社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『新サクラ大戦』レビュー。令和とは思えないゲームだけど愛せる。

大正ロマン×冒険活劇×ロボット×恋愛×歌劇×時代劇×オカルト×少年漫画的熱さと様々要素が入り混じったエンターテイメント溢れる作品で、当時のSEGAがこれでもかと言えるほど徹底した作り込みを施した『サクラ大戦』シリーズは2005年に発売された『サクラ大…

『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』感想。 映画シンカリオン!好きなものは好きのままで

「本当に好きなものは、好きなままでいいんだよ!」 これは劇中での主人公ハヤトのセリフであり、 『新幹線変形ロボ シンカリオン』というアニメ作品の大きなテーマである。 ↑悪いオタクになってしまったのでこういう説教臭い奴は鼻につくが好きなのだ (C)プ…

「M-1グランプリ2019」感想。ぺこぱの「さっき取った休憩は短かった」のワードセンス

最終審査発表前でのぺこぱ・松陰寺太勇さんが言った「死ぬ前に見る走馬灯の1ページ目は今日だと思っている」という言葉に、彼らの今までの苦労が凝縮されていて少し感動してしまった。しかも、1ページ目なのが更に良い。 ぺこぱはM-1グランプリに出場した今…

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』感想。ヒロアカ最終回やん!

爆豪というキャラが人気なの奇跡だと思う(あいさつ) 一話でデクをイジメており(しかも結構陰湿)ヒーロー科の生徒になった後も高圧的で短気で偉そう。 しかし、そんな普段はパーフェクト才能マンでツンケン性格クソ煮込みなのにオールマイトにガチで憧れ…

『スター・ウォーズ9/スカイウォーカーの夜明け』感想。愛する者を死から救うということ

シリーズ第1作の日本公開が1978年7月ということなので、この12月で41年と5ヶ月。 私が生まれる前から始まった『スター・ウォーズ』は本作で一つの終わりを迎える事になる(ホンマか?) 正直、前作の『最後のジェダイ』は問題作だった。 『フォースの覚醒…

アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』感想

「子どもvs大人」「抑圧された学校と自由」そういう現代ではもはやファンタジーのようなテーマで戦った1988年に公開宮沢りえ出演の実写『ぼくらの7日間戦争』から30年 細田守監督の『時をかける少女』のようにアニメとして再び映画化されることになった本作…

映画『ルパン三世 THE FIRST』感想。3DルパンVSムスカのなり損ないおじいちゃん

記憶に新しい山崎貴監督作品『ドラゴンクエストユア・ストーリー』の最後の展開が衝撃的過ぎて、夏頃から本作『ルパン三世 THE FIRST』の不安の声や、ネットの悪い層からの期待の声は少なくなかった。 ただ、安心して欲しい。次元が最後、ルパンに銃口向けて…

『十三機兵防衛圏』レビュー。ゲームで物語を語る一つの完成形にして究極のカタチ。

「宇宙戦争」「タイムトラベル」「喋る猫」「怪獣」「MIB」「巨大ロボット」「焼きそばパン」「アンドロイド」「女性型眼鏡アンドロイド」「大日本帝国軍人」「昭和ノスタルジック」「スケバン刑事」「リーゼントヤンキー」「未来からやってきた謎多き女装美…

中性脂肪に悩むおっさんが『リングフィットアドベンチャー』を遊んでみた感想とレビュー

「声援つきの拷問」「リアルスタミナゲー」「あれを軽々しく遊んでるガッキーは上腕二頭筋の生まれ変わり」「未知の筋肉が筋肉痛になる」などなどとTwitterで『リングフィットアドベンチャー』の話題を見ない日はないと思っていたらすっかりポケモン一色にな…