2022年の9月に何も知らない状態で『マジLOVEスターリッシュツアーズ』を観て感動
そのままテレビシリーズの『マジLOVE1000%』『マジLOVE2000%』を鑑賞し
更に生まれて初めてペンライトを購入して映画館で無発声応援上映に参加
そして最高級の「音」を求めて関西から東京まで遠征し
テレビシリーズの『マジLOVEレボリューションズ』と『マジLOVEレジェンドスター』も全話鑑賞し、SSSのライブビューイングにも参戦。
思い返せば思い返すほど、うたプリ一色だったこの半年
まさかここまでドップリハマるとは思わなかった。
社畜という灰色の世界に彩がつくような感覚。それはきっとうたプリをきっかけに新しい事を次々に始めることが出来て、新鮮で刺激のある毎日だったからだろう。しかし、始まりがアレば終わりもある。
約半年間に及ぶ僕とうたプリの関係の総決算。
「うたプリは永遠。でもね。今は思うんだ。永遠なんかないんじゃないかって」えっ…「だけど…だからこそ永遠じゃないからいいんじゃないかって今は思えるんだ」の精神。
『マジLOVEスターリッシュツアーズ』を鑑賞してアニメシリーズを1作目から見ていた時から秘かにゴールポストに設定していた映画1作目の『マジLOVEキングダム』を今回、東京転勤になったお陰でイオンシネマ港北ニュータウンの再上映で参加することが出来たので感想を書いていきたい。前回のSSSのレポで、東京転勤になるから仕事忙しくて中々映画も観れないしブログも更新できないと書きながらのいきなりブログ。すまない。東京にやってきた初日、引っ越しの先の用意とかする前に映画館に行ってしまった。ちなみにネタバレしかないので注意して欲しい。
冒頭で汽車が出てきた瞬間に「無限列車編」始まるやん……と興奮する。
そして、ここでは登場人物達の「脚」が画面に出てくる。
半年前の僕なら「誰!?誰!?誰!?」となったいたが、今は違う。
ST☆RISHは先頭に「早く早く~!」と言ってそうな音也
音也に続いて走ってるのがセシルと翔ちゃん
「やれやれ。ライブは逃げませんよ。」と言いながらゆっくり歩いてるのが聖川真斗とトキヤ
聖川真斗のハンカチ拾ってあげるのが神宮寺レン
最後尾で軽やかなステップで追いかけるのが那月
自分でも驚く程ちゃんと分かる。間違っていたらごめんなさい。
QUARTET NIGHTも最後にターンするのが寿嶺二で足ダンダンしながら待っているのが蘭丸か~~?って予想。
何か虹色の煙を吐く機関車の中では腕だけで体を持ち上げて歩いてトレーニングしているのは日向大和以外いない。常識で考えるならこれから体力消費するライブなのにそんな重めなトレーニングして大丈夫か?と思うけども、日向大和なら大丈夫という謎の安心感がある。
冒頭の顔を出さない演出。それでも分かる。分かるのである。顔が見えなくても「誰なのか分かる」のである。進研ゼミしていて一度も「ここ進研ゼミでやったところだ!」とテンション上がることなかった僕が、「これ音也だ!!」とテンション上がるのである(?)
それにしてもテレビシリーズで慣れてしまったが、冒頭から虹色の煙を吐くロンドンの謎機関車で何の説明もなく宇宙へと駆けていく。改めてすごい映画だ。
そして語彙力の無い社畜には筆舌に尽くし難い圧巻のライブ映像が映し出される。
HE★VENSの十八番だと思っていた地上から天に伸びる棒の上に立つST☆RISHが劇中で最初に披露した楽曲には「Are you ready?」と言いながらカウントダウンしていくの、想い入れが強いマジLOVE1000%の歌詞にも繋がっていて冒頭から感動しちゃう。
そこから生身で飛び降りてビビるけど、何事もないように歌い出すので「この肉体の強さがアイドル……」と感心する。かつてテンション上がったからって日の出から夜まで走り続けたST☆RISHを「体力の化身」だと称したけど、肉体の強さも凄い。
聖川真斗の「武者震いが止まらな~~~い」好き。
そして城から更に城が生えてくる…
え?城が生えてくるってなに!!????
次はQUARTET NIGHT
我らがカルナイ先輩は曲の合間で愛の言葉を囁いてくれるし、決闘を始めるし、イケメンだし、カミュ先輩は高圧的な台詞もあって満足度が高い。そして何よりアニメシリーズだと微妙にバラバラ感あるカルナイが「4人の絆、背中合わせ」と歌うの、「仲良しグループじゃないけど、それぞれが勝手に活動するけど、それこそが俺ら4人の関係」っていうのが端的に表現されていて最高~~~ってなるやつ。
HE★VENSのターン
十八番だった天に昇っていく棒演出をST☆RISHにとられてどうするんだ~~~と思っているとまさかの空から吊るされて登場!そして回転寿司のように回る。こいつら高い所好きすぎるだろ!!!あと指の動き好き。
MCコーナー
寿嶺二の「マイボーイも~~」で声援少なくてもう一度求める奴。多分僕もライブに行っても声出せないからリアルだな~~ってなるし、最初に声出し出来ると後も声出しがし易くなるだろうからそこら辺すら配慮出来る寿嶺二なにもの……!?
カミュ様「御機嫌よう」
\御機嫌よう〜!/
の所、好き
マジLOVE~~~
\キングダム!/
のコールアンドレスポンス、声援OKライブで参加して~~~ってなる。いつか落ち着いたらやってくれ。
ユニット曲
音也、美風藍、桐生院ヴァンが歌い出して「えっ!!そんな感じでやっていくの!?」と驚く。スターリッシュツアーズはST☆RISHだけだったから個別で歌っていたけど、今回は3グループ合同だから垣根を超えたユニットで歌うのか~~。夢のコラボじゃん。
桐生院ヴァンが音也をお姫様抱っこする所で美風藍が「やれやれ」みたいなポーズするけど、そのお姫様抱っこを提案したの美風藍だと後でバラされるの面白過ぎるだろ……!
それにしても桐生院ヴァン、最初はもっとオラオラ系の問題児だと思っていたのに4期見るとストレートに良い奴だったし、春歌さんにフラれた後は誰に聞かせるでもなく「ワイの心は風。いつもあんたに向かって吹いとる風」とポエムを詠んだりするカッコよさがあるけど、ユニット曲だとキュートでカッコいい衣装も似合う。無敵か。
そして美風藍というか蒼井翔太の繊細で美しい歌声も好き。
那月、蘭丸、鳳瑛一
このメンバーに那月入るってまじ!?
『マジLOVEスターリッシュツアーズ』から入った僕はペンライトを上上下下グールグルペンライトを上上下下グールグルで劇場を幼稚園に領域展開させた四ノ宮那月のイメージとのギャップ。これSSSを間に通してたからまだ良かったけど、『マジLOVEスターリッシュツアーズ』→『マジLOVEキングダム』を通してみると同一人物なのか混乱しそう。というか劇場を幼稚園化させる方が異例なのか…?
黒崎蘭丸、僕との出会いが「自分の誕生日に職人のようなパン作りして仲間にふるう黒崎蘭丸」だったせいで、ロックというよりパン職人、料理人というイメージの方が強いんだけども、ステージの上にいる彼を見ると「ロックだぜ……!」と思わずにはいられない。
檻とか鎖がやたら似合う鳳瑛一。ボイスが緑川光だからいくらでも聞けるし、ジョジョばりのポーズしてくれるので視覚的にも面白い。
鳳瑛一に対して蘭丸の「お前こそ大きな影に怯えているんじゃないか」は4期見ていると割と真に迫った発言だと思うけども、鳳瑛一はそれ以外に純粋に音楽が大好きで、音楽を追求する為、音也くんを悪意無くトラウマえぐっちゃうクレイジー眼鏡なので、「俺達の答えの全て音楽の中にある」って凄い的確な答えだなぁって思う。
聖川真斗、鳳瑛二、カミュ
イケメンには取り合えず水を浴びさせる。古事記にもそう書いてある。水滴とイケメンの混合技は卑怯。花道全部に噴水ビシャーし過ぎてアリーナの客もビショビショだろコレ。ただ、濡れたとしても「ありがとうございます!!!!」と感謝の言葉を述べていそうだけど。
カミュ様への第一印象を聞かれた鳳瑛二くんが良い子過ぎて(どこまで本音言っていいんだろう……)と口ごもるの面白過ぎるし、聖川真斗がすかさずフォローして「俺はカミュ先輩が好きです!!」と真顔で言うのまさしく聖川真斗。それを聞いたカミュ様の何とも言えない表情も好き。あと、髪を少し耳の上のかきあげて斜めに映った時の聖川真斗がイケメン過ぎてやばいな……!!!やばいな!!!!!
神宮寺レン、寿嶺二、皇綺羅
キングダムハーツのXIII機関のメンバーみたいな恰好にFF14 エルピス の花を持って登場。神宮寺レン、寿嶺二、皇綺羅、キングダムハーツに登場しても違和感ない…3人組!クールに見せかけて実は仲間想いの神宮寺レン!職務に全うながら真顔で冗談を言う皇綺羅!お調子者だと思わせておいて実は暗躍している寿嶺二!とか滅茶苦茶XIII機関にいそう。
翔ちゃん、帝ナギ、天草シオン
翔ちゃん可愛すぎる!!!!
暗闇からいきなりファンシーでキュートな翔ちゃん登場で「かわいい~~~~~~」となる。
翔ちゃん、ソロ曲だとカッコイイ系歌いがちだけどユニット曲だと可愛い系も歌ってくれるのか……!!
\キュンキュン/
個人的にテレビシリーズの帝ナギって性格悪くてあまり好きなタイプじゃなかったけど、マジLOVEキングダムの帝ナギは10000000点の可愛さがあって凄い。ウインクが卑怯。
可愛さに抵抗がある子と、淡々と適応してる子、自分をカワイイと自覚している男のユニットのやり取り、終始ニヤニヤしちゃう。
トキヤ、セシル、日向大和
魔法のボード(エウレカセブン)
アニメのOPに出てきそうなハイジャンプからのエウレカセブンである。ズルい。
それにしても楽しそうに歌うセシルの表情、相変わらず、すごく良い。この子、心の底から歌が好きなんだね……って気持ちになる。
そして日向大和、4期では翔さんのファンに「うるせぇ奴等だ」と吐き捨てるのヤバすぎるんだけども、マジLOVEキングダムでは「まじでサイコーだぜお前ら!お前も!お前も!お前ら全員!サイッコーに輝いてるぜえー!!!」て言うの、日向龍也を倒すための手段としてのアイドルから心の底からのアイドルになったのだと思えて感動する。
セシル「ピカピカでキラキラ~~と」←言いそう
日向大和「ビシビシでバリバリの!!」←言いそう
トキヤ「フォーエバーなラブが!」←どうしたトキヤ!?楽しいのか!?
HE★VENS
アニメシリーズのHE★VENSって印象の悪い子もいるし、全体的にST☆RISHのかませになっているし、彼らに尺がとられてST☆RISHの活躍が少なくなっているな~~とあまりうまくいってない感じはあったけど、この映画の為だったと思えると全部許せる。それぐらい彼らは輝いていた。
最初はプロ集団って感じで、メンバーであろうと容赦なく切り捨てるイメージがあったHE★VENSだけど、最終的にST☆RISHは仲間、QUARTET NIGHTは同士、HE★VENSは家族ってイメージになってしまった。居場所、仲良し感が強くなったよね……それが良いぃ!!
特に鳳瑛一と瑛二の兄弟のこの二人絶対仲良いやん……が滲み出ているの良いよね。僕も兄がいるけど、あんな関係無理。
それにしてもHE★VENS、2期や3期で歌いながらドラゴン召喚して観客にダイレクトアタックするの好きだったけど、4期でそれがなくなって寂しい感じあった中で今回はステージ上だけ激しく燃えてインパクトありつつ観客は無事な方法に感動した…!
帝ナギの「何があっても僕たちはエンジェルの味方だから」心強い……!!
QUARTET NIGHT
冷静でデータキャラだと見せかけてノリノリでステージで歌う美風藍、好き。カミュ様が「歩み寄る大切さ」と言った時の寿嶺二の表情好きだし、カミュ様が「黙れ愚民!」と言った時に微妙に「キャ~~」って声援上がるの好き。観客がただのNPCではなく生きている感じが凄いのがうたプリの映画の特徴だと思う。
僕はあんまりライブに参加したことがないが、実際に参加しても多分、自分だけが目立ってアイドルに声をかけたいとは思わないと思う。
でも、観客席に何百人といるみんな一人一人がただステージにいる彼らに夢中になって、各々が好きに声援しながら自然と会場がひとつになる瞬間があったらとても楽しいと思う。
SSSでもそうだったけど、劇場でもみんな好きにペンライトを振って、推しが映れば悲鳴を上げて、それぞれが好きに自制心を持ってアイドルに夢中になっているのを観たり、聞いたりするのは凄く楽しい。それを凄くリアルに感じられる質感で作ってくれているうたプリの映画ってやっぱり最高である。本当のライブにもいつか参加したい。
そして改めてカルナイ、ソロで活動してきた4人が無理矢理集められて、今でもべたべた仲良しこよしじゃないけど、段々と気を許して信頼はしている関係性って好き。
ST☆RISH
炎!!!!
あの量の火薬。ドームだと禁止されてそう(冷静)
世代的に五芒星作るのレッツゴー!陰陽師思い出してしまうし、マジLOVE1000%といい青春ガンジス川みたいになっているライブである。
もしかしたら僕のツイートとかブログ見てる勘がいい人にはバレているかもしれないけど、僕は4期、音也の「ST☆RISHは永遠。でもね。今は思うんだ。永遠なんかないんじゃないかって」で僕の気持ちを不安にさせ「だけど…だからこそ永遠じゃないからいいんじゃないかって今は思えるんだ」からの逆転の笑顔が大好きなんだけど、
今回、音也の「永遠なんてないってわかってるからこそ今を大切にしたい」からの真斗が「限りある時間だからこそ楽しみたいのだ、出来る限り長く夢を見続けたい」に感動してしまった。全てはいつか「過去」になる。でも、それでも、だからこそ「今」を楽しみたい……!!それはこの映画を観ている……うたプリを楽しんでいる僕も一緒……!!
マジLOVEキングダム
音也「新曲だよ、みんなタイトル知っているよね~~~」
僕「(多分知らん曲だな……)」
アイドル「マジLOVE~~~」
僕「(\キングダム!/)」
知ってる~~~~ってなってしまった。序盤のコールアンドレスポンスが伏線だったとは……!!!
この歌、優勝です!!!!!!
グループの垣根を超えて1つの歌を歌っているのだけでも感動するのに機関車は宙を舞って、背景には色んな色の花火がこれでもかと爆発して、イケメンが歌う。
何か幸福感だけの成分を全部詰め込みましたみたいな映像に、笑顔になってしまう。
そして、そのままみんなで♡を作って終わり。
幸福感が凄い……!!!
何よりも、ドームが開いて翔ちゃんが流れ星見る演出、『マジLOVEスターリッシュツアーズ』でも観た!!!!!!
アンコール
1人だけマラカス持って参戦する寿嶺二何!?
マラカス持って出て来たの意味分からなくて笑ったし、マラカス持ってるのには滅茶苦茶かっこいいのも意味分からなくて笑う。
あと、感動して泣いてる帝ナギ、ズルいでしょ……
マジLOVEキングダムはひとつのライブとしても楽しめるし、アニメシリーズから続くうたプリの最終回としても楽しめる。そりゃ、みんな笑顔になる映画な訳だ。
同時にライブ映画としては『マジLOVEスターリッシュツアーズ』の方がブラッシュアップされていて、常に進化し続けていることを実感する。
最後に
最後にこんなこと書くのも卑怯だけど、僕の力不足なのもあって、タイミング的にも今までみたいにうたプリの感想を読んでも楽しめない人も沢山いると思う。正直、僕も「これは空気読めてないのでは!?」と不安だった。
僕は基本的にブログでは読んでる人を楽しませたい、笑顔にしたいと思いながら書いているので、ここからのことは書くか悩んだし、正解なのか今も悩んでいるのですが、最近うたプリ関連って色々あって哀しい話題になっているじゃないですか。
マシュマロでも「よーださんはどう思いますか?」みたいなのも貰ったりしたけど、こんな歴史のあるコンテンツで半年ぐらいしか関わってない僕が何をご意見番すればいいのか分からなかった。ただ、見ていても対応の仕方はどう考えてもよくないし、これで引退を選択する人も出て来たりするんだろなぁって思うと悲しくなったりした。
悲しくなることが多くなるコンテンツにずっといるとしんどくなるので、来週から仕事も本格的に忙しくなるし、『マジLOVEキングダム』を最後にSSSやライブまで一時的に離れようかと思ってゴールだと思っていた『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』を映画館で観たのですが
鑑賞後、
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とテンション上がって
「キスよりすごい音楽たち」を買っちゃった。
ただ、一晩経って冷静になるとゲームは本当に時間泥棒なので資格試験終わる日まで頑張って封を開けないようしないといけない。
色々あるけれども、純粋にうたプリを僕はまだまだ楽しめそうなので楽しんでいきたい。
これから先も何が起こるか分からないですが、僕も、これを読んでるあなたも、お互いに無理せず休みながらも心強く頑張って生きていけたらいいですね。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。