

そんな彼の誕生を祝福しながら、私もあなたも誰でも何にでも変われる。誰かになれる。この理不尽な社会で一方的に押しつけられず、新しい自分を創造できる。

新しい一歩を踏み出せる。

そんな映画になっていると思う。

 

「本当は悪は笑顔の中にある」

この映画のキャッチフレーズである「本当の悪は笑顔の中にある」

これはジョーカー自体の事を指しているが、もう一つ意味があると思う。

それは「弱者を笑いモノにする」笑い。

アーサーの主観でこの種の笑いを何度も見せられる事になるが、笑っている人も悪い人では決してなく、善良な人が多い。私自身も他人を見下し、笑いモノにする事がないとは言い切れない。他人を笑わせる事の複雑さと狂気がよく見えた映画だったなと思う。

 

自己肯定とバットマン

この映画ではまだバットマンは誕生していない。

アーサーが1人の人間としての自己肯定・自己承認が出来なくなるほど追い詰められた結果、アーサーではなく派手なピエロであるジョーカーとなり活動し、誰しもがジョーカーになり得る事を証明しようとする中で、バットマンだけが「その狂気はお前だけだ」とジョーカーを「個人」として見ている。例え、ピエロマスクの中に紛れてもバットマンだけは確実にジョーカーを捕まえる。

それはどんな事よりも、ジョーカーの自己肯定・自己承認を満たしてくれるのが分かるし、だからこそ2人は特別な関係なのだと確信する。

作品やシリーズ、媒体が変わってもバットマンとジョーカーの2人による特別な関係は終わる事なく続いていく。

 

最後に一言。

あのアルフレッド、過去最低に魅力がなくてガッカリ

ただのボディーガードかと思ったわ!!

 

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

 

『スパロボDD』感想と文句。さらばソシャゲ!スパロボDD、暁に死す。

2019年8月21日にスマートフォン向けにサービス開始した『スーパーロボット大戦DD』通称『スパロボDD』

スパロボシリーズを掲げたアプリは今までにも『スーパーロボット大戦X-Ω(クロスオメガ)』通称『スパクロ』が既に出ていたが、中身は『チェインクロニクル』のようなラインディフェンスゲームでスパロボの名を借りただけの物だった。

『スパクロ』がサービス開始した当時(2015年)はまだシミュレーションRPGスマートフォンアプリとして一般的でなかったというのが原因だったらしいが、最近ではシリーズの楽しさは残りつつお手軽シミュレーションRPGとして人気が出た『ファイアーエムブレム ヒーローズ』や、スマホでありながら本格派『誰ガ為のアルケミスト』など、スマホ向けに数多くのシミュレーションRPGが世に出てきたりしている中、スパロボが先陣きれていればスマホゲーム史が変わったのではと思ってしまう。

個人的にシミュレーションRPGスマホの弱点である操作性をあまり必要とせず、タッチ操作とも相性が良い事はニンテンドーDSで証明されていたので、とてもスマホ向けだと思っていた、

 

そんな中、ようやくサービス開始した『スパロボDD』に私は非常に期待していた。

だが、

だがである。

非常に残念な所があるのを無視出来ない作品であり、万人に全くお勧め出来ない。

そんな『スパロボDD』の残念な所と面白い所、色々と感想を書いていきたい。

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 本作の魅力

カオス感を堪能出来るいつものスパロボ

スパロボの魅力の一つと言えば、やはり古今東西のロボットアニメのキャラや機体が一堂に会するという事だ。

本作では初参戦として『デビルマン(原作漫画版)』『ゼーガペインADP』『革命機ヴァルヴレイヴ』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』があり、ストーリーはまだ序盤しか配信されていないが、各作品ともしっかりしたカオスなクロスオーバーを見せている。

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そして、 スパロボと言えば『ナデシコ』のアキト救済のような

原作キャラの死亡や不幸を回避したり、フラグ折ったり、ハッピーエンドにさせる力をもっているのでオルガなど鉄華団の救済がどうするのかも気になる所だ。

 

また、本作の主人公は『スパロボ』ファンおなじみの大張正己さんによるオリジナルロボットで、大変格好良い。このディーダリオンという主役ロボ、ストーリーの上ではロボットというよりウルトラマンのような特撮の巨大ヒーローみたいな役回りになっていて、そこは『スーパーヒーロー作戦』を彷彿とさせる。そして、純粋に強いので育成のオススメキャラでもある。

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スパイダーマン』でさえベン叔父さんの死をわざわざ映像化しなくなった時代。

近年の『スパロボ』では、シリーズを重ねてきたためか新規参戦以外の作品の発端が描かれることはあまり多くない。原作終了組が半数以上の事すらある。

そんな中、本作では『超電磁ロボ コン・バトラーV』『超電磁マシーン ボルテスⅤ』『勇者王ガオガイガー』といったシリーズおなじみの作品も、原作の第1話に当たるエピソードをモチーフにしたストーリーが展開されるのだ。

 原作を知らない新規プレイヤーでも楽しめる作りになっているのはもちろん、長年の『スパロボ』ファンとしては、シリーズを通じて感じられるノスタルジーが1周回って新鮮ですらある。正直、家庭用ゲーム機のスパロボで出しても違和感ないくらい豪華であり、むしろ家庭用ゲーム機でやりたい。出して欲しい。

 

スパロボDD』に絶望してアインストールした人でもストーリーは良かったと言っている人が多いぐらいの出来なので、ここは本当に堪能して欲しい。

 

イベントでもストーリーが欲しい!

散々褒めたストーリーだが、残念なお知らせがある。

本作の最初のイベントであった 『Zの鼓動』が先日まで開催していた。

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このイベント、ストーリーがヒトカケラすらないのだ、

イベントボスとしてサイコガンダムや飛行要塞グールが出現するのだが、何の為戦っているのか分からないまま、何回も何回も周回してあしゅら男爵フルボッコにして累計ポイントで豪華報酬を貰うイベントなのだが、

正直まるで楽しくない。

オート戦闘出来るので、事務的に無心でポチポチすれば良いのだが、楽しさを遙か彼方に置いてきた感じである。別にあしゅら男爵を撃墜するのが趣味ではない。

これからもイベントはあるだろうが、ストーリーは最低限お願いします。

 

本家と変わらない出来の戦闘アニメ

戦闘システム自体はスマホ向けに簡略化されており、出撃機体数は4体までだし、ユニットを動かす順番は、ターン製ではなくスピードによって決定され、武器や必殺技、精神コマンドは戦闘準備の段階でそれぞれ1つに固定される。

ただ、戦闘アニメに関しては本家スパロボシリーズと変わらないと断言して良いだろう。

ボイスもついており、大変盛り上がる。飽きれば本家と一緒でスキップ出来るので宝具をいつまでもカット出来ない『FGO』よりユーザーに優しいとも言える。

ただ、原作BGMが流れない。厳密にいうと上記でも書いた 『Zの鼓動』という機動戦士Zガンダムがメインの期間限定イベントの中で、Zガンダムの劇中曲が1曲だけ流れたが、その一曲だけだ。やはり、原作BGMが流れないと戦闘アニメは良いのにイマイチ盛り上がらない気がする。

 

本作の文句

課金石をビックリするぐらい配布しない

機体自体はストーリーをクリアすると手に入るが、ユニットパーツという所謂必殺技がガチャで手に入る。パッとしないソシャゲにありがちな所謂装備ガチャだ。

ただ、本作は当然課金石でガチャを引かないと駄目なのだが、本当にビックリするぐらい課金石を配布しない。この前、メンテが延長しまくって一日ぐらいメンテした時に250個配って大変驚いたぐらい配らない。

ストーリークエストをクリアすると石は貰えるが、1回クリアしてしまうと当然もう貰えない。

まず、一回ガチャ引くのに課金石が25個いるのに基本的な入手方法がストーリーと課金以外にはデイリーミッションしかない。ただ、ミッションクリアしても1個しかもらえない。単純計算で月に1回ガチャを引くだけしか貰えない事を意味する。

それなのに、ガチャの最高レア確率が3%しかないため、まぁ当たらない。往年のスパロボユーザーは命中率3%なんて全く信用しない。どうしても当てないのいけない時は必ずセーブする。

一応、ガチャチケットは大量配っているが、まぁ当たらない、なぜなら3%なので。

9800円で760個しか石が買えず、30連しか出来ない。天井や、ステップアップ仕様がないこのゲームで30連で最高レア当たる気がしない。なぜなら3%なので。

これで課金してガチャ引こうと思う人がどれだけいるのだろうか。

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オススメの課金石の使い方はアイテムショップに並んでいる、パックを買う事だ。

SSR確定チケットが付属している事があるので、確実に最高レアが手に入る。なぜなら100%なので。

 

命中率99%が信用できない

これは本家からそうなんですが、こちらの攻撃は90%台でも外すし、敵の攻撃は10%台でも連続で被弾したりする。

ただ、本家はセーブからのソフトリセットによる「やり直し」が気軽に出来るが、こちらはオートセーブなので出来ない。

ストーリーであればスタミナ制がないので何度でもリトライ出来るが、このゲームで最も周回する事になる曜日ダンジョンでは1日3回と回数制限がある。ちなみに『ポケマス』と違い、クリア出来なくても挑戦するだけで回数が減ってしまう。

それをクソみたな命中率で被弾して失敗するとイライラしてしまう。

また、このゲームは曜日ダンジョンの難易度がやたら高く、こちらを気持ち良く育成させてくれない。

このゲームの育成要素は3つ

  • 機体改造

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  • ユニットパーツ強化(必殺技強化)

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それぞれ鍛え上げながら曜日ダンジョンをクリアしていくのだが、曜日ダンジョンの難易度が1から10まであり、1つランクが上がると難易度がもの凄く上昇する。

例えば、機体改造難易度4で手に入る素材は10段改造までだが、パーティ参加最大数である4体まで10段改造が終わっても機体改造難易度5に挑戦して勝てない。

詰むのである。

どういうゲームデザインしてるんだ。

曜日ダンジョンは曜日毎に敵の特化が変わるのだが、例えば命中特化型が出てくる曜日なので固い装甲のスーパー系で耐えながら戦うかと思っても、命中が化け物なだけで、攻撃も防御もHPも低くなく、寧ろ高く、運動性もあるのでこちらの攻撃を避けたりして、まぁ勝てない。

 

なのでパイロット養成に挑戦するが、パイロット養成強化の素材が全然落ちないので育成が全然進まない。

また、精神コマンドを増やす精神の本が完全に課金要素で泣いたり、各キャラに対応したSSRユニットパーツをガチャで引いた時に入手できる「オーブ」を使うとパイロットをかなり強化する事が出来るが、ユニットパーツ毎に最大50凸あるという無尽蔵の課金要素であるため、上を見るときりがない。そもそもSSRなんて全く当たらない。なぜなら3%なので。

 

そんな状況の中で、ストーリーで新機体が手に入ったり、ガチャで新しいユニットパーツが追加されても、1から育てるのが大変過ぎて課金してまで新しいのを手に入れようと思わないのがガチャゲーとして結構な致命傷な気がしてならない。

 

ブレイクシステム

本作は武器の種類にビーム、実弾、打撃、斬撃、特殊の5種類ある。

敵が持つブレイクゲージというバリアにはこの5種類の内のどれかが弱点であり、ゲージを壊さないとダメージが大幅にカットされ、非常に鬱陶しい。しかも壊した後も一定時間経つと復活するため、ひじょーーーーに鬱陶しい。

このゲームのリセマラをするなら武器の種類が被らないSSRユニットパーツ複数狙う事をお勧めする。

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また、ブレイクシステムというよくわからないバリアはあるのにATフィールドやオーラバリアなど原作にあるバリアが何一つ再現されていないため、一部ユニットが大分損している。

 

最後に

色々書いたが、本作はまだサービス開始して1ヶ月しか経っていない。

開始直後に言われていたリセマラ時にnextボタンがしつこく、チュートリアルが丁寧すぎる問題も比較的直ぐに修正されたし、アプデの予定表みると毎日無料ガチャ引けたり(あんな確率だと何も当たらんだろと思うけど、なぜなら3%なので)全体的にテンポ良くなったり、色々修正されるらしいので、今後が楽しみだ。

私も色々文句は言っているが同時期にサービス開始した『ポケマス』より何だかんだ遊んでいるので、課金する気は全くおきないがこれからが楽しみである(ただ、ここ最近セールスランキングが100位越え常連になってきていて、サービス継続出来るのか心配になってくる)

 

ただ、本作のお陰でゼーガペインに興味を持ち、huluで一気見してしまう程はまってしまったので、スパロボDDには感謝している。このままサービス終了しても私の中でゼーガペインの思い出は消えないだろう。自分の知らない名作に出会える。それこそが『スパロボ』の最大の魅力とも言える。ありがとうDD、これかもよろしく。

 

最後になりましたが、フレンド募集中です!!!!

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小説が読めなくなった時の読書の考え方と解像度の低い読書のススメ

  • 欲しくて買った本なのに、いざ読み始めたら全く集中できず積んでしまう

  • 読書中になぜか他のことを考えてしまったり、ツイッターなどSNSを見てしまう
  • ちゃんと読んでいたハズなのに、全く内容が頭に入ってこず、結局同じページを何回か読み直す。
  • 日にちを置いて、続きを読もうと思っても今まで読んだ事を思い出せず結局最初から読み直す
  • 文字が大きく、内容も薄いビジネス書なら辛うじて読めるが、小説、特にSF小説になると無理になる
  • 会話劇なら読めるが、情景描写になると読めない
  • そもそも時間がなくて、小説を読もうとする気力も沸かない

こういった経験はないだろうか。私はある。

昔はそんな事はなかった。

学生時代、西尾維新佐藤友哉奈須きのこに出会ってから小説に夢中になり、それこそ授業中などもサボって読書したり、京極夏彦作品でもどんな長い文章でも、苦にならず読むことが出来ていた。

 

本を手に取り、目次をみて、文字を順に追って頭の中で意味を取りながら、想像力を駆使しながら読み進める。
これが普通にできていた。

 

小説が読めなくなったきっかけは社会人特有の多忙さとストレスだ。

夜遅くまで仕事をして、土日など休日も頭の中では仕事の事を忘れられない。

そんな事を数年続けて、小説を読まない時期が長くなっていった。

仕事が少し落ち着き、久しぶりに小説を読もうとすると、読めない。

 

本を手に取り、目次をみて、内容が頭に入ってこず何度も同じところを読み返す。
そして疲れて、本を閉じる。

それらを「文字がすべる」「文字が浮く」「文字に目移りする」という表現をする人もいる。

こうなってしまった原因と、読めるようになった対策を自分の事例を振りかえりながら書いていこうと思う。同じような現象に苦しんでいる人の少しでも参考になれば幸いである。

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 小説が読めなくなった原因

一番の理由は「集中力の欠如」

詳細を書くと、脳内の各機能を繋げる情報伝達物質が減少してみたいな話になるけど、長くなるので割愛。

小説を読むという事は
「文字を認識しつつ」「文字と文字の意味を繋ぎ」「一つの意味のある文として解釈する」「登場人物や場所の名前などを覚え」「文字から想像力を駆使し、頭の中で情景を作る」

これらをリアルタイムでやる必要があり、読書とはとても高度な行いだと言える。
子供の時から、親に本を読んで貰ったり、児童書など読んで「読書技能」を知らず知らずの間に鍛えてたのだと思う。

それが社会人になり、仕事による過度なストレスと、絶え間なく情報が流れるスマホへの依存で、集中力がなくなったこと。

また読書しなさすぎて「読書技能」が低下した事が小説を読めなくなってしまった事の原因だと思う。

 小説を読むために

解像度低く読書する

情景描写が読めない人や、難しい会話など読むのが苦痛だと言う人は結構いると思う。

正直無理して読む必要はないと思う。

基本的に小説って会話劇だけ追っていけば大体の内容は分かる事が多い。

うっすら飛ばしながら、細かな情景描写や心理描写などは軽く理解する程度に読んで、物語の大枠を中心に理解していくという読み方だ。

私はこれを「解像度の低い読書」と勝手に名付けている。

こういう読み方は拒絶反応起こす人も多いと思うが、「読書技能」のリハビリみたいなモノなので許して欲しい。

 

ただ、あまりにも解像度が低すぎると話が全然理解できなくなり、読むのが苦痛にもなるので、自分がどこまで解像度低く読めるのか何度か試す必要がある。

書経験を増やすと読み方を理解出来るので、それから少しずつ読書の解像度を上げていけば良い。

 

まずはテンポ良い会話劇中心の小説を読む。

自分の中のリズム感と作家のテンポが合うかどうか。

これがスラスラ読めるかどうかを分ける要因だと思う。

ただ、これは人によって違うので私のオススメ作家があなたに合うかどうか分からないが、個人的にはリハビリ初期の段階では難解SF小説より、会話劇中心でテンポの良い作家さんを選んだ方が良いと思う。

例えば王道なら伊坂幸太郎先生などあるが、個人的オススメは

アニメ化、映画化もされた暁なつめ先生の『この素晴らしい世界に祝福を!』だ。

 軽くてテンポの良い会話劇中心なので滅茶苦茶読みやすい。

もう一度言うけど、滅茶苦茶読みやすい。

所謂ライトノベルなので、挿絵もあって想像力の補助にもなる。

私が一番小説が読めなかった時期、これだけは読むことが出来て、そこから少しずつ他の本も読めるようになっていったので、リハビリ一作目にはピッタリだと思う。

 

ただ、無理してこの本にする必要はないし、自分が読みた

い本があるならそっちを読んだ方が良い。自分が読みたい本があるのに読めない人は是非この本を1度読んでみて欲しい。

 

音読をする

声を出して読むのって場所が限られるし、恥ずかしいと思う人も多いだろう。

ただ、

  • 声に出すことで文章に集中出来る。
  • 脳は最終的に音で認識している。

この二点が上手く機能してくれて本が読める事が多い。

個人的はこの読み方とてもオススメなので、小説が読めなくなったって人は1度試して欲しい。

また、何となく読めるけど意味の解釈に時間がかかる場合は、図や絵を描くようにするのも良い。メモを取るのも良い。
文字を読み直して脳内で考えるのではなく、図上で考えるようにする。

時間は掛かるが、理解度は確実に深まる。

 

最後に

これらは私の事例で、人によって違うと思うので、こういうケースもある程度の認識で良い。

社会人になると時間は少ないのに遊べる娯楽の種類は増えて、読書という娯楽は後回しになる人も多いと思う。正直、小説なんて無理して読まなくても楽しく生きていける。

読書が出来ないからって不必要にイライラする意味もないし、最近ではスマホで音読してくれる「オーディオブック」などのサービスなどもあるのでそちらを利用してみるのも良いのかもしれない。

ただ、それでも自分で読書がしたいという人は焦らず、ゆっくりと睡眠をキチンと取りながら自分にあうスタンスで本を読んで欲しい。

最近では速読が人気だが、無理して早く読む必要なんてない。ビジネス書なら会社からの強制などもあるかもしれないが、小説を読むなんて趣味以上でも以下でもない。

「とにかく気軽に本をめくってみること」これが一番大事だと思う。

 

映画『アナベル 死霊博物館』感想。マッケナ・グレイスが天使過ぎて悪魔が目に入らない。

 

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(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

予告を観た時点でアチャーってなってしまう事で有名な映画『アナベル 死霊博物館』

本作は、著名な超常現象研究家であるウォーレン夫妻が主人公のホラー映画「死霊館」シリーズの中でも大人気キャラであり、実在する呪いの人形“アナベル”を題材に製作されたスピンオフ作品である「アナベル」シリーズの最新作。

本作の感想をシリーズを振り返りながらネタバレなしで書いていく。

ポスター/スチール写真 A4 パターン7 アナベル 死霊博物館 光沢プリント

 アナベルシリーズ振り返り

2013年に『死霊館』から始まった死霊館シリーズ。世界興行収入が1500億円を超えた超人気シリーズでもある。

まず、「死霊館シリーズ」で現在公開済みの作品は以下の7作品。(並びは公開順)

シリーズとはいえ、これらの作品群は複雑なつながり方をしている。

たとえば『ハリー・ポッター』シリーズのように、毎回主人公が同じ人で時系列順に話が進んでいく、という訳ではないのでややこしい所はある。

死霊館シリーズ」は大きく分けて二つのストーリーラインがある。

1つは実在した悪魔祓いの「ウォーレン夫妻」が、依頼主の家を凶悪な幽霊や悪魔から守る所謂本編。

死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』がこちらに当てはまる。この2作は「死霊館シリーズ」の中でも群を抜いて完成度が高いので、シリーズ初心者はここから初めて欲しい。

2つ目のストーリーラインは『死霊館』の冒頭でも登場する、呪いの人形「アナベル」を巡っての物語だ。

これは『アナベル 死霊館の人形』『アナベル 死霊人形の誕生』そして本作の『アナベル 死霊博物館』である。

一応、『死霊人形の誕生』は『死霊館の人形』の過去編だが、ラストの事を考えると是非『死霊館の人形』→『死霊人形の誕生』の順番で観て欲しい。基本的に本シリーズは時系列的より、公開順に観た方が楽しめると思う。

ちなみにアナベル人形も現実に実在する

ただ、本作はアナベルシリーズの三作目だが、正直過去作を観る必要は全く無い。

事前知識としては

  • 「ウォーレン夫妻」という著名な超常現象研究家がいるという事。
  • 2人の間には娘がいるという事。
  • アナベルという悪魔に取り憑かれたアンティーク人形があるという事。

この3点を知っていればOKだ。

 

アナベル版ナイトミュージアム

死霊館」シリーズの監督で、今作では原案・製作を担当したジェームズ・ワンは、この作品を「アナベル版ナイトミュージアムさ!」と評していたが、本当にそうだ!

元々「死霊館」シリーズは『ソウ』の大ヒット以降やたらと血や内臓が出まくるスプラッター系のホラーが続出したアメリカのホラー映画の中で、誰一人として手を触れていないのに物体の移動、物をたたく音の発生などのポルターガイスト現象と、悪魔が人間の血が出てこない程度に襲うという「血や内臓あんまり出ない系」ホラー映画シリーズであった。

その中でも本作は、襲われる人間が子供しかいないという事もあり、ホラー側も配慮に配慮を考えた上で全力で怖がらせてくるので、コワ楽しい感じになっている。また「死霊博物館」という名前に負けず、そこにはアナベル、こっちに逃げたら目玉コインお化け、向こうには花嫁さん!!!と次々に襲いかかる緊張感もたまらない。

あと、SAMURAIが出るぞSAMURAIが!!

 

ただ、親玉のアナベルは2013年の『死霊館』からこれで6年ぐらいの付き合いになるのでここまでくると怖いハズなのに愛着とか沸いてしまう。貞子現象だ。ただ、初見の人は怖いと思う。私も最近まで怖かった。

今では少しアナベル人形欲しいぐらいまでになっている

可愛いよねアナベル

 

ホラー映画初心者にオススメを聞かれたら本作を答えるぐらい丁度良い緩い感じの怖さだと思う。

 

魅力的な主人公達

初めに断っておくが私は決してロリコンではない。そんなロリコンではない私でも本作の主役である3人の多種多様な魅力には虜になってしまった。紹介していきたい。

ジュディ・ウォーレン(マッケナ・グレイス)

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正義

この映画を観て、彼女を好きにならない人はいるのだろうか、いやいない(断言)

キュートなルックスと、ずば抜けた演技力でハリウッドが大注目している子役である。

映画『gifted/ギフテッド』(2017)でクリス・エヴァンスとともに主役を務め、天才子役として一躍ブレイクした彼女だが、本作でも滅茶苦茶可愛い!とても可愛い!最高だ!まるで天使!今回の敵は悪魔なので主役を天使にして対立関係を明確にしたのだろう。完璧な配役だ。

彼女目的でこの映画を観ても十二分に楽しめる。何度でも言うが最高だ!

 

メアリー・エレン(マディソン・アイズマン )

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服装がやたら可愛い彼女は本作トップクラスの良い人だ。自分も危ないのにまずマッケナ・グレイスのことを第一に考え、行動する彼女に対して誰が嫌いになる?いやならない(断言)

報われて欲しい(切実)

 

ダニエラ(ケイティ・サリフ)

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本作の元凶

ただ、アホでそういう行動した訳ではなく悲しい動機があるので、ある程度同情出来るし、3人の中で彼女がダントツで被害に遭うのでまぁ許せる。

 

最後に

死霊館シリーズ」は最初に比べると面白さの勢いは落ち着いてきたが、興行収入的にはまだ結構な黒字経営しているらしいのでまだまだ新作が作られるだろう。個人的には壁がどーん!窓がばーん!悪魔がだだだーん!からの「特に何もなかった」パターンが増えすぎて、緊張感が欠けてきた感があるので、悪魔側ももっと本気で人間を襲って欲しいなと思う所。

 

死霊館 エンフィールド事件』から直結するメインシリーズ第3作を製作中らしいので滅茶苦茶楽しみだ。ホラー映画のメインストリームを突っ走っている「死霊館シリーズ」を是非1度観て欲しい。

 

アナベル 死霊館の人形(吹替版)