社会の独房から

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クソ広告で最近よく見る漫画『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』を実際に読んだ感想

 

 一時期インターネットを見ているとやたら視界に入ってくる漫画広告「自称サバサバ系女」が最近あまり見かけなくなって平穏を獲得できたと思ったら今度は

 

「ゾンビにあふれた世界で主人公だけがゾンビからスルーされる体質なので人助けをするが、その対価として女性に肉体関係を迫る」漫画広告があわゆる所に出現するようになってしまった。異世界転生モノの亜種的漫画である。

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インターネットと広告は、切っても切れぬ関係にあり、ドンドン新しいクソ広告が生まれるのは仕方ないが、フリーザ倒したら次はセルが出てきたような終わりのない戦いである。

 

別に露悪的な描写は嫌いではないが、「これから露悪的な作品を読むぞ!」って意気込んでいる時に読みたいのであって、晩飯考えながら料理ブログを読んでいる時に見たい広告ではない。

 

ただ、何事も実際に読まずに判断するのは良くない。

僕は少年ジャンプ脳をしているので、ヒロインに肉体関係を迫りつつも、本当にヒロインが脱ぎだしたら、主人公が慌てて「待ったーーーー!やっぱりなし!!!!」と止める展開になる気がしてくる。正義の心を信じろ。

 

実際に主人公はヒロインとどうなるのか。

 

気になったので『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』を配信しているコミックシーモアに登録し、公開分を全話読んだので感想をタバレありで書いていきたい

www.cmoa.jp

 

 

まずハッキリ言うと、主人公はヒロインを普通に抱いたよね。

ドラマ版の『ウォーキング・デッド』なら間違いなく直ぐに死ぬような主人公である。

 

でもそんな事はどうでもよくて、1話でいきなりゾンビ女を拘束した上に抱くという異常性癖&脳と下半身の直結した行動のOTINNTINNコンボだドン!!でドン引きしてしまった。

 

確かに『デッドガール』などゾンビが人間の性のはけ口になるゾンビ映画は存在するのでそこまでゾンビと人間の肉体関係は珍しくないが、1話でまだ主人公の性格もよく分からない上、ゾンビに人が喰われた描写をした後のゾンビFU〇Kである。

従順なゾンビはオタクに優しいギャルぐらい存在しないぞ。

 

主人公の脳みそは下半身なのか!?という強烈な印象が焼き付いて離れない。

 

 

その割にヒロインにはいきなり本番を強要する訳ではなく、そのまま無料公開している2話が読み終わり、3話以降は有料(2021年8発12日現在)なので単話110円で残りの話を購入して読んだ。確かに主人公も外道だが、ヒロインはヒロインで「こんな所にいられるか!」ムーブで主人公達の足を引っ張るし、何だかんだ主人公に惚れ始めている感じなので、ある意味お似合いである。幸せになって欲しい。

そもそもこの漫画、まだ5話までしか出てないので面白いのかどうかの判断が難しい。

 

調べてみると『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』は作者の裏地ろくろ先生が小説掲載サイト「小説家になろう」に掲載していた小説が原作。

 

FANZAなどで18禁のゲーム化もしていた。

そのゲームが丁度50%オフしていたので、別にハマったわけではないが購入。

女性を無下にするチンポ野郎への怒りが購入の要因である。

主人公を許せねー!お前の死ぬ所を見届けてやるという僕の正義の心である。

 

実際に遊んでみるとなるほどなるほど。

エロエロラッシュは1だけで2からは義務感のエロだけで真っ当なゾンビパニックモノになった感じ。

意外とよく出来ているストーリーで一気にクリアしてしまった。イラストも良い。

( ´ー`)フゥー...

と怒りが鎮まり、今日の所は寝ようと思った。

 

ごく稀にクソ広告の漫画も面白い出会いになる事があるね。

終わり。