社会の独房から

映画やゲーム、小話など。

コロナ禍を受けて、「休日は外出しなければならない」という呪縛の針が抜けた話。

「家でゴロゴロダラダラしない!」 学生時代の休日、親からこの言葉を口酸っぱく言われ続けてきた。 「少しは外に出て!」 これもそう。 特に部活動とかにも入っていなかった僕は土、日はもっぱらゲーム&ゲームである。 学校帰りも帰宅部らしく、速攻で家に…

ジャンプ漫画『デモンズプラン』感想。魅力はカイリキーだけじゃない

ジャンプ戦線審美眼が高次元の諸君なら、新連載1話目で、その漫画が大ヒットするか、打ち切りになるのか「読む」ことが出来るだろう。 私も自分で言うのも何だが、ジャンプ戦線審美眼の高次元ホルダーであり、今までも数多くのジャンプ漫画を1話目で「更新…

映画『ファイナルファンタジー』感想。FF映画というよりガイア理論宗教映画

制作費は約160億円だったが、興行収入は世界で約30億程度。 結果的に約140億前後の大赤字を出して、あのギネスブックに興行赤字の例として記載されてしまったことでも有名な本作。 それ自体は仕方ないが、その余波が私が当時楽しみにしていたアニメ『FF:U ~…

『勇者の飯』感想レビュー。放置ゲーでスマホを放り投げる

「ソシャゲ疲れ」という言葉が出来て久しい。 私も数多くのソシャゲを遊んだり、一時は7個ほど掛け持ちをしていたが、今では殆どやめてしまった。リアル時間が余りにも削られるからだ。 また、最近は『シャニマス』や『デュエプレ』、『アクション対魔忍』等…

映画『ひきこさんVS貞子』感想。

もはや1つのジャンルとして定着した「VS映画」モノ。 『エイリアン VS プレデター』の大ヒットから派生したこれらの作品は『リンカーン VS ゾンビ』という意外に真面目なB級映画や『メガ・シャーク VS ジャイアント・オクトパス』というド直球のB級映画、『…

映画『としまえん』感想。お化けよりドデカ重い百合感情が怖い

関西圏に住んでいる私は東京都練馬区にある遊園地「としまえん」に馴染みが全くない。 私が印象に残っている「としまえん」とは『水曜日のダウンタウン』の人気企画「真・モンスターハウス」でモンスターこと安田大サーカスのクロちゃんが檻に入れられ、22時…

映画『銀色の髪のアギト』感想。ジブリみたいな作品で終わらせていいのであろうか

子供の頃に『銀色の髪のアギト』を見たハズなのに、内容を思い出そうとも全く思い出せなくて、何とか絞り出して思い浮かんだ感想が「実質ジブリの寄せ集めみたいな奴だったな~」だった本作。 『ピーターラビット』は実質ヤクザ映画とか『すみっこぐらし』は…

【スパロボDDのリセマラ】SSRオススメ必殺技と機体を評価

『スーパーロボット大戦DD』は育成要素だけでも、機体改造20段階、精神含めたパイロット育成(しかもレベル上げ時に一括がなくポチポチしないとダメ)、ユニットパーツのレベル上げや限界突破要素があったり、1機体育て上げるだけでも非常に大変で、何を育…

映画『ラーゼフォン多元変奏曲』感想。いつの間にか紫東遙さんと同世代になってしまった

子供の頃、ヒロインの紫東遙さんがその草薙 京みたいなバンダナ含めて29歳っておばさん過ぎるし、14歳の紫東恵の方が良いよって思っていたが、自分がいつの間にかそのおばさん扱いした紫東遙さんと同世代になってしまったことに動揺を隠せない。子供の頃に戻…

『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』感想

僕にとって『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』と言えば、「衝撃のアルベルト」さんが生身で第3使徒サキエルと戦うというまさしく「衝撃」をプレイヤーに与えたことと、「素晴らしきヒィッツカラルド」さんがグルンガスト参式を指パッチン…

これからのTwitterとの付き合い方、距離感を考える。デジタル・ミニマリストという生き方

自分のTLという核シェルターを出たら、『北斗の拳』みたいに暴力で支配された世界が広がってる事で有名なTwitter。 その世紀末ぶりは「コロナ禍」でいっそう拍車がかかっているように思える。 愉快な事だけツイートしていた人が政治やら社会へのお気持ち表明…

『ボク姫PROJECT』レビュー。男性は女装男子が好き

男性諸君、恥ずかしがらずに本音で向き合って欲しい事がある。 性的欲求を満足させるために製作された映像作品を見ていて、主演の女優ではなく、男優の方の立派なペニスに目が行く事があるだろうか。 私はあるし、あなたもきっとあるだろう。 安心して欲しい…

オンライン飲み会の断り方が難しくて嫌になる

世の中にはアル中が多すぎる。 「コロナ禍」で三密が問題となり、歓送迎会含めた飲み会が中止になっている職場や大学は多いと思う。正直、僕はお酒が好きではないし、飲み会とかも嫌いなので今の状況は不謹慎ながら助かった側面もある。 ただ、ただである。 …

「コロナ禍」という非日常の中で『ヒルナンデス!』の南原さんは今日も滑る

人生で1度も『ヒルナンデス』の南原さんで笑った事がない。 いや、『ヒルナンデス』に関係なく南原さんでロケ以外に笑った記憶がないが正しいのかもしれない。 『ヒルナンデス!』とは日本テレビ系の12時から放送しているお昼の情報番組だ。 (C)日本テレ…

ネタバレ『ファイナルファンタジーVII リメイク』感想、考察。FF7Rが分作表記しなかった意味を考える

『FF7R』は分作1作目であり、内容はミッドガル脱出まで。 タイトルにpartがついてなかったり、表のパッケージに分作表記がなかったため、発売前から「騙して売ろうとしている!」や「詐欺!」「スクエニ糞商法!」「野村ぁぁぁ!」「興味ないね」みたいに一…

『バイオハザード RE:3』レビュー。ネメシスがタイラントに負けた日

家でプレイステーションしてますか?(あいさつ) 日本ではプレイステーションではなくニンテンドースイッチの『あつまれどうぶつの森』が大流行してるけど、こっちもラクーンシティというほぼ無人島のようになってしまった街を彷徨いながら、犬とかクリーチ…

『ONE PIECE(ワンピース) 海賊無双4』レビュー。

何度目だアラバスタ編の追体験。 私たちは痴呆老人のように何度もアラバスタ編を体験するし、ペルは一向に死なない。 という訳で『ONE PIECE(ワンピース)』とタクティカルアクションゲーム『真・三國無双』がコラボレーションした作品も本作で4度目。 『グ…

「マジいいシーンなんすよ」に象徴される『ONE PIECE』のコラボやスピンオフ、宣伝CMの歴史

バスターコールステマ騒動はご存知だろうか nlab.itmedia.co.jp 端的に説明すると 漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の非公式アートプロジェクトと称する「BUSTERCALL(バスターコール)」が非公式ではなく、ジャンプ編集部主導の公式企画だったということ。 …

『あつまれ どうぶつの森』プレイ感想日記③ ブーケと愛を誓い合った星降る夜の日

人は誰でも一度は獣に恋する(あいさつ) 前回、ブーケとの運命的出会いと果たした僕。 www.shachikudayo.com こっちの島に来てくれる事を匂わせていたブーケ。 そして移住者が3人いると言っていた、たぬきち。 これが意図する事とは。 『あつまれ どうぶつ…

『あつまれ どうぶつの森』プレイ感想日記② 黒人少年も笑顔を思い出す。

博物館建つのに二日かかるの悠長過ぎない?(あいさつ) フクロウが来るまではたぬきちに「新しい生き物みつけたよ」って報告できたのに、今ではマイホームの借金の話と新しいノルマの話しか出来ない。 付き合う前は優しいのに彼氏になると急に暴力を振るう…

アフガン帰りの黒人少年兵も『あつまれ どうぶつの森』感想日記

どうぶつの森って何が面白いの? ずっとこの疑問が頭の中にあった。 どうぶつの森とは、「スローライフ」を楽しむゲーム。プレイヤーはどうぶつたちが暮らすとある村へやってきて(本作では無人島)、自由気ままに暮らすことができる。 家のインテリアにこだ…

映画『一度死んでみた』感想。デスメタルがデスメタルになってないのには意味がある。

監督はauCMの『三太郎』シリーズを手掛ける浜崎慎治。脚本はソフトバンクCM『白戸家』シリーズを手掛けてきた澤本嘉光。そこにフジテレビも関わるという ここまでの「Not For Me」案件中々ないよ。 と思ってしまうのは僕だけだろか。 ただ、ただである。 …

伝説のすた丼屋の『超ニンニクすた丼』食べた感想

新型コロナウイルスの影響でディズニーなどが休業になり、映画は公開延期、株価は大幅下落、SNSなどではデマが流れ踊らされ、若者VS老人など安易な対立構造が生まれ、罵詈雑言の嵐。そんな暗いニュースばかり流れてくる昨今、いかがお過ごしでしょうか…

『くらげ中二』という昔ジャンプに連載していたクラゲ漫画

週刊少年ジャンプと言えばやはり「打ち切り漫画」だろう。 数多くの漫画が大ヒットを夢見て連載を始め、あの週刊少年ジャンプに連載したという思い出だけ作って打ち切られる。 そんなあまりにも悲しい現実。夢の果て、野望の墓捨て場でもある週刊少年ジャン…

「R-1ぐらんぷり2020」感想。無観客でも上沼恵美子さんに酷評されても野田クリスタルは面白い

新型コロナ感染拡大予防のため、一般客の来場を取りやめて無観客という、お笑い芸人さんからしたらやり辛く、審査員からしても客の反応が確認出来ないため、本人のセンスが今まで以上に問われるという前代未聞の大会となった「R-1ぐらんぷり2020」 振り返り…

映画『Fukushima50』感想。素晴らしい冒頭と嫌悪感しかないラスト

ネットでは「事実の加工」がされているという事実との相違の問題や、イデオロギーの対立の道具になったりしている本作だが、個人的にはそういう事じゃなくて、単純に娯楽映画として酷い出来であり、あまりにも邦画の悪い所が凝縮されているとかそういう話を…

TV版未見のオタクが劇場版『SHIROBAKO』観た感想。

世間では大人気でも、触れてこなかったコンテンツってあると思う。 僕の場合はそれが『SHIROBAKO』だった。 理由は色々あって、社畜で辛い時期だったので社畜アニメを見たくなかったとか。 嫌いな上司があいさつに「ドンドンドーナツどーんと行こう!」って…

シャークネードだけじゃない!漫画『チェンソーマン』感想。レゼ編の完成度に感動した話

「チェーンソー」「サメ」「トルネード」「爆弾」と言えばなんだろうか。 そう、みんな大好き国民的サメ映画『シャークネード』である。 サメ映画と言えば、チェーンソーがサメの好敵手なのがお決まりだった訳ですが、チェンソーマンでは台風&爆弾コンビと戦…

映画『初恋』感想。ハピハピ極まるベッキーと染谷将太の怪演がまじ怪演

あの三池崇史監督が「さらば、バイオレンス」と宣伝したこの映画は冒頭から生首が転がり、銃弾と血、刀と四肢が飛び交う最高にイカしたバイオレンス映画になっている。 つまり「さらば、バイオレンス」とは真っ赤な嘘ということだ。 しかし同時に「さらば、…

スシローでラーメン食べたら『南極料理人』のラストを思い出した話

ラストシーンが大好きな映画ってあると思う。 僕なら『トリック劇場版 ラストステージ』や『インセプション』、最近なら『ジョジョ・ラビット』などがある。 そして『南極料理人』の終わり方も味わい深い。 『南極料理人』とは堺雅人が料理人として南極に一…