社会の独房から

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箱根で最高の1日をキメる

「箱根で最高の1日をキメる」というタイトル、自分で書いていてあれだけど「箱根旅行が最高」なんて至極当然過ぎてわざわざ改めて文書にすると違和感あるレベル。箱根と書いて最高と呼ぶ。

箱根最高ーーー!!!

箱根の唯一の欠点は遠方にあるところ。関西から東京に引っ越したもののそれは同じ。

 

しかし、何となく遠方なイメージだが、そういえば箱根ってどこにあるのかイマイチ理解してないなと気づいた僕は日本地図を見てみる。

 

 

箱根って神奈川県なの!?

イメージ的に静岡とかだと思ってた。というか関西にいた時はわざわざ関東地方の地図を拡大して見なかったから気づかなかったけど、神奈川県って横に広すぎるだろ…。これで首都圏の一員ですよって顔して良い広さじゃないだろ…。

それはそれとして箱根って家から普通電車で2時間程度で着くやん…。こんなん欠点ないやん…。行くぅ。

という訳で箱根日帰り旅行を決行した。

 

 

有給を消費しての平日旅行だったため、疎らである。

目的地は日帰り温泉の天山湯治郷。

最寄りの箱根湯本駅から歩いて2km強の30分ぐらいかかるが、せっかくなんでバスは利用せず。夏場なら無理だが、涼しくなってきた今だからこそできる。

 

 

道中でねこを見つける。こういうのがあるから散歩はやめられねぇ。

 

そして天山湯治郷に到着。タオルは付いてなく入館料は 1,450円。

温泉は源泉かけ流しで勿論、加水・消毒・循環無し。ほぼ露天で緑の自然を楽しめる5つの浴槽。熱さも色々なので自分好みを見つけられそう。お爺さん達が「これは45度!」「いや、44度だって!」と温泉の温度で世界一平和な言い争いをしている。

それにしてもネットを見ると天山湯治郷は人気なので風呂場も混むと書いてあったが、僕が行ったのは平日だったのもあり。空いていてノーストレス。

休日にスーパー銭湯に行くとあまりにも混み過ぎていて「これ…家で入ったほうが足伸ばせないか…?」みたいな状況になることが偶にあって、『ギャグマンガ日和』の銭湯へ行こう回を思い出す。

混雑で地獄と化した銭湯から脱出をはかる話なんだけど、
混雑のせいで出来た血でエセローズ風呂になったお風呂とか人間タワーとかでてきてシュールだし、「限界だ…俺を殺してくれ」「なにいってんだ、お風呂入りに来ただけだろ!」のシーンで毎回笑う。

 

それに比べて平日の温泉は平和。こうやって僕はのんびりしている中でも、世の社畜共は必死に働いているんだなぁと悦に浸れるのもアド。

サウナもあって、かまどのような独特な形も雰囲気あっていい。水風呂も冷た過ぎず丁度いい。

温泉を楽しんだ後は、リラックスルーム。ゴロゴロしながら見る景色は最高で何もかも最高。寝てしまった。

 

 

目が覚めてぶらぶらして、次の目的地へ向かう。

次も日帰り温泉。箱根湯寮である。

本来ならバスで向かうべきなのだが、自由気ままに歩いていくことにする。

しかし、道を間違えたのか「秘境温泉に向かっているんか…」と思わずにはいられない山を登り、細い道をひさすら進み、心細くなり、泣きたくなるのを大人なのでじっと我慢して進む。

 

そして見つけた看板。そうだ、歩んできた道のりは間違いではなかったのだ。

入館料は1600円でタオルは付いておらずレンタルもないので注意が必要。

温泉に入る前に水分補給。麦ジュースがうまい。

 

アルコールも入って気持ちもよくなったので、サウナもきめちゃう。冷静になって考えると絶対に身体に悪いコンボでもしかしたら死んでいたかもしれない。気持ちよくなったからってやめようサウナ前飲酒。

見晴らし風呂では、目の前にある蔦が絡まる巨木を見ながら、ゆったりと温まることができて最高だった。

 

 

 

最後に

そういえば何も食べてなかったので、帰りに小田原で「箱根そば」を食べる。

 

 

普通のチェーン店らしいけど、美味しい。しかし、ここで食べるなら箱根で食べたらよかったな…と思いつつ帰路へ。そういう判断ミスも旅の醍醐味である。箱根で最高の1日をキメました。