映画やアニメなど作品を観て、感動をした気持ちをSNSで共有しようとツイッター開くと何だか凄く叩かれてて寂しい気持ちになったこと、人生で1度くらいはあると思う。
逆に自分はつまらないなと冷めた感じになったのにツイッターを見るとやたら大絶賛で困惑したことも多いと思う(基本的にネットは叩いて良い空気になるまで大手を振って叩く人は少ない)
ネットで大絶賛だったから期待して観たが、上がりまくったハードルを越える事が出来ず、まぁまぁこんなものかという感想になってしまったというパターンも多い。
自分の感想とネットの中のマジョリティーの意見の相違は必ず生まれるモノだが、そのズレはストレスを生むし、何だか自分の鑑賞眼が否定されているような気がして落ち込んでしまう事もあるし、作品の質とは別にネットの風潮そのものが辛い事もある。
特に話題になっている作品は信者もアンチもやたらと大きな声で罵倒し始めるので、周りの人が面白がって作品には興味もないのに乗っかかり、ますます大きな話題になると一番辛いのは普通のファンだ。
そして最近ネットを騒がしている作品といえば『けものフレンズ2』(以下けもフレ2)である。9話がニコ生のアンケートで歴代ワースト2位になったり、ネットでは「否」の波が押し寄せており、マイノリティな『けもフレ2』ファンは中々肩身が狭い形になっている。
今回は『けもフレ2』がそんな騒動を巻き起こしているが、この先、あなたの好きな作品が滅茶苦茶ネットで叩かれる時があるかもしれない。そんな時の対応策を書いていくので来たるべき時の備えて読んで参考程度に読んで頂けると有り難い。
1自分の好きな作品が叩かれている時にやってはいけないこと
まず自分の好きな作品がネットで叩かれていてやってはいけない事を書いていく。
絶対にやってはいけないことは「この作品の良さがわからない奴は低能」「この作品がわかる俺たちは思慮深い」などのような作品自体ではなく、それを飛び越してアンチ叩きや自分自身の持ち上げに終始する空中戦をする事であり、これをするとますます作品の評価は荒れる。
あなたが本当は作品の事が好きなのではなくて自己承認欲を満たしたいだけならこれもしても良いが人気作品になればなるほど、舐めた発言を見つけて晒してやろうと意気込むハイエナ達が多いので、大概これをすると晒しRTされて馬鹿にされる(それでもRTされて嬉しいなら何も言わないが)
信者の声が表面化しやすい時代、アホな信者の一つの言動のせいで信者ではなく作品自体に多くのアンチが生まれてしまう。自分は正しいと思った事でも多くの人からすれば頭のおかしい事だと捉えられる事も多い。自分の言動が作品に傷をつける可能性があると思った方がいい。
次に出来るだけやめた方がいいのはネットで叩かれているからって自分の好きな気持ちを無理に変えてしまうことである。
ただ一つ注意して欲しいのが、他人の評判を見てから自分の感想が変わるのは何も悪いことではない。自分自分ではなかった視点からの評価する人に感化されることなんて今のネット時代腐る程あることだし、他人の影響なく自分自身を形成することは難しい。
しかし、納得して感想が変わるのは良いが、自分はそんなに嫌いじゃないけどネットで叩かれているから何となく流されるのは良くない。そういう見方ばかりすると作品自体をみるのではなく他人の目ばかり気にするようになり、ネットにおける自我の喪失になってしまう。現実でなくせめてネットぐらい自分というモノを持っておきたい所。
2もし自分の好きな作品が叩かれていた時にやるべきこと
1「SNS 断捨離」をする
SNSを見ない。これが一番効果的で早い手段だ。
ただ言うのは簡単だが、実際は難しい。特にこの「オタク総ツイッタラー時代」におけるオタクとツイッターの関係はもはやどんなリアルな友達関係より深いのかもしれない。まだ映画など1,2週間で一つの作品の感想が流れてしまうスパンだったら有効かもしれないが、アニメになると最低で3ヶ月程度の長期放送になるのその間ずっと「SNS 断捨離」をするのは一種の修行である。少なくともSNS依存症の私には無理だ。手が震える。
2ミュート機能を利用する
ツイッターにあるミュート機能。作品名やキャラの名前などをミュートにするのも効果的だが、ツイッターにあるミュート機能は基本的にアホなのでちょくちょくすり抜けてくるし、大きな声で叩きたくない、目立ちたくはなく層が検索で引っかからないように作品名を変な略し方をして叩いたり馬鹿にしたりする結果、ミュート機能をすり抜けて見えてしまう悲劇も多い。
ミュートは信用するな。
3好きな人同士で小さなコミュニティを形成する
どれだけその作品が好きな人がマイノリティでも好きなモノを語り合いたいという気持ちはあると思うんですね。そういうときに使えるのがツイッターにあるリスト機能である。そこに数少ないファン達をメンバーに入れるとまるで世の中ではマイノリティなのに自分のTLではマジョリティになる事ができるのでオススメだが、一つ注意して欲しいのが世の中には逆張り勢と言われる人達がいて詳しくは以前私が書いた記事を読んで欲しい
こういう層は別に作品が好きなのではなく、マジョリティを叩きたいだけでなので攻撃的で作品含めて場を乱す存在で、ファンからしたら一番厄介な存在なのでメンバー選びは慎重に。
4好きな事は好きと言おう
例え、その作品が好きなのが自分だけでもその作品を好きだと思ったのなら好きだと言うべきだし、あなたの好きという発言が他人の気持ちを巻き込んで大きな渦になるかもしれない。確かに「否」の波が凄い作品を褒めるとまるで人格否定までしてくるような頭の悪い意見などをくらうかもしれませんが、今のネット時代、嫌われている作品を擁護するにはそれぐらいの気概が必要なのかもしれない。それに誰もあなたは作品を通して感じた事を否定する権利なんてないし、あなただけのものだから大切にして欲しい。
ただ、攻撃的に叩かれすぎて作品自体への興味が薄れてしまったり、ストレスで禿げそうになるなら一旦落ち着いて距離を置くのも大事だ。
3他人は他人、自分は自分
ネットは感情の海であり、人は簡単にのまれてしまう。
私もよく自分の好きな作品が罵詈雑言叩かれているのをみて悲しくなったり、こいつ何も分かって無いなと見下したり、その点は確かに納得したりして他人の評価を気にしまくっているが、肝心な事はマジョリティだとかマイノリティだとかは気にしないことである。簡単に呑まれてしまう時代だからこそ、他人は他人、自分は自分の精神が大事であり、叩く方も、その作品が叩かれているから叩くの行為はただのイジメなので、きちんと作品を観て自分の言葉で叩く事が大事だ。
最後になるが、自分の好きな作品が叩かれているのを見ると絶対ストレスになるのが分かりきっているのにわざわエゴサまでして叩かれているのを見てしまう私のようなドM精神の持ち主がいると思うが、ブラック企業で働きすぎて精神と心がおかしくなるようなストレスへの依存症なので程々にしたほうが良いと思いますよ。身体には気をつけて作品を観ましょうね。
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