社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

念願のPS5を買えた話

「11月18日組」という名を聞いたことあるだろうか。

 

これはPS5をAmazonで購入出来た記念日でありながら、後日

お客様にご注文いただきました以下の商品について、お届けが来年以降になることが判明いたしました。お客様に大変ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

というメールがやってきて「そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と狂喜乱舞していた状態からの奈落落ちした人達の事である。

僕もそんなメンバーの1人であり、それまで

ソニーストア

ヨドバシカメラ

ヤマダ電機

ゲオ

ブックオフ

エディオン

で抽選落ち。

特にエディオンなんてPS5を予約するために年会費がいるクレジット機能付きのカードまで作ったのに落ちる。速攻の解約。二度と使わない。

 

絶望。

まさかゲームハード機を買うのにここまで苦戦するとは思わなかった。個人的には転売問題があったNintendo Switchも何だかんだヨドバシカメラで予約出来て当日買えたという実績からきた油断もあった。

世間は「予約できない!」だの「買えない!」だの騒いでいるけど、どうせ発売日には買えるという根拠ない自信があった。

しかし、11月12日PS5発売日。

本当に買えない。そもそも店舗で売ってない。「もしかしたら…」という僅かなチャンスすらない。

本当にPS5発売日なの!?という戸惑いのまま12日は終わった。世界中がPS5の品薄で絶叫している中、PS5のデモンズソウルの配信をしてその死ゲー具合に世間とは違う一段上の絶叫して悦に入る予定だったのに…

そこからAmazon楽天をチェックする毎日であり、実際にちょくちょく販売していたが、注文を確定戦争に勝てない。そもそも平日の昼間というニートタイムでの販売では普通のリーマンには挑戦権すら与えられない。無情な受付終了画面である。

 

そんな絶望の中、11月18日の11時ぐらいに、PS5が恐らく約20分という長丁場売られ続けた。

僕も偶々仕事をサボってTwitterを見ていたので間に合い購入する事が出来たのだが、上記で書いたようなお預け状態。

いつPS5が届くか分からない状態だったので結局はPS5の抽選に応募し続け、外れる日常。

最大のチャンスがあったのは1月1日、元旦。

ヨドバシカメラ梅田でのPS5のゲリラ販売。

これで買えるーーーー!!!と新年早々最高のスタートダッシュが切れそうとテンション上がりながら電車で大阪に向かう。

が、しかし。

目の前で販売終了という新年早々、あまりにも幸先が悪いスタート。もう2021年何も期待出来ない。

 

あまりにも買えないPS5。

世間では買いたい時に買えないから萎えたとか

今までPS勢だった人がPC買ったとか

そういうツイートを見るたびに「しめしめ、ライバル脱落で買えるチャンスが増えた」とほくそ笑む毎日。

ただ、PS5が手に入らなくて拗ねてしまう気持ちも分かる。ぼくはもう買えた側になってしまったのでその気持ちを味わう事は出来ないが、頑張ってくれ。挫けそうな時は己のマインドコントロールが大事。

いつPS5をお迎えしても良いように自分の中で「PS5」への気持ちを高めていこう。

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手始めに、PS5をひたすら書評します。

字のうまさなんて関係ありません。気持ちがこもっているかどうかが大事。

感謝の書評です。

どうですか?気持ちが高ぶってきたでしょ?そんな訳はないのでやめましょう。

 

 

2021年、1月の終わり頃から11月18日組の中でもポツポツとAmazonから出荷準備のメールが来た人が出てきた。難民卒業である。

しかし、続々と卒業していく中、僕の所には中々メールが来ない。

どうやら注文受付から終了までの間にヤバい程の注文されたので数分の遅れがひと月の遅れになるらしい。

仲間だと思っていた人達に自分だけ置いて行かれる心境は、学生の頃、この問題が解けた人から帰っていいよというクソみたいな事言ってきた先生の発言により、僕だけが最後まで教室に残ってしまったようなあの夕暮れ時を彷彿とさせる。みんなで手を繋いで帰ろう。

 

2021年、2月5日。

それはやってきた。

仕事帰り、あまりにも疲弊して涙流しながら家に帰ると家の前に大きな段ボールの置き配。

予想外の大きさなので中から藤原達也が出てきそうな感じすらある。大きさ的には1藤原達也である。

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©吉田修一幻冬舎 ©2020 「太陽は動かない」製作委員会

その段ボールの大きさを実際に比べてみるとこう

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お分かりいただけただろうか。

『DEATH STRANDING』の初回特典だった実寸大のBBと比べたらその大きさが分かっていただけると思う。このBBも「小島監督の最新作だぁぁぁぁぁぁ」の勢いそのままに初回特典を買ってしまったけれど、狭い我が家には辛い大きさで、置くところにも困るし、夜中に起きてまずBBが視界に入るとちょっとしたホラーにもなってしまう。

勢いそのままで買ってしまって、あとで後悔することあるよね。PS5、お前は信じて大丈夫か?

 

という訳で開封
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PS5、大きい大きいと聞いてきたけれど、それよりも大きなAmazonの段ボールを見てしまったので「意外と小さいやん」というのが第一印象。3分の1藤原達也程度の大きさである。
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BBと比べてもこう。

ね。

 

ここからさらに開封していく。

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これが台。意外とちゃちい


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これはコントローラー。


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これはコントローラーの滑り止めが〇×△□のマークになっているというPS5の芸の細かさを撮ろうとして失敗した写真

 

そして本体。
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本体の大きさなんて5分の1藤原竜也程度である。

さっそく台に乗せようとするが
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PS5と台をドッキングさせるために専用ネジを挿す必要があるのだが、PS5の底面についているフタを取ろうとして苦戦。新品だからPS5を傷つけないように慎重になればなるほど取れない。

一回取れないとイライラして余計に取れない悪循環。そして取れる時はあっさり取れる。

 

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何とか出来た。台周りは本当にちゃちい。

 


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これらからもよろしくねBBちゃん!


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これはPS5の設置が終わった後に、取ったフタを台の中に収納できるのに収納するのを忘れていた事に気付いた時の写真。このフタ、絶対に無くすし、無くさなくても使用用途を忘れて自ら捨てそう。


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セットアップ画面。多くの人が決定に〇ボタン押してしまって前に戻っただろう画面。慣れよう×決定。忘れないで×ボタン。

 

最後に

SIEは日本軽視しているという話をよく聞く。

確かに多くの人がPS5を買えなくて藤原竜也でいう所のど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛P゛S゛5゛か゛え゛な゛い゛状態になっている。

実際のところは本当に日本軽視してるかよく分からない。PS4の時はそもそも日本だとアメリカより4月遅れで発売されており、PS5も同じだったら僕はまだ買えないことになってしまう。そういう意味では個人的にはPS4の頃に比べるとマシと結論づけるしかない。

あと、今回の11月18日組は殆ど予約受注生産みたいな形になってしまったけれど、意外と良いよね。少なくともいつか買えるという安心感もあるし。Amazonはこれからも頼りにしている。

 

 

まだPS5を触り始めたところなので、これから不満点なども出てくるかもしれないがやはり新しいガジェットは触ってて楽しいし、まだ未完成な所を触れることが出来るのも初期型の魅力だと思うので、これでFF14デモンズソウルを遊んでいきたい。

 

最後にまだPS5を買えていない皆さんに僕が心の底から尊敬するキングコング西野さんの格言を引用して終わりたい。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

時計ってすごく面白くて、長針と短針があって、あいつらは1時間に1回すれ違うんですよ。重なるんですよ。1時5分で重なって、2時10分くらいで重なって、3時15分くらいで重なって、長身がもう1回追いついたかと思ったらまた4時何分かで重なる。毎時1回は重なるようにできているんですけど、11時台だけは重ならないの。11時台だけは短針が先に逃げ切っちゃって、2つの針って重ならないんです。次に2つの針が重なるのは12時。鐘が鳴るときですね。

 伝えたいメッセージは何かと言うと、鐘が鳴る前は報われない時間があるということ。これはぼくにもあったし、今後皆さんにもかならずある。人生における11時台というのは、必ずある。でも大丈夫。時計の針っていうのは必ず重なる。だから挑戦して下さい。皆さんの挑戦がうまくいくことを願っています。頑張ってください。ぼくは、ちょっと先で待ってます

 これは僕がPS5買えなかった時にPS5を転売してた会社の先輩から言われて滅茶苦茶ムカついた格言でもあります。