社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ONE PIECE(ワンピース) 海賊無双4』レビュー。

何度目だアラバスタ編の追体験。 私たちは痴呆老人のように何度もアラバスタ編を体験するし、ペルは一向に死なない。 という訳で『ONE PIECE(ワンピース)』とタクティカルアクションゲーム『真・三國無双』がコラボレーションした作品も本作で4度目。 『グ…

「マジいいシーンなんすよ」に象徴される『ONE PIECE』のコラボやスピンオフ、宣伝CMの歴史

バスターコールステマ騒動はご存知だろうか nlab.itmedia.co.jp 端的に説明すると 漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の非公式アートプロジェクトと称する「BUSTERCALL(バスターコール)」が非公式ではなく、ジャンプ編集部主導の公式企画だったということ。 …

『あつまれ どうぶつの森』プレイ感想日記③ ブーケと愛を誓い合った星降る夜の日

人は誰でも一度は獣に恋する(あいさつ) 前回、ブーケとの運命的出会いと果たした僕。 www.shachikudayo.com こっちの島に来てくれる事を匂わせていたブーケ。 そして移住者が3人いると言っていた、たぬきち。 これが意図する事とは。 『あつまれ どうぶつ…

『あつまれ どうぶつの森』プレイ感想日記② 黒人少年も笑顔を思い出す。

博物館建つのに二日かかるの悠長過ぎない?(あいさつ) フクロウが来るまではたぬきちに「新しい生き物みつけたよ」って報告できたのに、今ではマイホームの借金の話と新しいノルマの話しか出来ない。 付き合う前は優しいのに彼氏になると急に暴力を振るう…

アフガン帰りの黒人少年兵も『あつまれ どうぶつの森』感想日記

どうぶつの森って何が面白いの? ずっとこの疑問が頭の中にあった。 どうぶつの森とは、「スローライフ」を楽しむゲーム。プレイヤーはどうぶつたちが暮らすとある村へやってきて(本作では無人島)、自由気ままに暮らすことができる。 家のインテリアにこだ…

映画『一度死んでみた』感想。デスメタルがデスメタルになってないのには意味がある。

監督はauCMの『三太郎』シリーズを手掛ける浜崎慎治。脚本はソフトバンクCM『白戸家』シリーズを手掛けてきた澤本嘉光。そこにフジテレビも関わるという ここまでの「Not For Me」案件中々ないよ。 と思ってしまうのは僕だけだろか。 ただ、ただである。 …

伝説のすた丼屋の『超ニンニクすた丼』食べた感想

新型コロナウイルスの影響でディズニーなどが休業になり、映画は公開延期、株価は大幅下落、SNSなどではデマが流れ踊らされ、若者VS老人など安易な対立構造が生まれ、罵詈雑言の嵐。そんな暗いニュースばかり流れてくる昨今、いかがお過ごしでしょうか…

『くらげ中二』という昔ジャンプに連載していたクラゲ漫画

週刊少年ジャンプと言えばやはり「打ち切り漫画」だろう。 数多くの漫画が大ヒットを夢見て連載を始め、あの週刊少年ジャンプに連載したという思い出だけ作って打ち切られる。 そんなあまりにも悲しい現実。夢の果て、野望の墓、人生の捨て場でもある週刊少…

「R-1ぐらんぷり2020」感想。無観客でも上沼恵美子さんに酷評されても野田クリスタルは面白い

新型コロナ感染拡大予防のため、一般客の来場を取りやめて無観客という、お笑い芸人さんからしたらやり辛く、審査員からしても客の反応が確認出来ないため、本人のセンスが今まで以上に問われるという前代未聞の大会となった「R-1ぐらんぷり2020」 振り返り…

映画『Fukushima50』感想。素晴らしい冒頭と嫌悪感しかないラスト

ネットでは「事実の加工」がされているという事実との相違の問題や、イデオロギーの対立の道具になったりしている本作だが、個人的にはそういう事じゃなくて、単純に娯楽映画として酷い出来であり、あまりにも邦画の悪い所が凝縮されているとかそういう話を…

TV版未見のオタクが劇場版『SHIROBAKO』観た感想。

世間では大人気でも、触れてこなかったコンテンツってあると思う。 僕の場合はそれが『SHIROBAKO』だった。 理由は色々あって、社畜で辛い時期だったので社畜アニメを見たくなかったとか。 嫌いな上司があいさつに「ドンドンドーナツどーんと行こう!」って…

シャークネードだけじゃない!漫画『チェンソーマン』感想。レゼ編の完成度に感動した話

「チェーンソー」「サメ」「トルネード」「爆弾」と言えばなんだろうか。 そう、みんな大好き国民的サメ映画『シャークネード』である。 サメ映画と言えば、チェーンソーがサメの好敵手なのがお決まりだった訳ですが、チェンソーマンでは台風&爆弾コンビと戦…