社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

アニメ映画

アニメ映画『バブル』はデッカイ画面で鑑賞しても傑作ではなかった

記事タイトルで完結してるから本文読まなくてもいいやつ。【監督】荒木哲郎 【脚本】虚淵玄 大樹連司 佐藤直子 アニメ映画『バブル』は、4月28日よりNetflixで配信され、5月13日より劇場公開された。「劇場公開より配信が先」という珍しい商業展開。 僕は劇…

これまでの30年とこれからの30年『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』感想

○○周年記念映画あるある。 オールスター&今までの要素全部入れ込むけど、尺が足りない&過去作の焼き直しで1つ1つがイマイチ物足りない奴。 【監督】 橋本昌和 『クレヨンしんちゃん』30周年おめでとうございます。1990年にコミック連載が開始、1992年4月…

【ネタバレ】劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』感想。米花町はクレイジーな街

早く新一は蘭にスマホをプレゼントしてあげてください。 原作やTVアニメの松田刑事はガラケーだったのに映画の回想だとスマホになっていたぐらい時空の流れが乱れているコナン世界の中で現役女子高生の蘭は未だにガラゲー。 新一からもらった大切な携帯電話…

アニメ映画『永遠の831』感想。神山健治監督作品なのに全然話題になってないのも納得

アニメじゃなくて実写の方が向いてそう。 【監督:脚本】 神山 健治 【音楽】椎名豪 【アニメーション制作】 CRAFTAR あらすじ ”未曾有の大災厄”により世界中が混迷を極める現代。 東京で新聞奨学生として暮らす青年・スズシロウは、誰にも言えない秘密を抱…

アニメ映画『ブルーサーマル』感想。

航空部なんて部費高すぎて入れる訳ないだろ!!!!!!!!!! バイトしている描写もないし、登場人物全員金持ち。 あらすじ 高校3年生までスポーツに打ち込んできた都留たまきは、青凪大学への入学をきっかけに、恋をして充実したキャンパスライフを送ろ…

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』感想。作品内容が不意に現実の情勢とリンクしてしまった時の居た堪れなさ

街中を戦車が走ってるのを見て楽しめるのはそれが虚構だから。 あらすじ 夏休みのある日、のび太が拾った小さなロケットから宇宙人・パピが現れる。宇宙のかなた“ピリカ星”の大統領だという彼は、反乱軍から逃れてきたという。ドラえもんとのび太らは半信半…

アニメ映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』感想。そうはならんやろVSエモさVSニコンのプロモーション

スピリチュアルとリアルの狭間で 東京から少し離れた田舎町に暮らす少年・ロウマ。周囲と上手く馴染むことができないロウマは、同じように浮いた存在であったトトと二人だけのチーム"ドン・グリーズ"を結成する。その関係はトトが東京の高校に進学して、離れ…

アニメ映画『鹿の王 ユナと約束の旅』感想。DUNEよりブレイブストーリー寄り。

映像化不可能と言われてきた作品の映像化、大体失敗説。 あらすじと概要 かつてツオル帝国は圧倒的な力でアカファ王国に侵攻したが、突如発生した謎の病・黒狼熱(ミッツァル)によって帝国軍は撤退を余儀なくされた。以降、二国は緩やかな併合関係を保って…

ネタバレ『地球外少年少女』解説と考察。ナサ・ヒューストンについて

すべては変わりゆくだが恐れるな、友よ何も失われていない (神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』) 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる…

ネタバレ『劇場版 呪術廻戦 0』感想と解説。滅茶苦茶良いが、シンジくんの顔が常にチラつく

こんなん碇シンジじゃんって最初思ったけど、段々といやこれは乙骨憂太だわってなって最終的に碇シンジじゃん…となる。 そんな『劇場版 呪術廻戦 0』の感想をネタバレありで書いていく。 【監督】朴性厚 【脚本】 瀬古浩司 【原作】芥見下々 ミゲル 監督の朴…

アニメ映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』感想と解説。

デューイが親指を立てて溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られませんでした。 という感想を狙ったようなシーン、僕は逆張りクソ野郎なので心がスッと引いちゃった。 という訳で『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の感想と僕なり…

映画『サマーゴースト』感想。

脳内データでは学生時代に乙一、西尾維新、奈須きのこ、佐藤友哉、舞城王太郎にどっぷりハマった人はロクな社会人になれないと結論付けられていますが、あなたはいかがでしょうか。 私は社会人失格の毎日です。 その中でも乙一は黒乙一、白乙一の呼び方があ…

映画『アイの歌声を聴かせて』感想。ミュージカルAI毒親アニメにしてもう一つのGHOST IN THE SHELL

人はなぜこんなにもI(私)=愛=AIに魅力を感じ、ついついタイトルに入れてしまうのか。 【公開日】2021年10月29日 【監督】 吉浦康裕【脚本】 吉浦康裕、大河内一楼【原作】 吉浦康裕 【音楽】 高橋諒 【制作会社】 J.C.STAFF www.youtube.com 最初の特報…

アニメ映画『神在月のこども』感想。

観るパワースポット映画 【コミュニケーション監督】四戸俊成 【アニメーション監督】白井孝奈【脚本】 三宅隆太、瀧田哲郎、四戸俊成 【主題歌】 miwa「神無-KANNA-」 あらすじ お母さんを亡くしたことがきっかけで、大好きだった走ることに向き合えなくな…

劇場版『僕のヒーローアカデミア ワールド ヒーローズ ミッション』感想。デク×ロディをずっと見ていたい

原作ではいよいよ最終章に突入し、過去最高に盛り上がっている『僕のヒーローアカデミア』(以下『ヒロアカ』)の劇場版3作目『僕のヒーローアカデミア ワールド ヒーローズ ミッション』 原作者・堀越耕平が「原作の最終決戦でやりたかった一つの可能性」…

映画『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』感想。しんちゃんと風間くんの関係性に涙する

人類は学園ミステリーが好き。古事記にもそう書いている。 去年映画館で予告を見てから「クレしんで学園ミステリー出来るの!?」と驚きと不安とワクワクが同居していが、まさかの公開直前で延期。 そんな突然の延期から3ヶ月...何か都心ではまたコロナ感染…

映画モルカー4Dを体験した僕

僕「何か入場特典でモルカーボールもらった」 荷物をロッカーに入れ、座席に着席。 巨大スクリーン「それでは、映画本編始まる前にCMやります」 照明が消え、真っ暗になる劇場。 僕「何回も観た映画の予告編。流石に飽きたな」 \プイ/ 僕「!?」 \プイ/…

ネタバレ『竜とそばかすの姫』感想。匿名でカッコイイ事言っても無意味。爆ぜろ!って叫びを感じる

細田守監督がパンフレットで 『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』から『サマーウォーズ』と、ずっとネットを肯定的に描いてきた世界で唯一の監督だと自分で思っています(笑) と仰っていて、令和最大の「こやつめ、ハハハ」って気持ち…

映画『100日間生きたワニ』感想。「死ぬ」から「生きた」にタイトルを変えた意味を考えたい。

Twitterで発表されるマンガの中で「現実とリンクしながら100日後に死ぬシステム」という画期的な手法で話題になったあのワニの映画、『100日間生きたワニ』を公開初日に観た。 僕は正直者なので正直な事を言うが、 この映画は公開前から映画レビューサイトで…

アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』感想。明石家さんまだから、吉本が関わっているからと避けるのは少し勿体ない

「吉本興業製作」「企画・プロデュースが明石家さんま」「声優に芸人が沢山いる」「プペルにも関わったSTUDIO4℃制作のアニメ映画」「親子愛の押し売りしそうな内容で感動ポルノ臭がすごい」「”#みんな望まれて生まれてきたんやで”というTwitter広告の気持ち…

『映画大好きポンポさん』感想。誰かの物語が自分の物語になる瞬間

「リアルが充実している人は映画を観ない」 という偏見を持っている。 Twitter空間にいると勘違いしてしまいそうになるが、現実では映画の話が出来る人なんて色違いポケモンぐらいの希少価値がある。 20代も後半になると会社の同期で集まっても、生まれたば…

ネタバレあり劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』感想。赤井一家と思いきや、灰原哀ちゃん映画だった。

元々は2020年4月17日に公開予定だったが、新型コロナウイスの影響で2021年4月16日に延期し 更に延期した公開日のタイミングでコロナ流行第四波が来そうな雰囲気。 本作の舞台である世界最大のスポーツの祭典 「WSG(ワールド・スポーツ・ゲームス)」の元ネ…

ネタバレあり『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』感想と考察と自分語り

A君が亡くなってから7年が経った。 A君は小学生からの友達で、兄からのお下がりだったエヴァの下敷きに興味をもったA君が話しかけてくれた事がきっかけだった。 そこからエヴァのVHSをA君から借りて「滅茶苦茶面白いやんけ!!!」となり、エヴァにハマり、…

映画『銀魂 THE FINAL』感想。

三大人気作だけど結末を知らない漫画 『GTO』『らんま1/2』『銀魂』 (『犬夜叉』もランクインしてたけど、続編である『半妖の夜叉姫』が放送されて結末を知った人も多いので卒業)(僕の脳内調べ) 特に『銀魂』は彼が登場する回にハズれなしと言われた将ち…

アニメ映画『えんとつ町のプペル』感想。「作者と作品は切り離して考えるべき」は無理無理の無理

「作者と作品は切り離して考えるべき」 これは例えば人気作家がSNSで炎上した際に、俳優の逮捕が報じられた際に、毎回のように挙がる話題だ。 そもそも、作者の人間性と作品の質に関係性を見い出すのは、非常に困難である。 性格がどうしようもなくクソな人…

アニメ映画『君は彼方』感想。『君の名は。』アフター映画の集大成

興行収入250億パワーの『君の名は。』に興行収入300億パワーの『千と千尋の神隠し』と興行収入250億パワーの『アナと雪の女王』のミュージカル要素、他にも人気作の要素をひたすら掛け合わせていったら1500億パワー!!!!最強!!!!爆誕!!!!!!とい…

『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者たち』感想。約21年ぶりのぶりぶりざえもん最高

『爆発!温泉わくわく大決戦』を最後に声優だった塩沢兼人さんが亡くなられた為、声ありでの出演がなかったぶりぶりざえもん。 そのぶりぶりざえもんが約21年ぶりにスクリーンに帰ってくる 僕は子供の頃に『ヘンダーランドの大冒険』とか『電撃!ブタのヒヅ…

『2分の1の魔法』感想。この映画に「全力少年」は合ってなくねって話

ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』を観ました。 映画自体はとても面白くて、近年のディズニー/ピクサー映画の中でも好きです。 私は吹き替え版を観たのですが(というか吹き替えしかやってない) 主役の兄弟を演じる志尊淳さんと城田優さんのコンビ…

映画『銀色の髪のアギト』感想。ジブリみたいな作品で終わらせていいのであろうか

子供の頃に『銀色の髪のアギト』を見たハズなのに、内容を思い出そうとも全く思い出せなくて、何とか絞り出して思い浮かんだ感想が「実質ジブリの寄せ集めみたいな奴だったな~」だった本作。 『ピーターラビット』は実質ヤクザ映画とか『すみっこぐらし』は…

映画『ラーゼフォン多元変奏曲』感想。いつの間にか紫東遙さんと同世代になってしまった

子供の頃、ヒロインの紫東遙さんがその草薙 京みたいなバンダナ含めて29歳っておばさん過ぎるし、14歳の紫東恵の方が良いよって思っていたが、自分がいつの間にかそのおばさん扱いした紫東遙さんと同世代になってしまったことに動揺を隠せない。子供の頃に戻…