映画
今、1番ホットな怪異「ターボババア」をご存知だろうか。 高速道路のトンネル内を車で走っていると、突如窓を誰かに叩かれる。振り向くと自分の車と並走する老婆がこちらを見ている、というもの。 場所は六甲山とされる場合が多い。まれに、真夜中の町内に…
新田真剣佑といえば筋肉である。鍛え抜かれたマッスルである。 それなのに彼の甘いマスクばかり注目され、演じる役もその方向ばかり。 眼鏡の貧弱キャラとか、頭脳派キャラとか。 何か違う。甘いマスクも素晴らしいが、それだけでは彼の魅力がイマイチ引き出…
映画を観ていると異常なまでの熱量を感じる事がある。 その熱量とは天元突破するような熱い展開という意味でもなく 涙が出てくるような滾る物語という意味でもない。 それは 狂気を感じる程の壮大で作りこまれたディテールだったり、 撮影に途方も無い手間が…
僕は所謂「ゆうたプレイヤー」だった。 甘ったれた人間なので他の人に寄生してクエストをクリアしたりしていた。 2乙してしまい、他の人がクリアするまでホームで待機していた事すらあった。 ただ、そんな行いが出来るのはゲームだからだ。 現実では乙=死。…
藤原達也が主演していると聞くだけで「この映画、間違いないな」という妙な安心感がある(あいさつ) 明治時代は包帯だらけの最強の剣士であり 中学生同士の殺し合いで生き残り デスゲームで生き残り 死神のノートを操り、新世界の神を目指し 勝てば一攫千金…
「くねくね」という怪談はご存知だろうか。 2000年にある怪談投稿サイトに投稿された話(おそらく創作と推定される)が起源とされる。この話が、別の者により改変され、さらにこの話が創作である旨を明記した上で、2003年に2ちゃんねるの「オカルト板」に投…
「青木ヶ原樹海には、死にきれなかった者が作った秘密の集落がある」 その都市伝説は、樹海には自殺未遂者や遭難者が集まり自給自足の生活をしている村があるという話だ。死に切れなかった人や思いとどまった人達が密かに集まりその村だけのルールに従って生…
伊集院光さんと漫画家浦沢直樹さんとの対談の時に、伊集院光さんが『20世紀少年』の最終話の終わり方に不満を持っていて「いろんな秘密、いろんな解釈、いろんなネタ振り・謎をいっぱい残したまま、急に終わって、トンズラしやがったな」と言ってたら、浦沢…
「カップルはなぜお化け屋敷に行くのか」 自然に相手に密着できるからだったり、 吊り橋効果からお互いの好感度が上がったり 甘える、守る、などの役割を意識できるからだったり、 そういうのを踏まえた結果、お化け屋敷とは「カップルの前戯」というのが僕…
2020年、コロナ渦により映画館含むエンタメ業界は大ピンチ。 そこに現る救世主は鬼滅の…だけではない。 7月という映画館も席数の上限が50%だったり、飲食禁止だったりと厳しい状況の中、興行収入50億突破した『今日から俺は!!劇場版』もまさしく救世主と言え…
その日の僕は疲れていた。 下がるボーナス、怒る上司、ブラック企業出来ないプラス思考。 そんな時は仕事帰りに映画を観るに限る。金曜日は最新映画が公開される曜日でもあり、作品を決めて観るのではなく上映時間が丁度合う作品を観て、その出来不出来に関…
鮫島事件てなんですか? >>ネタだよネタ。 >>そろそろ真相について語ろうか >>もう止めろ消されるぞ。 >>おっと 誰か来たようだ >>マジでその話はやめろ!!!!!!!!!!!!!!絶対に削除依頼してこいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!! >>6は何を…
「肉寿司」ってテレビやネットで定期的に話題になって美味しそうだけど、実際に食べてみると「あ…うん…ハイ」ってなりがちだよね(あいさつ) アンジャッシュ渡部とは違いガチ過ぎる食通で、番組で京都の和菓子屋でよもぎの団子を食べたところ「嘘だ。これは…
綾野剛&北川景子が刑事コンビに!『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』予告編 (C)2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会 今どき「落ち着け!」って言いながら思いっきりビンタなんていうコテコテの演出していいの!!??? 全力のビン…
(C)2020「浅田家!」製作委員会 二宮くんのこの表情が頭の片隅からずっと消えなかった。 初めてこのシーンを見たのは映画館の予告CM。 「観た人全員を感動させまっせ!」みたいなスタンスの予告は好きではないが、このシーンだけはずっと頭の中の片隅にこび…
ドラえもんの映画を観たかっただけなのに、『事故物件』のコラボCMでクロちゃんの気持ちの悪い映像を観せられる映画館が一番の事故物件になってしまった。 (c) 2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会 「事故物件」 それは殺人、自殺、孤独死、無理心中……な…
人生で1度ぐらい「透明人間になったら」と薄っすらボンヤリとした妄想をした事があると思う。 私はある。 やはりまずは覗きだ。 女湯、更衣室、女性の部屋などなど。 多感な中学生時代に1度は妄想してしまった人は多いだろう。 次に侵入。 覗きと似ている…
アメリカ国内における興行収入が1億4,575万ドル(約160億円)に達し、『名探偵ピカチュウ』を抜き、アメリカで最も売れたビデオゲーム原作映画になった『ソニック・ザ・ムービー』 その結果に浜村通信も大喜びしていたが、世界興行収入ではコロナの影響で急…
悪ノリはYouTube動画ぐらいの尺が丁度いい。 「犬鳴村」恐怖回避ばーじょん 劇場版 ©2020 「犬鳴村」製作委員会 興行収入13.7億円突破、動員100万人超えとなった『犬鳴村』 その宣伝の施策として「怖くない加工」を施した「恐怖回避ばーじょん」を1月にSNSで…
制作費は約160億円だったが、興行収入は世界で約30億程度。 結果的に約140億前後の大赤字を出して、あのギネスブックに興行赤字の例として記載されてしまったことでも有名な本作。 それ自体は仕方ないが、その余波が私が当時楽しみにしていたアニメ『FF:U ~…
もはや1つのジャンルとして定着した「VS映画」モノ。 『エイリアン VS プレデター』の大ヒットから派生したこれらの作品は『リンカーン VS ゾンビ』という意外に真面目なB級映画や『メガ・シャーク VS ジャイアント・オクトパス』というド直球のB級映画、『…
関西圏に住んでいる私は東京都練馬区にある遊園地「としまえん」に馴染みが全くない。 私が印象に残っている「としまえん」とは『水曜日のダウンタウン』の人気企画「真・モンスターハウス」でモンスターこと安田大サーカスのクロちゃんが檻に入れられ、22時…
監督はauCMの『三太郎』シリーズを手掛ける浜崎慎治。脚本はソフトバンクCM『白戸家』シリーズを手掛けてきた澤本嘉光。そこにフジテレビも関わるという ここまでの「Not For Me」案件中々ないよ。 と思ってしまうのは僕だけだろか。 ただ、ただである。 …
ネットでは「事実の加工」がされているという事実との相違の問題や、イデオロギーの対立の道具になったりしている本作だが、個人的にはそういう事じゃなくて、単純に娯楽映画として酷い出来であり、あまりにも邦画の悪い所が凝縮されているとかそういう話を…
あの三池崇史監督が「さらば、バイオレンス」と宣伝したこの映画は冒頭から生首が転がり、銃弾と血、刀と四肢が飛び交う最高にイカしたバイオレンス映画になっている。 つまり「さらば、バイオレンス」とは真っ赤な嘘ということだ。 しかし同時に「さらば、…
ラストシーンが大好きな映画ってあると思う。 僕なら『トリック劇場版 ラストステージ』や『インセプション』、最近なら『ジョジョ・ラビット』などがある。 そして『南極料理人』の終わり方も味わい深い。 『南極料理人』とは堺雅人が料理人として南極に一…
どうやら俺は「感情」という奴を失くしてしまったのかもしれない。 えっ、なぜかって? 映画『ミッドサマー』を観て、特に感情が揺さぶられなかったからさ。 ネットでは「嫌悪」「気持ち悪い」「底なしの地獄」「鑑賞後は子鹿のように足ガクガクになる」「一…
前作でネットストーカーの疑惑をかけられた際、Facebookに自分のアカウントのニセモノがあることが判明したのに、全く動じることなく「ほらみろっ!俺は何も悪いことしていない!」という態度をとったバカリズムの図太さを見習いたい今日この頃。 本作では残…
「この先、日本国憲法つうじません」 福岡県の山間部「犬鳴峠」には、もう使われなくなった旧道と廃トンネルがある。かつて「旧犬鳴トンネル」のそばに、不気味な看板があるとローカル怪談が流れた。 その不穏な文言を無視して奥に踏み入れば、いまだ山中に…
この映画の最大の見どころはエンドロールに流れる美術協力の多さと豪華さ。 『モンスターハンター』『バイオハザード』『ストーリーファイター』『戦国BASARA』『けものフレンズ』『コードギアス』『はたらく細胞』『ラブライブ』『鬼灯の冷徹』『とらドラ!…