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スターリッシュツアーズから入ったおっさんの『うたの プリンスさまっ マジLOVE1000%』感想

 

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映画で初めて「うたプリ」に触れた僕は彼らのその踊りに、その歌声に、その佇まいに、その関係性に、そして何よりアイドル性に完全にドはまりしてしまった訳で、そのままの勢いでアニメを見ることにした。

映画に合わせてか、ちょうど9月末までGYAOで無料配信しているのだ。初心者に優しい。もっと期限伸ばして♡

 

今回は記念すべきうたプリ1期『うたの プリンスさまっ マジLOVE1000%』の感想である。Twitterで呟いていたのだが、それをまとめながら補足していくスタンスで、ネタバレごりごりで書いていくよ。

 

ではスタートです☆彡

 

 

 

冒頭、マジLOVE1000%が流れだして「うわぁぁぁぁぁぁぁお前OPだったのぁぁぁぁぁ」といきなり殴り負ける。10年前にクソほど聞いてた歌なのに何度聞いても聞き応えがあるマジLOVE1000%

これ創造した七海春歌は天才なのか、天才だったわ。そしてマジLOVE1000%は2話以降ED曲だったわ。こんなハイテンションなEDある!?滅茶苦茶作風に合ってるわ!!!!(情緒がおかしい

 

 

 

初見感想書いた後、先輩方の感想をひそひそ覗いても「お前ら飛行機免許持ってるの!?」という反応が多かったのでアニメシリーズでは描かれなかった努力の結晶だったんだなって。アイドルは観客が見えない所での鍛錬が本番とはいうが、あいつらスゲーよ。

 

 

原作が乙女ゲームとは聞いてたけど、アニメでここまでがっつりキャラが立って主人公してくるとは思わなかった七海春歌。ちょっと目の生気が死んでいるように見えるけど可愛い。

楽譜も読めないのに学園に合格してしまうその覇王色の覇気の強さ。恐らく審査員を気絶させたのだろう。入学早々陰湿なイジメにあうけど、その覇気で無事吹き飛ばしたね(幻覚)

 

 

本編が始まると画面いっぱいに広がるクソでかフォントでの

 

☆全寮制☆

 

が出迎えてくれる。それ、そんな全力で伝える情報か?

 

 

そして学園長の登場。まさかのcv若本規夫である。10年以上前の作品なので声がまだ今ほどハジけ過ぎてない気がする(ホンマか?)

マシュマロでとんでもない情報を頂く。

 

しかも一発ネタかと思いきや、SF的でかなり出来が良いらしい。力の入れ所!?

他にも

 

 

男の娘教師(CV中村悠一)というネタキャラかと思いきやちゃんと攻略出来るらしい。思ってたより凄いゲームだな‥うたプリ。というか声優が中村悠一とは気づかなかった。凄いな、中村悠一。男の娘教師(CV中村悠一)の攻略。新しい扉が開きそうである。

 

 

 

ここからは映画の第一印象とアニメを見て変わった印象について書いていく。

 

一十木 音也くん

 

まじでTBSの火曜10時のドラマ大好き人間からすると一十木音也くんの当て馬感にずっとハラハラしていた。

いつでもどこにいても、1番のピンチの時に駆けつけ心配してくれるのは一十木音也くんで、七海春歌の気持ちを尊重しつつ、辛い時はずっとそばにいてくれて、どんな時でも1番に七海春歌優先で行動しているところがやばい。何なら告白に失敗し、振られてもその意思を尊重して、遠くから優しく見守りそうな感じなのもいい男すぎる。こんな優しいのに、こんなにもヒロインのことを想ってるのに報われない代わりに視聴者から絶大な支持を得られるのが当て馬なので本当にドキドキした。そういうアニメじゃなくて良かった。

 

 

神宮寺 レン 

マネキン使いかと思ったらそんな事はまるでなかった男。

胸元ガン開きでサックスを吹き、周りには子猫ちゃんたちが一杯の金持ち(cv.諏訪部順一)だった。マネキン以外はかなり予想通りだったわ。

 

 

常人なら僕みたいになるが、神宮寺 レンは違う。

なんと放送室をジャックし、全校生徒にその歌詞をcv.諏訪部順一で聴かせるのだ。イケメンはやる事が違う。

ただの女好きのチャラ男かと思いきや、一ノ瀬トキヤ氏が別名で芸能活動をしてた事が判明した時にケジメとして率先して問い質す姿はロロノア・ゾロである。

 

 

聖川 真斗氏

 

本当に何もかも違った。2次元アイドルマスターのハズなのに……。

 

 

過去に七海春歌を見て勇気をもらった事があるエピソードも七海春歌自身に伝えてないみたいだし、重要な事に限って寡黙だけど、主人公とはピアノの連弾をする……。渚カヲルくんか?

 

 

映画観た後にこの謎ダンスみるとみんなダンスうまくなり過ぎだろ!!となる。あんなに直角ダンスだったのに、滑らかになったものだ……。



 

四ノ宮 那月さん

眼鏡外したら性格変わる系なんて思わんやん。

映画の時点で共存関係が変わってなかったら、あの領域展開「幼稚園化」したペンライトを上上下下グールグル中に眼鏡が取れてしまって急にシャウトが鳴り響く歌に変わった可能性があるってコト!?

料理下手の表現でチョコレートの袋ごと溶かすギャグも平成の匂いがする。

「僕は可愛い翔ちゃんが大好きです」と耳元で囁く四ノ宮那月が好きだわー。

 

 

来栖 翔くん

 

マシュマロで教えてもらったけど、年齢は来栖 翔くんが年下みたいですね。

 

 

来栖 翔くん、映画だとかなりイキってる感じなのにアニメだとかなりの常識人&ツッコミ役で驚く。

ペア決め告白の時も乙女みたいに頬を赤く染め「共感できたんだ……。」と告白するの優勝。

ステージに立つと来栖 翔くんが理想とする「来栖 翔」を演じている感じなんだろうな。推せる。

 

 

一ノ瀬 TOKIYA

 

 なんか光の宮野真守と闇の宮野真守が戦い、最後は合体して完全体になるキングダムハーツみたいな話だったうたプリ1期。アニメだと顔暗かったけど、映画は「顔がうるさい」って感想書くほど表情明るくなってきた気がする。

 

体調崩したトキヤを見舞いにきた事務所社長が逆に入院するの「なにやってるのこのおっさん!?」と思ったけど、声がいい社長だから許す。後、眼鏡マネージャーも好き。

 

 

愛島 セシル

 

1話の時点で黒猫の声優が鳥海浩輔なので「もしかして……」とは思ったけど、本当にセシルとは思わなかった。これが古代エジプトパワーか。

なんか映画の時とキャラも変わっているような気もするけど、これから憑き物が落ちる展開があるのかもしれない。

 

僕は【SAMURAIZM】で聖川 真斗、一ノ瀬 トキヤ、愛島 セシルの3人組だったからこの3人が追加戦士だと思ってたのに全然違うかったね。巧妙な罠。侍ごっこ楽しそうだったし日本文化好きなのかな。

 

 

最後に

 

僕は主人公じゃなくていい‥観客Aでいいのだ……

 

 

 

マジLOVE1000%というタイトルで最後はマジLOVE1000%でフルで流すというオタクがみんな大好きな奴でよかった。でもライブでこれだけは言いたい。

 

我らが蒼き母星を撃たないの!?

 

そしてさらにこれだけは言いたい。

 

ライブが始まるタイミングで

誰?誰?誰?誰?となる新キャラたちの登場で困惑。

一体全体おめーさん達だれぇ!?

 

映画から謎が深まるばかりだ。

 

 

色々あったが滅茶苦茶面白かった『うたの プリンスさまっ マジLOVE1000%』

流石、アニメだけでもここまシリーズが続いた元祖なだけある。逆に2期から何やるんだ!?という疑問すらある。

 

このまま2期も見て、映画を観る準備を整えたい。

 

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↑マジLOVE1000%聴いている時の学園長及び僕