社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

テレビ

テレビ東京60周年記念式典「祓除」が意味わからな過ぎてヤバかった話

今回紹介するのはテレビ東京60周年を節目としてを11月18日に開催された式典「祓除」(ふつじょ)である。 「祓除」(ふつじょ)とは穢れや禍などを除くことを意味し、これまでに人々のあいだで穢れや禍とみなされてきた映像や物品を無害化するための式典らし…

TV番組『このテープもってないですか?』が問題作過ぎてヤバかった話

今回紹介するのは年末にBSテレ東で3夜連続で放送された『このテープもってないですか?』 概要は公式文を読んで貰うと分かりやすい。 今や保存されていない貴重な番組録画テープを視聴者から募集・発掘する当番組!当時の貴重映像をそっくりそのままお届け!…

「M-1グランプリ2022」感想。ウエストランド井口「お笑いは今まで何も良いことがなかったやつの復讐劇なんだよ」

どうも、ワールドカップを見ている時はサッカー評論家、M-1を見ている時はウザいお笑い評論家になる社畜です。 2020年大会で「お笑いは今まで何も良いことがなかったやつの復讐劇なんだよ」と言ってたウエストランド井口が2022年大会で優勝して最後に「自分…

「M-1グランプリ2021」感想。ライフ・イズ・ビューティフル

島田紳助がM-1を創設した理由は「漫才師がやめるきっかけ作るため」だったのは有名だが、今回、50歳の錦鯉が優勝したことで「50の大人でも青春」というドラマが生まれた。 同時に売れないお笑い芸人に「もう少し俺も頑張ろう」という幻想を与えてしまったの…

キングオブコント2021感想。空気階段の伝説と愛。

今年から松本人志以外の審査員が一新されることになり、誰が審査員になるのかを引っ張っていたので「審査員が主役かよ!」とツッコまれていたりしたけど、蓋を上げてみたら過去最高の盛り上がりだったキングオブコント2021の感想を言っていきたい。取り敢え…

池江璃花子氏のツイートは電通の工作では?という疑惑を検証する

池江選手のツイートは政府と電通のシナリオという噂。 その発端から書いていく。 2021年5月7日21時01分に いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメン…

「NHKプロフェッショナル庵野秀明監督」とかいうシンエヴァ解答編について

庵野監督はあまり表舞台に出てこない人だ。 特にテレビ出演なんて宮崎駿監督のドキュメンタリー番組の時にちらりと数分映る程度しか知らない。 僕が想像する庵野監督像はどうしても島本和彦先生による『アオイホノオ』漫画兼ドラマになってしまう。あの変わ…

「M-1グランプリ2020」感想。マヂカルラブリーと標準語で関東芸人がM-1で勝つ方法

審査員も務めたナイツの塙さんが以前からこう言っている。 僕は、関東芸人はM-1で勝てないと思っています。ちょっと、言い過ぎかな。言い換えると、勝とうと思わないほうがいい。予盾するようですが、そう思えたら、チャンスはあるかもしれません。 言い訳 …

「コロナ禍」という非日常の中で『ヒルナンデス!』の南原さんは今日も滑る

人生で1度も『ヒルナンデス』の南原さんで笑った事がない。 いや、『ヒルナンデス』に関係なく南原さんでロケ以外に笑った記憶がないが正しいのかもしれない。 『ヒルナンデス!』とは日本テレビ系の12時から放送しているお昼の情報番組だ。 (C)日本テレ…

「R-1ぐらんぷり2020」感想。無観客でも上沼恵美子さんに酷評されても野田クリスタルは面白い

新型コロナ感染拡大予防のため、一般客の来場を取りやめて無観客という、お笑い芸人さんからしたらやり辛く、審査員からしても客の反応が確認出来ないため、本人のセンスが今まで以上に問われるという前代未聞の大会となった「R-1ぐらんぷり2020」 振り返り…

2019年『NHK紅白歌合戦』感想。 東京オリンピック推しが凄すぎる

「平成最後のお祭り」と言われた2018年の『NHK紅白歌合戦』 それまでは、大人になりテレビを見ない事も増えたので、世間では何が流行ったのか確認するためだけに紅白を流して見ていた私だったが、そのあまりのカオスさに魅了された。 pic.twitter.com/8I…

2019年『ガキ使、大晦日!絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』感想。新しい地図との化学反応

大晦日恒例の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない企画」 ただ、正直最近はマンネリ化が激しく、内輪向けの笑いや、大物俳優出しとけばそれでええやろという姿勢が露骨で、紅白を見る時間が増えていた。 しかし、今年は面白かっ…

「M-1グランプリ2019」感想。ぺこぱの「さっき取った休憩は短かった」のワードセンス

最終審査発表前でのぺこぱ・松陰寺太勇さんが言った「死ぬ前に見る走馬灯の1ページ目は今日だと思っている」という言葉に、彼らの今までの苦労が凝縮されていて少し感動してしまった。しかも、1ページ目なのが更に良い。 ぺこぱはM-1グランプリに出場した今…