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FF14プレイ日記Ⅸ 新生エオルゼア編2.5クリア!怒涛の鬱展開で辛い。

2019年から始めたFF14「新生エオルゼア編」も遂に完結。

以前にも完結と書いたものの実はまだ終わっていなかった新生エオルゼア編。

 

FF14では「パッチ」という言葉をよく聞くが、新生エオルゼアのメインクエストをクリアしてからイシュガルドに入るまでがこんなにも長いとは思わなかった。

メインクエストが「0」だとしたら、そのあとに3~4か月に1回のスパンで5回程度にわけて「1~5」というその後のお話が続いていった。

 

そういった仕組みのゲームを今までやったことがないので新鮮だったのと同時に、イシュガルドはまだなの?という気持ちもずっとあった。

 

ただ、舐めていたけど、この「1~5」の部分が面白かった。正直、本編より好き。

ストーリーも盛り上がったし、お使いイベも減ったし、シヴァ戦のBGM演出のキレキレさ、大量のプレイヤーが同時接続してプレイする「MMORPG」要素も増えたし、高難易度ダンジョンが楽しい。

 

ようやく先輩ヒカセン達が言うFF14の楽しさが見えてきた気がする。

という訳でFF14新生エオルゼア編2.5のラストについて書いていきたい。

 

絶望

今まで、光の戦士である主人公は成功体験の連続だった。

本編やサブクエ含めて負け知らず、選ばれし者である主人公。

主人公を知らない者はいない。エオルゼアを救った英雄でもある。

そんな主人公が「光の加護」を失い弱体化したが、それでも暁のメンバーであるムーンブリタさんの犠牲の上で遂に宿敵であるアシエンのメンバーを倒すことに成功し、今まで好き放題されていた敵への反撃ムードが生まれた。

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↑主人公と同行する事になったドラゴンの偉いさん。最終的にデレる未来しか見えない

 

そして直前での巨大なドラゴン戦であるイシュガルド防衛の勝利。

暁の躍進はここからクリスタルブレイブの活躍は今から。

 

そういった出来事の積み重ねにより、「イシュガルド」に向けて主人公たちを上げにあげておいて、最後の最後にここまで叩き落とす展開は上手いシナリオだなと。

 


まとまらないエオルゼアの政治と確執、内部抗争が解決した帝国。対イシュガルトへの対応など大枠に目を向けさせていながらも、実はウルダハの内部で大きな陰謀が蠢いており、幾重もの伏線と計略に主人公と暁はかかってしまう。

 

エオルゼアの英雄は一転、ナナモ女王暗殺(しかもよりによってまだ幼いナナモ女王である。本当に性格が悪い)の汚名を着せられ、身を挺して守ってくれた仲間達を背に逃亡。

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↑こいつ殴りてぇ(直球)

 

今までにない圧倒的な絶望と共に「暁の灯火を絶やさない」ために再起を図る。

 

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 ↑展開は辛さの連続なのにこいつらが予想外にイケボ過ぎて笑ってしまうのが癒し。

 

いや、こういう言い方あんまり好きじゃないけど「脚本家は人の心がないのか」

確かに続編である「蒼天のイシュガルド」を購入してもらうために海外ドラマでよくあるクリフハンガー的終わりにするのはよく分かるけど、今まであんまり鬱展開がなかったのに急にこんな重量級の鬱来るなんて思わないやん!

鬱イベ前に「十分なプレイ時間を確保して」って警告あったけど、本当に必要なのは「気持ちをしっかり」だった気がしてならない。

 

僕は直ぐに蒼天始められるけど、当時の人はこの気持ちのまま蒼天が始まるまで半年近く待ってたと思うとお疲れ様です。まぁでもその祭りに参加したかった想いもある。一緒に「辛いよぉぉぉぉぉぉぉ」って言い合いたかった。

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 ↑拙者、仮面キャラが死ぬ直前に顔の一部が判明するの大好き侍。

蒼天のイシュガルドに向けて

新生エオルゼア編の序盤から登場していたアルフィノ。

彼が雪の家で打ちのめされて、今までの自分を反省するのがグッと来た。

アルフィノは嫌いじゃないけどずっとお高くとまってるというか、自分はあんまり行動しないのに雑務含めた命令だけしてるやつだと思っていた(暁のメンバーがほぼそれなんだけども)

恐らく「新生エオルゼア」と「蒼天のイシュガルド」の影の主人公が彼なのではないかと。プレイヤー自身である主人公が物語中に精神的成長を見せるのは難しいので、その変わりがアルフィノなのではと思う。

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彼がこの奢りからどのように成長していくか本当に楽しみだ。

アルフィノ、好き。

 

あと、オルシュファンさんが変態性とイケメンさの両方を待っているの無敵だと思う。個人的には彼が「新生エオルゼア編」で一番好きだ。

蒼天のイシュガルドが彼の活躍の本場だと思うので滅茶苦茶楽しみ。

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↑主人公に対して、邪悪にほくそ笑む展開が何回かあったため、裏切ると思ってたのに今のところ何もなしのタタルさん。僕が気にし過ぎなのか

 

様々な思惑が交差し、激動の展開を迎える「蒼天のイシュガルド」編。

ネットの評判も恐ろしく高い本作。

チュートリアルと言われ続けてきた「新生エオルゼア」編をクリアし、ようやくFF14の真髄に触れる事が出来ると思うと、楽しみだ。

 

無意味な「あれとってきて」「誰々に伝えて」「3大珍味集めてこい」など、内容を水増しするための虚無イベなど遊んでいて辛い事も多かった「新生エオルゼア」編だけど、クリアすると感無量。逆に言うと、これから先、どんな虚無イベが来ても立ち向かえそうだ(ポジティブ)

 

これからもFF14遊んでいくのでよろしくお願いします。

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