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FF14プレイ日記。人生初の高難度コンテンツクリアまでの軌跡。挫折と克服と諦め

FF14と言えば「大縄跳び」

ドラマ『光のお父さん』では最大の難関ツインタニア戦で主人公の光生が「大縄跳び」と言ったシーンがあったりもして、FF14の事は詳しく知らないけど、「大縄跳びで失敗した奴は放課後の学級会で吊し上げにあう」などの噂を聞いたことがある人も多いだろう。

 

具体的には

1.絶      
2.零式      
3.極
など頭につくクエストが高難度に該当する。

以前にも書いたがストーリーを追いつくだけなら高難度コンテンツに挑戦する必要もなく、「大縄跳び」要素どころか「人付き合い」要素すら希薄であり、自由だ。

 


ただ、高難度コンテンツは違う。

極や零式では敵の攻撃パターンや攻略ギミックが決められていて、それをタンク、ヒーラー、DPSがミスなくこなしていかないとあっというまにパーティの戦力は傾き、強大な敵のパワーに圧倒され、全滅の憂き目に遭ってしまう。

完全に「大縄跳び」である。

その者が圧倒的経験者で、装備レベル(IL)が高い人なら多少脚に紐が引っかかっても「引っかかってませんよ?」とすまし顔で審判を騙したり、紐に引っかかったまま大縄跳びを続行出来るリカバリー力があったら別だけど、普通の人ならそのまま死ぬ。

 予習をしていない、例え予習をしたとしても実戦で初めての初見だとなすすべなく、というか、なにをどうなって全滅したかわからずに終わってしまう事も多々ある。

 

また、FF14の高難易度コンテンツは旬が過ぎたコンテンツから難易度が緩和されていく。

主人公であるヒカセンは隙あらば会話中でもスクワットを始める戦闘民族なので、死ねば死ぬほど強くなっていく。

所謂サイヤ人の血」

「超える力」が発動する。

また、純粋に過去のコンテンツになるとレベル50のボス蛮神に対して、レベル80のキャラクターで攻略出来たりする「制限解除」を利用するとILの暴力で何とかなる。

RPGでよくあるラスボスに対してこちらがレベルを上げ過ぎたため、予想外に楽勝だった思い出再びである。

 

わざわざ「制限解除」を利用しないメリットがないので、「超える力」と「制限解除」で過去の高難度コンテンツは基本的に問題なくクリアできた。

ただまぁ、本来の難易度ではない攻略はどうしても記録に残っても記憶に残らず、達成感も皆無。

「消化」みたいなノリになってしまう。

早く、他のヒカセン達とも一緒にワチャワチャしたいなぁという願望がずっとあった。

 

良い感じに難しくて、良い感じに達成感を楽に得たい。

そんな甘えた願望。

そして、今回、ようやく僕は最新コンテンツに追いつくことが出来たので、初めて何の緩和もされていない高難度コンテンツに参戦する事が出来た。

「極エメラルドウェポン」である。

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地獄の難しさ。

今回はそんな僕の挫折と克服と諦め。その軌跡。

お暇があれば読んで頂きたい。

 

何度も死ぬ

流石にノー予習で挑戦するのはあまりにも無謀過ぎるなと思い、攻略サイトなどで勉強。

チンパンジーでも分かる攻略法」みたいなサイトは数多くあるけれど、一通り読んでも「うーん、読んでもわからん」と首をひねるしかない。

僕はチンパンジー以上の阿保なのかもしれない。

取り合えず「初心者OK」「練習」「予習してない」「見学」のような文言と共に募集しているパーティに参加。

 本当は自分でパーティを募集するのが一番良いのだろうけど、「旅行で自分では何も提案せずみんなについていく」系男子である僕にはパーティ作るのは荷が重い。あとPS4勢なのでマクロのコピペが出来ない(マクロとは高難易度レイドで使用するギミック説明書のようなモノ。戦う前に位置取りなどを決めてそれ通りに動く)

 

なにかよくわからないままに極エメラルドウェポンが始まり、3分ぐらいで全滅。

「????????」

その時に頭がいっぱいだったのは

「え、なにがあったの?どうしてパーティ全滅したの?」

「というか僕のせいで全滅したんじゃね?」

という自問。

極エメラルドウェポンは「爆雷生成」という技を使ってくるのだが、何人かで均等に分かれてその地雷を処理していかないと強制終了するらしい。

そのギミックを知らない人がいると開始3分ぐらいで何度やっても全滅してしまうのである。

「これが大縄跳びかぁ」と少し感動してしまった。

マクロもなく、誰がどうやって動くかの指示もないので、パーティ皆がワチャワチャしている間に何度も何度も全滅し、誰かがギブアップ投票を出して、そのバトルは終わった。ほろ苦い高難度コンテンツデビュー戦である。

 

 

もう一度、攻略サイトや動画を見直す。

何も知らない状態で攻略法を見るよりも、実際に経験してから攻略法を見ると理解度が段違いである。

そこからは「聞いて…感じて…ワイプして…」の連続である。

参加したのはパーティ募集から入った練習組。

僕はヒーラーなので死んではいけない。責任は重大である。

ヒーラーは他のジョブに比べてもHPが少ないので少しのミスが致命的になる。

何度も何度も戦闘不能になり、そのたびに蘇生してもらった。蘇生をしないといけない役割であるヒーラー自身が何度も死ぬのはマジで役立たずである。ゴミ。

他人の生殺与奪の権利を握りたいから初めたヒーラーだったが、己こそが敵に生殺与奪の権利を握られていた。

 

極エメラルドウェポンは前半戦と後半戦に分かれている。一度でも後半戦に突入できたら、死んでも後半戦からリトライ出来るが、この後半戦の難易度が極悪だ。

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後半戦にいくと毎回見せられるムービー。ガイウスの事が嫌いになるのでうまく出来ている。

 

広範囲の強力な攻撃をしてくるのだが、数パターンあり見分けがつきづらい。

図式で説明してくれる動画など見て、頭では分かった気になっても、実際の戦闘になるとワチャワチャしてミスして死ぬ。その繰り返し。

また、後半戦をずっとやっていると前半戦の動きを忘れてしまい、別のパーティで挑んだ時に予想外に前半で躓くこともある。心が折れる

こういう時に1人用ゲームだったら自分だけの問題だが、FF14MMORPG。他人との繋りがあり、他人とパーティを組んでいるのである。流石に何度も失敗してミスると心が苦しい。

漆黒編のFF14は有料なのでプレイヤーもソシャゲなどに比べると比較的優良な人が多い。少なくともクリアしたいという目的は一緒である。

心が折れないよう「少し進んだね!」「ここをこうすれば……」と声をかけてくれる人がいてくれたりする。ただ、ギスギスする瞬間もある。

突然「こんなんじゃ練習にならねーよ!」とチャット欄で激おこぷんぷん丸の人が現れたり、諦めたのか無言で自殺しまくる人が出て解散した事もあった。

「僕が悪かったのかな」

と答えのない自問を繰り返しながらも何度も何度も挑戦する毎日。

こういう時に野良ではなく、固定メンバーだったら和気あいあいと出来たのかなと思う時もあるけれど、所詮は「隣の芝生は青く見える現象」で、実際に固定でやってもリーダーの人がうまく引っ張ってくれたり、仲間同士が相互理解の精神を持ってないと。上手くいっている時はいいが、一度躓くとギスギスしだすし、リアルの時間を他人に固定されるのも嫌なので僕に固定は無理だ。効率悪くても野良で頑張るしかない。

 

頑張る。

生きていく上で仕方なくしている仕事で負け犬になっても何も思わないけど、

自分の「好き」で、「趣味」でやっているゲームにはちゃんと向き合いたい。

自分自身が納得いくことをしたい。

だからコントローラーを握り続ける。

何度も何度も時間切れを迎えながらも、少しずつ少しずつ、チャレンジするたびに

ボスのHPを確実に0に近づけていった。

 

「何でそういう動きをするのか」

これを理解していないと、

いくらマクロで指示された所に移動しても

どれだけ他人にピクミン(後をついていくこと)しても

死ぬときは死ぬ。

数式の問題で答えだけ知っていてもなぜその答えになるのかを理解しないと応用が利かないのと同じである。

逆に言うとギミックの内容され理解していれば「大縄跳び」から外れても死ぬことなく敵を倒す事も出来るのだ。そういう意味では「大縄跳び」という表現は正しくないのかもしれない(コンテンツにもよるが)

 

極エメラルドウェポンに挑戦して5日目。

コンプリート目的のパーティ。

バトルがはじまり、ひとつひとつ、自分が、あるいはメンバーが、

ギミックをこなし、攻撃に対応していき、ボスのHP確実に削っていく。

もはや最初の「爆雷生成」含めて前半戦は余裕を持ってミスなくクリア出来、鬼門の後半戦も自分の役割をこなしていく。

あとと少し……20%、15%、10%切った……! 押している! 

しかし時間制限ももう少しで来る、敵の大技が来るまでギリギリである。

もうちょいもうちょい、みんながんばれ! 僕もがんばる!

 

そう、ドラマ『光のお父さん』でのクライマックス、

ツインタニア戦で光生とお父さんが、それぞれの部屋で、

しかし同じ真剣な表情をしながらコントローラーを操作しつつ、

「押せ! 押せ!」「押せ! 押せ!」と言っていた、

まさにあのシーンと同じ心境。

「押せ!」

 

ついに。

あまりにも時間制限にギリギリだったので少しの間、クリア出来たのか失敗したのか判断もつかず、ただ呆然とする。

そして始めるバトルクリアのカットシーン。

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やりきったのである。

達成感、完走感、解放感。

なんともいえないすがすがしいものがあった。

そしてチャット欄で「ギリギリでしたねw」「遂にやったーー」など名前も知らない同じ目的をもった人達と喜びを分かち合い、後腐れなく解散する。

その距離感。

好き。

 

ただ、残念ながら目的の一つだった白魔導士用の武器が手に入らなかったので極エメラルドウェポンマラソンをすることに。

 

面白いもので一度クリアすると余裕が生まれるからか行動も安定し、「クリア済みだけのパーティ」にも入れるようにもなるので、危なげなくクリアできるようになった。

無事、10周し(結局ドロップしなかった)白魔導士武器ゲット!!!お疲れ様でした。

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「大繩跳び」って単語だけで嫌ってた高難度コンテンツだけど、意外と悪くない。

少なくとも、クリアできた時の達成感は唯一無二だと思う。

ただ、誤解して欲しくないけど、本当に高難度コンテンツは嫌な人は挑戦しなくてもいい。自由だ。自分のゲームスタイルと相談して欲しい。

最後に

極エメラルドウェポンもクリアして、勢いそのままにエデン再生編零式に挑もうとルンルンしながら攻略動画を見ると

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕にはむりぃ」

ってなりました。

今年も一年ありがとうございました。

2021年はギャザラーとクラフターを頑張ります!!!!!!

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「よっしゃあああツッ!2020THE ENDォォ!!」

 

 

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ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

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